随意契約したのは設立1年3カ月の会社
昨年の令和2年4月1日、月形市長は(株)伊都環境設備サービスと8500万円でリサイクルプラザ棟の業務委託を契約しました。これは平成24年から続いています。。
(株)伊都環境設備サービスの住所をグーグルマップで検索したもの。
なぜ市は、事業者決定書に会社の住所を書かなかったのでしょうか?
電話登録もない会社の実態はどうなっているのでしょうか?
前回のブログを書いた後、「陰ながら応援している」という市民の方から、
「○○議員が『伊藤は噓つきだ。市が悪いことをするはずがない』と言いふらしています。悔しいです」と電話をいただきました。
「伊藤は過激だ」「また議会を混乱させた」「市に協力しないで嘘ばかり言いよる」
そんなことをあちこちで吹聴している議員さんがあちこちにいらっしゃるようです。
では、もう少し資料を追加して説明しましょう。
これは、平成30年に私が法務局で入手したこの会社の登記事項証明書です。
会社設立は、平成22年12月27日です。
下は、前回紹介した事業者決定書。
平成24年4月1日に松本嶺男市長が決定し、谷口俊弘副市長らが押印しています。
(表)(裏拡大)
契約も同じ日。時系列に並べると、こうなります。
平成22年12月27日、会社を設立。
平成24年 4月 1日、市が事業者決定、同日7946万2950円の契約。
松本嶺男前市長は、入札やプロポーザル方式の事業者選定をいっさい行わず、設立してわずか1年3カ月の会社を契約相手方に決定し、契約していたのです。
「12年の長期実績がある」と偽って。デタラメですね。
この契約を月形市長が平成26年度からそのまま引き継いでいます。
平成24年4月と言えば、松本前市長はテレビや新聞によく出ていました。
下水道課の職員がこの年の1月に官製談合防止法違反容疑で逮捕され、市役所が家宅捜査され、4月には福岡地裁で有罪判決があったからです。
前市長は「法令順守と公務員倫理の徹底に努める」なんて神妙な顔でマスコミに語っていましたが、その裏では自分が市長権力を使ってもっと悪いことをしていたのです。
副市長や職員を手足のように使って。
法令順守だけでなく、道徳心や倫理観もない本当に最低の市長でした。
この直前の平成24年3月議会では松本前市長は、フォレストアドベンチャーに森林公園とキャンプ場を10年間タダで貸す「無償貸付」の議案を提案しました。
議会が始まる1週間前に設立された会社にです。(平成24年2月22日設立)
「公園をタダで貸しちゃる。議会までに会社をつくれ」ということをしたわけです。
市長が市の公園、市の財産を私物化したために、多くの職員が必要のない多大な事務を強いられ、市民から憩いの公園が奪われました。
松本嶺男という市長は、立派に不正をやり遂げた部下を昇進させるという手法で、秘密の漏洩を防ぎ、市役所を虚偽公文書の作成も厭わない恐ろしい市役所に変えていったのです。
平成24年6月議会では、きららの湯の民営化の提案が議員からありました。
そして平成29年4月1日、健康福祉センターきららの湯は無償譲渡されてしまいました。
「民営化」が、多くの市の財産の無償譲渡の口実にされました。有力者とそのお友達に。
そういえば、きららの湯を無償譲渡した相手方も設立2年の会社でしたね。
次回、設立年月日と決定日を確かめてみましょう。
市民のために使われるべき税金や財産が、どのようなデタラメな事務で失われてきたかを、検証したいと思います。
〈参考〉フォレストアドベンチャー不正の経過
昨年の令和2年4月1日、月形市長は(株)伊都環境設備サービスと8500万円でリサイクルプラザ棟の業務委託を契約しました。これは平成24年から続いています。。
(株)伊都環境設備サービスの住所をグーグルマップで検索したもの。
なぜ市は、事業者決定書に会社の住所を書かなかったのでしょうか?
電話登録もない会社の実態はどうなっているのでしょうか?
前回のブログを書いた後、「陰ながら応援している」という市民の方から、
「○○議員が『伊藤は噓つきだ。市が悪いことをするはずがない』と言いふらしています。悔しいです」と電話をいただきました。
「伊藤は過激だ」「また議会を混乱させた」「市に協力しないで嘘ばかり言いよる」
そんなことをあちこちで吹聴している議員さんがあちこちにいらっしゃるようです。
では、もう少し資料を追加して説明しましょう。
これは、平成30年に私が法務局で入手したこの会社の登記事項証明書です。
会社設立は、平成22年12月27日です。
下は、前回紹介した事業者決定書。
平成24年4月1日に松本嶺男市長が決定し、谷口俊弘副市長らが押印しています。
(表)(裏拡大)
契約も同じ日。時系列に並べると、こうなります。
平成22年12月27日、会社を設立。
平成24年 4月 1日、市が事業者決定、同日7946万2950円の契約。
松本嶺男前市長は、入札やプロポーザル方式の事業者選定をいっさい行わず、設立してわずか1年3カ月の会社を契約相手方に決定し、契約していたのです。
「12年の長期実績がある」と偽って。デタラメですね。
この契約を月形市長が平成26年度からそのまま引き継いでいます。
平成24年4月と言えば、松本前市長はテレビや新聞によく出ていました。
下水道課の職員がこの年の1月に官製談合防止法違反容疑で逮捕され、市役所が家宅捜査され、4月には福岡地裁で有罪判決があったからです。
前市長は「法令順守と公務員倫理の徹底に努める」なんて神妙な顔でマスコミに語っていましたが、その裏では自分が市長権力を使ってもっと悪いことをしていたのです。
副市長や職員を手足のように使って。
法令順守だけでなく、道徳心や倫理観もない本当に最低の市長でした。
この直前の平成24年3月議会では松本前市長は、フォレストアドベンチャーに森林公園とキャンプ場を10年間タダで貸す「無償貸付」の議案を提案しました。
議会が始まる1週間前に設立された会社にです。(平成24年2月22日設立)
「公園をタダで貸しちゃる。議会までに会社をつくれ」ということをしたわけです。
市長が市の公園、市の財産を私物化したために、多くの職員が必要のない多大な事務を強いられ、市民から憩いの公園が奪われました。
松本嶺男という市長は、立派に不正をやり遂げた部下を昇進させるという手法で、秘密の漏洩を防ぎ、市役所を虚偽公文書の作成も厭わない恐ろしい市役所に変えていったのです。
平成24年6月議会では、きららの湯の民営化の提案が議員からありました。
そして平成29年4月1日、健康福祉センターきららの湯は無償譲渡されてしまいました。
「民営化」が、多くの市の財産の無償譲渡の口実にされました。有力者とそのお友達に。
そういえば、きららの湯を無償譲渡した相手方も設立2年の会社でしたね。
次回、設立年月日と決定日を確かめてみましょう。
市民のために使われるべき税金や財産が、どのようなデタラメな事務で失われてきたかを、検証したいと思います。
〈参考〉フォレストアドベンチャー不正の経過
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