森林公園・樋の口ハイランドを
フォレストアドベンチャーに年間10万円で違法貸付!
※市は、子どもや市民が、無料で使えたステキな森林公園樋の口ハイランドを東京の会社のビジネスに使わせている。それも年間10万円というわずかな賃貸料で。
樋の口ハイランドの概要
・場所 白糸の滝から西へ基幹林道を4~5キロ。
・面積 20万平方メートル
・建物 3棟
・平成 5年完成
・事業費 2億7000万円
・目的 森林保護と自然の大切さを学ぶ施設
〇サクラ、つつじ、シャクナゲ、モミジなど、40種1万6千本が植えられた美しい公園だった。
〇子ども達が、草スキー、水遊びのできる公園だった。ペットを連れて楽しめた。
〇パラグライダーの基地もあった。
〇森林浴のできる遊歩道は、3キロもあった。
東京ドームの4倍以上の広大な公園で、この看板が入り口に掲げられていた。長年、森林組合が手入れし実に美しい公園で、特にシャクナゲ園は見事だった。
議員の口利きで東京の会社がぼろもうけ
自然の大切さを学ぶために、県が2億7千万円で作った森林公園樋の口ハイランドを、市は平成24年度から、年間わずか10万円で東京の会社に貸しています。
与党議員が口利きしたフォレストアドベンチャーに公園全部を貸すため、市は樋の口ハイランドを、廃止したのです。(注 しかし「廃止」はウソだったと後から判明する)。
荒れ果てた公園
二丈町史に「自然を生かした名所」とうたわれた「樋の口ハイランド」は、白糸の滝から西へ5キロ地点にあります。
「お弁当をもって、ハイランドにピクニックに行きましょう」と、以前は広報で宣伝していました。
しかし、公園を廃止し、フォレストアドベンチャーに貸し付けてから、整備されない公園は草が生い茂り、樹木が伸び放題。草スキー場は斜面が崩れ、危険な状態です。
きれいな小川や絶景の展望台は、ずっと立ち入り禁止。シャクナゲ園は、ロープで寸断されて見る影もありません。
市にばく大な損害
フォレストアドベンチャーは、樋の口ハイランドの土地に、アスレチックを建設し、大人3千円、子ども2千600円の料金で、アトラクション事業、物品販売をしています。
市の土地、建物を自由に使って、ビジネスをしているのです。
いとう~月形市長が、(有)パシフィックネットワークと結んだ賃貸契約書では、公園の賃貸料は年間いくらか?
市~土地の賃料は5万8350円、建物の賃料は4万5040円。年間10万3390円。
いとう~無料で遊べた公園を、そんな安い値段で東京の会社に貸して、売り上げの一部は市の財政に入るのか。
市~市の財政には入らない。
フォレストアドベンチャーへの貸付は、公園財産を損壊し、市民の利用する権利を奪い、ばく大な損害を市に与え、しかも地方自治法244条違反です。
また7年前の公園を廃止する議案は、廃止理由が虚偽でした。私もだまされて今年5月まで気づきませんでした。(つづく)
(「ちよ便り18号」から。)
大事な案件なので、今後、一般質問に基づき、写真もいれて具体的に説明します。
| 11:07
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