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姫島に、核シェルター完成

玄海原発から約20キロ地点にある姫島のふだん福祉施設として使っている「はまゆう」が、放射線防護対策事業で万一の原発事故にそなえ核シェルターになった。事業費はなんと1億6332万円。国は着々と玄海原発の再稼働を進めている。今日の建設産業委員会での市の説明によると、原発事故が起きた時、海がシケていたら避難できない。そのため、30キロ圏内の離島は、国の税金でシェルターを作ることになった。姫島の住民約180人全員が入ることができる。  2、3日でシケがおさまったら船で避難していただくと言うので、  その時まだ外の放射能がひどかったらどうするのか?  船は放射線を防げる防護船か?ときくと、  船は普通の船だから、そのときは防護服を着てもらうという。  また身体に放射性物質をつけたままシェルターに入れないので、  逃げ込む前に除染が必要だ。  除染テントではどんな除染を行うのか?ときくと、  シャワーで洗い流し、拭き取るだけという。  赤ちゃんから寝たきりのお年寄りまで、そんなことをしなければならないというのか?  住民の被ばくを前提にした再稼働というほかない。  シェルターに逃げこむほどの放射能が海を汚染したら、  地場産業の漁業はどうなるのか?委員会ではあまり議論にならなかったが、ばく大な税金を使い核シェルターを作ってまで発再稼働したがるなんてどうかしている。来月現地に見に行く予定。