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入札の前に会うんだね~「どっちが市長だか…」

入札の前に会うんだね~どっちが市長だか?
57億7千万の雷山運動公園整備事業業

市始まって以来の巨額の入札結果を市長が発表したのは今年の3月31日
入札公告があったのは、去年の12月2日。
この写真が撮影されたのは、その数か月前。
政治倫理条例など皆無の緊張感のなさ。それが1者入札、落札率99.99%に表れたのでは…と疑念がわく。
巨額の事業を請け負いたいと、発注権者の市長に近づき情報を得たい業者は多い。
市にとってマイナスになる情報が、いつ企業側にもれるかわからない。
その責任を市のトップは常に自覚すべきではないのか。

総合評価方式の入札制度は、提案書を書かねばならない
57億7千万円という大事業を請け負うためには、何百ページも提案書を書かねばならない。
市から情報を取り寄せ、現地調査をし、入念な準備をしないと提案書など書けない。
他に事業者の動きがなかったら応札者が1者になることぐらい、市には想定内だったろう。
そのことが利害関係者に漏れていなかったか?


市民のみなさんへ
市長は、市民に替わって年間数百億円という仕事を発注する権限をもったエラい人(発注権者)。
市長個人のお金ではない。すべて税金ですから、その契約が公平で透明性があるように努めねばなりません。
先週、福岡市で公務員をしていたという方が電話をくださいました。
「こんな高値落札の入札を続けていたら市の財政は破綻しますよ。市民の負担が増えて大変になる」と心配しておられました。同感です。
利用者が半分しか見込めない提案書であるのに、なぜ問題にならないのか?
必要以上にでかい建物を建てるのはなぜか。


2019年3月議会で馬場企画部長は雷山運動公園の事業者選定について「談合等がないというふうな形でやらせていただきます」と答弁したが、果たしてどうだったでしょう?
市の答弁2019年3月議会

コロナ禍で多くの人が生活に困窮し、先の見えない不安が社会に満ちているとき、こんな高値落札の1者入札を見過ごすことはできません。
2016年2月、きららの湯の無償譲渡で、建設産業常任委員会に説明にきた馬場健康増進部長は「民営化でうまくいく」と言いましたが、そうなってはいません。


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