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市を信じた「善意の出資者」はどうなる?…

『フォレストアドベンチャー』をめぐる市有地の契約解除と新契約のドタバタに関連して。蒸し暑かった今日。やっと「糸島の風」の印刷と「号外の印刷」が終わりました。「法令順守の当たり前のことが守られていないのですね」と森林公園民営化問題ではたくさんの方から声をかけられました。しかも3月に木の香ランドキャンプ場と、樋ノ口ハイランド森林公園を民営化したのに、市の当初予算にはその管理運営費がそのまま計上され、6月議会でも減額されませんでした。今度の臨時議会で、パシフィックネットワークに引き継いだ時点でやっと減額したところを見ると、パシフィック社への経営権移行を、市は予想していたのではないかと疑っています。急な展開に計画倒産ではないかとのうわさもありますが、もっと調べないとわかりません。気の毒なのは、市がバックアップしているということで、出資した「善意」の市民です。市が「大丈夫」と言えば、ふつう人は信じます。荒廃林の再生を願う人々が、出資したのです。市は、ネイチャー社の財政の行き詰まりに「チェックが甘かった」と言っていますが、違います。市は「チェックが甘かったのではなく、チェックしなかったのです」前代未聞の3か月契約解除は、起こるべくして起こったのです。もし、ネイチャー社が、出資者から「詐欺だ」と非難されるとしたら、その原因を作ったのは、糸島市であると断言できます。こうなると、ネイチャー社自身も、気の毒です。半年間、市を信じて会社をつくり、二丈の地元へ頭を下げに行き、スタッフを集め、いざ開業を前に東京のパシフィック社に経営権を奪われ、ふんだりけったりです。21日は、フォレストアドベンチャーがオープンします。主役は木村氏からパシフィックの金丸一郎氏へ。民間企業のイベントのオープンのために、市が費やした基幹林道の工事費と部長ら幹部職員の人件費は、相当なもの。これもまた税金の無駄遣いです。