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一生忘れられない一般質問

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きのうの一般質問は、数ある中で一生忘れられないもののひとつになった。

まず、弱者救済と福祉のまちづくり。
「年金がでるまで食べ物がない」と言うご相談を受けた話から、市民の貧困状況、フードバンク支援、食品ロス削減、買い物難民と話をすすめた。
執行部の答弁は、それなりにまじめなものだった。

問題は、メインの「保育所の無償譲渡について」の質問。
この件については虚偽の公文書があふれているが、それを市は絶対に認めようとしない。
今回は、深江、長糸、井原、雷山各保育所の無償譲渡について、公文書をもとに質問したが、その途中でまた前回と同じ二人の議員(自民系と立憲民主)が「個人の名前や住所を言うべきではない。発言取り消しを…」と動議を出し、議会が1時間も中断した。
「個人ではない。公文書に書かれた法人の代表だ」と言っても通じない。

たくさんの市民が、わいわいがやがや、傍聴席から「森友学園でも籠池理事長って言うじゃない」「真実を知りたい」「妨害しないで」と声をあげていた。

そして1時間後の議長の結論は「発言は取り消さない」と言う画期的なものだった。
無償譲渡をめぐる過去3回の質問では発言取り消し、懲罰、辞職勧告と徹底的に理不尽な目にあってきたので、質問が終わると傍聴席から大きな拍手と歓声がわき、本当にうれしかった。

きのうは娘の命日で、夜お参りに来てくれた子たちに議会での出来事を話した。
すると心から喜び、「天国で見守ってくれているんですよ」と温かな笑顔で励ましてくれた。

ストレスで息が苦しくなるパニック障害に悩まされてきたが、もう少し頑張れそうだ。
未来をつくる若い人たちに、法令順守の真っ当な市政を手渡すために。