架空法人もヤラセも文書偽造もなかったことにした議会
政務活動費で発行した議会ニュース「ちよ便り」19号と20号。2019年と2020年に「市役所ぐるみの犯罪」と批判してそれぞれ1万枚配布しました。
しかし、市も議会も利害関係者らも完全に無視しました。事実なので私を名誉棄損で訴えることができない。そこで私に議会で懲罰や辞職勧告を与えて不正を隠ぺいしたのです。
市が、元前原市長の法人に市の保育所財産を無償譲渡したときは、現職の消防幹部が架空法人の理事長になりすまし、法人選定の当て馬になりました。
身内で架空法人をでっち上げ、身内で審査するヤラセに元職員や行政区長、利害関係者らが大勢協力したのです。
森林公園とキャンプ場をフォレストアドベンチャーに無償貸付したときは、副市長ら市の幹部が、存在しない会社を「株式会社」と偽って事業者選定するヤラセを実行しました。
2018年10月号ちよ便りNo.15から。今も同じようなことを繰り返している。
履歴書も申請書も決算書類もデタラメ。いま糸島市で起きている住民組織のおびただしい文書偽造は、市がお手本と言えるでしょう。
詐欺(サギ)市役所を守るのは、チェック機能を失った似非(エセ)議会です。
議場で市長や副市長に「違法ではない」「問題ない」と答弁させ、架空法人もヤラセも文書偽造も「法令違反ではない」ことにしたのです。
違法行為を問題にする議員を悪者にして、みんなで不当な罰を与える。今回の問責決議も同じです。「おかしい」と言う議員は死ぬような目にあわされます。
エセ議会(違法なことを違法ではないことにする議会)
いとう「保育所の財産を無償譲渡する議案の契約相手方は設立されていなかった。いいのか」
議長「そんなことをしたら犯罪者ばい」
2017年6月議会。議決した無償譲渡の契約相手方法人は、設立されていなかった。詳しくは下のブログ参照。
いとう「架空法人を議案に載せるのは公文書偽造ではないのか」
谷口一成議長「質問内容を変えるように」
徳安達成「議長!動議!」
「虚偽、真実ではないとの事実確認を」
月形市長「違法性はございません」
いとう「虚偽の文書をつくらされる職員はかわいそうだ…」
いとう「井上健作議員、静かにしてくれませんか!」
谷口一成議長「そんなことをしたら犯罪者ばい」
「そういうことはないと明確に答弁しており、伊藤議員の一般質問を終了します」
(終わった、終わった!)ヤラセや文書偽造に関わった市長、副市長以下市の幹部のみなさんは、今回も議長や与党議員のおかげで数々の違法行為をすべてなかったことにしてもらい大喜び。
「伊藤議員の発言の取り消しを!」
2018年6月議会
井上健作「糸島市が犯罪者であるかのような発言がありましたので、その部分の取消しを求めます」
いとう「どこを削除するんですか?議長!」
田原耕一議長「それば言うたらいかんたい。…賛成多数です」
登記を調べたら会社はなかった。いいのか?
2018年9月議会
いとう「法務局で登記を調べたら会社はなかった」
「会社がないのに事業者決定を行ったのは違法だ」
月形祐二市長「(違法とは)思っていません」
今回の参考ブログ
工事受注業者=利害関係者についての質問を
「私生活にわたる言論」とすり替え非難
問責決議を提案する波多江貴士議員。後ろは堀田議長。
7月16日、波多江貴士(自民系)が提案した「伊藤千代子議員に対する問責決議に関する議決の再議について」が、自民系12、公明2、維新1、立憲1、無所属2の全員賛成で議決しました。
提案の様子とわたしの弁明、採決の様子はユーチューブの動画をごらんください。⇩
〇波多江貴士議員の提案(字幕付き)
https://youtu.be/i99jZF8B-8M?si=c3NKCG6jTdn2ErFG
〇伊藤千代子の弁明(字幕付き)
https://youtu.be/lvgePUwzT7w?si=ElgGq9058wvA-3B9
〇議会開会から採決まで(字幕なし)
https://youtu.be/bSiS4h1SHcQ?si=H1gNS20uy7-UPYnb
わたしの弁明(原稿)
みなさん、私たち議員の仕事はなんでしょうか。
第一に行政をチェックすることです。税金の使い道がきちんとしているか、政治は公平・公正におこなわれているか。利害関係者との癒着(ゆちゃく)はないか、監視することです。
市と契約した企業が、税金の滞納はないか。暴力団とのつながりはないか、などの情報を、市は市民に説明する責任があります。
さきほど波多江貴士議員が読み上げたこの問責決議案には、わたくしが本年6月17日の一般質問で、特定企業の課税情報に関する発言をした、それが、地方自治法第132条に該当するというのです。
地方自治法第132条には何と書いてあるか?「無礼の言葉を使用し、又は他人の私生活にわたる発言をしてはならない」と書いてあります。。
無礼の言葉とは、お前だの、きさまだの、出ていけ!だの人を侮辱することばです。私は何遍も言われました。
「他人の私生活にわたる言論をしてはならない」というのは、「議事に関係のない、個人の私生活について議論してはならない」という意味です。
私が議会で、いつ個人の私生活について発言しましたか。この問責決議案には、そのことが書いてありません。
特定企業の課税情報に関する発言が、なぜ個人の私生活に関する発言なのですか? 私は提案者にうかがいたいです。
昨年度約5億円の工事を受注した建設会社支店が、法人市民税を払っているかどうかを質問したのです。個人の私生活の話などしておりません。
したがって、この決議文には重要な事実誤認があります。
事実認定に誤りがあるのに、多数決で罰をくだせば、それは議会ハラスメントです。議会制民主主義の破壊です。
月形市長が契約を結んだ(株)キューボウ糸島支店は、糸島市に登記しておらず、実際に支店があるようにも見えない。それで、市に法人市民税が入っていますか?と聞ききました。
市は「個人情報である」と答弁しませんでした。個人情報ではないのに、個人情報だと言って答弁しないのは、市民の知る権利を踏みにじるものです。
議会が注意すべきは私ではなく執行部です。「説明責任を果たせ」と注意すべきなのです。
市長が契約を結んだ建設会社支店が、実際には支店として存在していないのではないか、そういう疑惑があるから私は質問しました。
過去に市は、なんども架空の法人を使って法人選定した事実があるからです。
利害関係者についての私の発言は、個人の私生活にわたる言論ではありません。したがって、私の発言は、地方自治法第132条に該当しないため、この問責決議案は違法です。
このような問責決議は、地方議会における「懲罰的対応」です。多数派による少数派排除のためのハラスメントそのものです。
意見がちがっても、立場はちがっても、安心して議会活動ができる議会になってほしい。私は心からそう願っています。以上です。
関連ブログ⇩をクリック
※官製談合とは?会社の実態はあるのか?支店は本当にそこにあるのか?信用できない市の答弁
堀田議長よ これが私生活にわたる言論ですか?
(本年6月17日一般質問より)
〇伊藤千代子~令和5年12月18日、市は(株)キューボウ糸島支店と深江小学校の大規模改造工事を4億1,250万円で契約した。キューボウ糸島支店は糸島市高田1丁目14-25となっているが、会社があるように見えない。支店を登記していないので、法人市民税は払っていませんよね。確認します。
〇市~法人市民税に関しては、個別具体的な課税に関する内容は、地方税法の守秘義務に当たることから答えられない。
〇伊藤千代子~登記をしていなかったら、法人市民税を払う必要はない。市と多額の契約を結ぶような業者に対しては、きちっと登記をして法人市民税を納めていただくべきだと思うが、いかがか。
〇市~公共工事の請負は、建設業法による建設業許可及び経営事項審査を受けていること、支店や営業所の実態があることが要件。(株)キューボウ糸島支店は確認ができており、発注先としては問題ない。登記の必須化は実施しない。
〇徳安達成~議長!動議!
〇堀田勉議長~徳安議員。
〇徳安達成(立憲)~伊藤議員から、特定の法人が市民税を払っている、払っていないというふうな言及が確定的にされた。地方自治法に違反する可能性がある。確認をするため、休憩の動議を申し上げる。
(午前11時37分 休憩)
(午後1時29分 再開)
〇堀田勉議長(自民)~伊藤議員の特定企業の課税情報に関する発言は、地方自治法第132条「議員は、無礼の言葉を使用し、又は他人の私生活にわたる言論をしてはならない」に該当すると判断する。
不正から目をそらす野党叩き~議会は市の番犬でいいのか?
与党議員が女性への暴行にストーカー行為、覚せい剤使用で逮捕されても、議会は懲罰的な対応を一度もとってきませんでした。市を追及するわたしにだけ、懲罰や辞職勧告をしています。
与党議員らは、市がヤラセをしようが、虚偽公文書を作成しようが、見て見ぬふりをしてきました。議会が懲罰的対応(議会ハラスメント)で、市の数々の違法行為から目をそらす(隠ぺいする)役割を果たしてきたのです。何十年も議会は行政のチェック機能を果たさず、市の番犬になりさがっています。現在、市議会で野党はわたしだけです。
⇩下のブログ参照
4)〇ヤラセと虚偽公文書作成が蔓延~市と議会がグルの官製談合天国
市長が結んだ工事契約書
「支店は法人市民税を払っているのか?」の質問に市は答えない。
関連ブログ
市長が違法行為の先頭を走る市役所
2017年10月15日号「広報いとしま」。月形市長は、松本嶺男前市長を自治功労者として表彰した。
職員に存在しない法人を「ある」と偽って事業者選定させ、契約相手方が設立されていない虚偽の議案を議会に提案し、市の財産を不正に有力者やそのお友達に無償譲渡した前市長。副市長、部長ら市の幹部を使って、市役所ぐるみで悪事の限りを尽くした。
不正をやり遂げた職員を出世させ、退職後は行政区長、シルバー人材センター、政治倫理審査会、公民館長、人権擁護委員、保護司…とあらゆる団体に天下りさせ、不正が永久にバレない悪のネットワークを張り巡らした。
人事権と任命権、許認可権、発注権、税金をフル活用して、議員や利害関係者、地域の有力者らと癒着し、法令遵守のないまちをつくりあげた前市長。それを手本に月形市長が同じ道を歩んでいる。
⇩関連ブログ
〇「伊藤議員のブログ削除を…」前市長が糸島警察署に相談したが取り下げる 2018年8月20日
2019年9月19日に書いたブログ。「官製談合の果てに議決なき違法貸付でばく大な損害」。
事実なので、市と議会から一度も抗議を受けていない。
糸島市は、ヤラセ、公文書偽造、隠ぺいがはびこる官製談合のまち。特定の利害関係者らが甘い汁を吸うために組織化された高度な詐欺市役所である。
子どもたちに胸が張れる真っ当な市役所ではない。
公務員による卑劣なヤラセの手口
この20年あまり、市が行政組織ぐるみで繰り返してきたヤラセの手口は、市の幹部が架空法人の理事長になりすまし、プロポーザル方式の事業者選定に参加したり、区長や元職員、利害関係者らを架空法人の構成員にするなど、オレオレ詐欺も顔負けの卑劣極まりないものだった。
その結果、市には偽造文書があふれた。その一部分を紹介しよう。
①存在しない法人を法人選定したヤラセで財産を無償譲渡
2007年3月1日、松本市長(当時)は二つの市立保育所を民営化し、建物、設備、備品を二つの社会福祉法人に無償譲渡するため、「財産の処分について」という議案を議会に提案した。しかし、この二つの議案は、契約相手方法人が設立されていない虚偽の議案だった。市は法人選定で、「個人」を法人と偽った大胆なヤラセを実行して、元市長ら有力者のお友達に市の財産を無償譲渡したのである。
②官製談合の果てに違法な貸付契約
2012年8月16日、松本市長は東京の会社と違法な契約を結び、森林公園樋の口ハイランドの土地20万㎡と建物3棟を、年間約10万円で10年間貸し付けた。しかし、この契約書は法的根拠がなく、議会の議決をしておらず、契約相手方法人の住所が登記と違うデタラメなものだった。与党議員の口利きが発端となった官製談合の果ての違法契約である。
③架空法人を法人選定に参入させる
2014年2月、市立保育所の移管先法人募集に、元前原市長の法人など4者が応募した。しかし、この事業者選定はヤラセだった。なぜなら、応募した4者のうち「社会福祉法人碧晟会(へきせいかい)」は、実在しない架空の法人だったからである。市の消防幹部が理事長になりすましていたことも判明。行政組織ぐるみでヤラセの事業者選定を実行し、それを議会の市民福祉委員会はまったく審査せず、賛成可決した。
④ヤラセの法人選定で財産を無償譲渡
2015年4月1日、月形市長は、二つの市立保育所の建物、設備、備品など、総額およそ2億円を社会福祉法人に無償譲渡した。しかし、その法人選定は架空法人を使ったヤラセだったので、この契約は本来無効だった。不正に財産を譲渡された社会福祉法人春陽会の理事長は元前原市長である。つまり、市長、前市長、元市長の3人が関与した前代未聞のヤラセだった。
⑤ヤラセの法人選定で財産を無償譲渡
2017年4月1日、月形市長は、市立神在保育所の財産を社会福祉法人いとしま子どもの会に無償譲渡する契約を結んだ。しかし、その法人選定は「個人」を「法人」と偽って事業者選定をしたヤラセだった。市はすべての保育所財産を、不正な手段で有力者とその関係者らに無償譲渡した。
⑥議決と違う協定を市長が結び便宜をはかる
2017年4月1日、月形市長は、当時福岡市博多区にあった会社と農業公園ファームパークの指定管理者協定を結んだ。しかし、この協定書は無効だった。なぜなら、議会で議決した内容と、市長が結んだ契約書の内容が違っていたからである。
市長は議案、登記と違う住所の会社と契約していた。この会社は、市長と契約を結んだその日に、農業公園に移転し、公園の住所に会社を登記し、公園の管理事務所を自社のオフィスにし、公園の住所と電話番号を使って自社商品を生産、販売し、銀行や他企業と取引した。
⑦議員の口利きが発端の官製談合で違法契約
2023年3月28日、月形市長は、東京の会社と森林公園を年間約11万円でさらに10年間貸す契約を更新した。議会で議決が必要な契約であるが、議決していない違法契約。契約相手方法人の住所は登記と違う。もともと2014年に議員の口利きが発端の官製談合で始めた違法な契約。
⑧契約書の住所に会社はない
2023年11月6日、月形市長はF社に市役所の売店コーナーを月約6万円で使用させる契約書を締結した。しかし、この住所に会社本店の実態はない。電話番号は他の会社の電話番号である。
⑨区長や職員が関与した住民組織の不正を隠ぺい
2020年度、市は多面的機能支払交付金の活動組織を指導して、不正受給した交付金の一部264万8千円を地域住民に配らせた。そのとき、すでに亡くなった人の領収書を作成したり、高齢者にうその領収書を書かせたり、開いてもいない総会議事録をねつ造したり、決算書を偽造したりした。市はそれらの偽造文書を受理し、県、国に「問題ない」と提出した。
もはや行政でも議会でもない 詐欺市役所と似非(えせ)議会
糸島市は、市長が違法行為の先頭を走る官製談合天国。九大移転と合併のばく大な利権に汚染され、政治倫理も公務員倫理もない汚れたまちだ。
私は20年もの間、市の不正をただし、税金の無駄遣いをなくそうと全力で調査し、議会で取り上げてきたが、根本を正すのは不可能だった。なぜなら、市と議会はグルだからだ。
彼らがやってきたことは、小さな違法行為ではない。職員や利害関係者をヤラセに使う組織的な官製談合である。
議会は、あらゆる市の違法行為、文書偽造などの犯罪をも容認し、私の質問を徹底的に妨害した。多数決による懲罰や辞職勧告で真相隠ぺいに加担した。
もはや行政でも議会でもない。利権に侵された詐欺(さぎ)市役所と似非(えせ)議会である。
警察、検察、マスメディアが徹底的に捜査、報道する以外に、糸島市をクリーンなまちにする道はない。
あさって16日は、私への問責決議が下される日。ただ一人の告発者、公益通報者を数の力で叩きのめす日だ。
堀田勉議長、あなたがすべての議員を味方につけても、不正の事実をなかったことにはできませんよ。いつかはバレる日がきます。
不当な問責決議を16日に受ける予定…
昨日、ホテル日航福岡で地方議員を対象にしたハラスメントの研修会に参加し、発言中思わず涙があふれました。(上、ちょっと私が写っていました)
TBSテレビのニュースは⬇︎をクリック
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1289865
講師は上智大学教授の三浦まりさん。参加者はおよそ400人。
実に聡明で的確。わかりやすい。次第に自分が26年間、議会ですさまじいハラスメントにあってきたことがひとつひとつ思い出され、フラッシュバックし気分が悪くなりました。
三浦氏は、議会における「懲罰的対応」についてもきちんと説明されました。政治的動機による異分子排除。その通りです。
意見の違うものを多数派が力で押さえつけるのです。
問責決議、辞職勧告、議事録削除、謝罪などを多数決でやって、気に食わない議員にみんなで罰を与え、孤立させ、時には落選させるのです。
胸の動悸が激しくなり、息苦しくなり、「いまこのホテルから飛び降りたら、ニュースになってみんな糸島市のひどい現状に関心をもつのではないかしら?」と思ったりしました。
質疑応答のとき手を上げて発言しました。
6月議会で弁明をさせてもらえないまま問責決議をうけたこと、おかしいと抗議したら、16日に臨時議会を開き問責決議をやり直すこと、問責を受ける内容が納得できない不当なこと。
これまで市議会では、覚せい剤で逮捕された議員や、女性にストーカーして逮捕された議員もいたのに、だれも懲罰にあってない。
私に「お前は出ていけ!」「だまれ」と怒鳴った議員らには何のお咎めもないのに。
司会者が「質問をお願いします」と言ったので、はっとして「どうすればいいんでしょう?」と締めくくった。うかつにも「糸島市議会の伊藤です」と名乗るのを忘れていた。
三浦氏は「勇気ある発言をありがとうございます」と言ってくださったが、そこで私の記憶はとぎれて何も覚えていない。ただ、胸が苦しいのにひたすら耐えていた。
帰りに見ず知らずの議員の方々が「どこの議会ですか?」「人権侵害で訴えたらどうですか?」「よく発言してくれましたね」とか声をかけてくれました。「頑張りましょう。応援します」と名刺をくれる人たちも。
記者の方々からも名刺をいただいたので、今後、少しでも政治的動機による議会ハラスメントに光があたることを祈っています。
市から5億円の工事を受注した利害関係者が市税を払っているかどうかが、私的な言論でないことは明白です。16日同調圧力に負けないで反対できる議員がいるでしょうか?
みなさん、16日の臨時議会の問責決議の様子をCD等にして全国のテレビ局、新聞社に送ってください。議会中継はネット配信されていますから、電話でもいいです。
世論をひろげてください。お願いします。
裁判所へ書類を提出
きのう午前中は、私が市長を訴えた森林公園樋の口ハイランド違法貸付についての書類を出しに裁判所へ行きました。
ついに準備書面4まできて出した証拠は74号まで。被告の市長側は証拠を7号までしか出していません。それもほとんど後付け。
17日までに、月形市長や堀田議長、パシフィックネットワーク社長らの証人尋問を求める書類を提出します。
松本前市長と月形市長の2代にわたって、官製談合による違法な貸付の実態が裁判で明らかになり、全国ニュースになることをこころから願っています。
三浦まり先生、本当にいい講演をありがとうございました。感謝します。
関連ブログ
違法行為も犯罪も容認し
追及する議員を叩きのめす議会
「伊藤議員、問責決議の議決前に弁明の機会を与えず申し訳ありませんでした」と議会事務局長が私に謝罪したのは10日前。そして昨日、臨時議会開催の通知がありました。
7月16日に臨時議会
主な議題は「伊藤千代子議員に対する問責決議について」
私に問責決議をくだす臨時議会は、7月16日の10時からです。
多勢に無勢ですが、当日は堂々と弁明を行なってきます。
まさか弁明の機会まで奪わないでしょう。
奪えば、議会のパワハラ体質がいっそう明白になります。
では、私がどんな悪いことをしたというのでしょう?
こちらをクリックしてください。⇩
昨年度、市と5億円もの多額の工事契約を結んだ会社の支店が、きちんと税金を納めているかどうかは重要なことです。「私生活にわたる言論」などではありません。
(株)キューボウ糸島支店は、会社の支店があるようには見えず、登記もしていないため、会社支店の実態があるのか、法人市民税を支払っているのかを問題にしているのに、市は「個人情報」と答弁しませんでした。
しかし、個人情報などでないことは、市も議会も知っています。
契約する業者については、必ず税の滞納がないか、納税をきんとしているかを調べるからです。
彼らの目的は、市の不正を追及するただ一人の議員を攻撃し、議会便りに「伊藤議員問責決議!」とデカデカ載せて誹謗中傷することです。
これは、2017年私を私を辞職勧告にした時の広報いとしまです。市会議員選挙の直前に市内4万戸に全戸配布されました。(このときの議会ではストレスで呼吸が苦しくなり、議会から病院へ救急搬送された)。
自分たちの仲間の議員なら、女性に暴行して逮捕されようが、覚せい剤で逮捕されようが、視察先でのホテルに女性を連れ込もうが、こんな記事を広報に載せたりしません。
卑劣な議員攻撃は「市役所ぐるみの犯罪」を隠蔽するため
消防幹部が存在しない架空の法人の理事長になりすまし、ヤラセの事業者選定に参加したり、応募資格のない個人を「法人」と偽って応募させ、市の財産を無償譲渡したり。
これらは虚偽公文書をいっぱい作った行政組織ぐるみの犯罪でした。
議会はこの事実を熟知しながら、ずっと見て見ぬふりをしてきました。
「それは伊藤議員が質問すればよかろうもん。俺らは知らん」と無視してきました。
虚偽公文書の作成は公務員の重大な犯罪
ところが、糸島市では、歴代市長が虚偽の公文書をつぎつぎ決裁して利害関係者の便宜を図るなど、違法行為の先頭に立ってきました。
今回、行政区長が会長をつとめる泊一環境保全組合が亡くなった人の領収書を作っても、高齢者にうその領収書を書かせても、農家に出方の日当を10年以上払っていなくても、市は放置し、議会はそれを容認しています。
市と議会は車の両輪。グルです。
農家の議員(元議員)は、ほぼ全員、多面的機能支払交付金を受け取っている住民組織の構成員だとわかってきました。
自分が利害関係者だったのですか?
それで私の質問を妨害していたのですか?
どんなに攻撃しようと、私は引きません。
子どもたち、市民のために法令遵守のクリーンなまちを!と訴え続けます。
次回のブログは、市長の違法行為をまとめて載せます。
ちよ便りは毎日チェックしてください。市政に関心を持つ人をひとりでも多く増やしましょう。真実が明らかになる日は必ず来る、と信じて。
伊藤千代子に懲罰を与える決定後 酒盛りをする議員たち
2021年6月12日のブログ参照。ここにいる全員が議長、副議長職に就任した。
関連ブログ
〇へいせい天国のまち~議会多数派の横暴① 2021年5日22日
〇多数決でパワハラはない~議会多数派の横暴③ 2021年6月2日
〇ブログの写真に激怒し辞職勧告~議会多数派の横暴④ 2021年6月12日
市と議会が反論できなかった「ちよ便り~市役所ぐるみの犯罪」
ちよ便り19号 2019年1月発行
ちよ便り20号 2020年10月発行
弁明の機会を与えなかった問責決議
6月27日、議会事務局で堀田議長、大神議会事務局長連名による私宛の文書を受け取りました。それが上の「「伊藤千代子議員に対する問責決議」に係る弁明の機会について」。
簡単に説明すると、6月19日議会最終日に「伊藤千代子議員に対する問責決議」を議決したが、本人が弁明を希望すれば議会に諮って決定しなければならないのにそれをしなかった。それでは地方自治法第127条に違反するとわかった。弁明を希望すれば臨時議会を開いてやり直さなければならない。どうしますか?ご回答くださいというものです。
最後に「不手際は心からお詫び申し上げます」と書いてあります。
そこで昨日7月1日、議会制民主主義を守ることは何よりも重要であり、多数派による問答無用の懲罰等を許さない立場から、弁明の機会を希望する(=臨時議会を開いてやり直す)書面を提出しました。それが下の文書です。
⑴問責決議(=議会からのお叱り)を受けた経過
では、どんな理由で私は問責決議を受けたのでしょうか?
一般質問で私が特定企業の税情報について発言したのは、「他人の私生活にわたる言論をしてはならない」という地方自治法第132条に該当する、という理由です。
特定企業とは、株式会社キューボウ糸島支店のこと。
税情報とは、キューボウ糸島支店が、昨年度2件の契約で約5億円の契約を市と結んだのに登記をしていない。糸島市にきちんと登記させ、法人市民税がはいるようにすべきではないかという質問のことです。
「キューボウ糸島支店は糸島市に登記していないが、法人市民税を市に納税しているのか?」と聞くと、市は「個人情報である」として回答しなかった。
しかし、糸島支店ということで「地場業者」として指名で優遇されているのに、納税の有無も言えないのはおかしいと私が追及したのが気に入らなかったのでしょう。
予想通り、徳安達成議員(立憲)が動議を出して、堀田議長(自民)が「暫時休憩」にし、議会は2時間も中断しました。以下参照。
⑵6月17日(月)質問要旨
〇伊藤千代子~令和5年12月18日、市は(株)キューボウ糸島支店と深江小学校の大規模改造工事を4億1,250万円で契約しました。キューボウ糸島支店は糸島市高田1丁目14-25となっていますが、会社があるように見えません。支店を登記していないので、法人市民税は払っていませんよね。確認します。
〇市~法人市民税に関しては、個別具体的な課税に関する内容は、地方税法の守秘義務に当たることから答えられません。
〇伊藤千代子~登記をしていなかったら、法人市民税を払う必要はない。市と多額の契約を結ぶような業者に対しては、きちっと登記をして法人市民税を納めていただくべきだと思いますが、いかがですか。
〇市~公共工事の請負に当たっては、建設業法による建設業許可及び経営事項審査を受けていること、また支店や営業所の実態があることが要件です。(株)キューボウ糸島支店は確認ができており、発注先としては特段問題はないと考えています。
なお、登記の必須化については、法令上の根拠がないこと、近隣他市においても本市と同等の取扱いを行っていることから、登記の必須化については実施しません。
(「議長、動議」と呼ぶ者あり)
〇堀田勉議長~徳安議員。
〇徳安達成~先ほど伊藤議員のほうから、特定の法人が市民税を払っている、払っていないというふうな言及が確定的にされておりました。地方自治法に違反する可能性がございますので、確認をするため、休憩の動議を申し上げます。
〇堀田勉議長~休憩。賛成の議員。
〔賛成者挙手〕
〇堀田勉議長~動議は成立しました。暫時休憩いたします。
(午前11時37分 休憩)
(午後1時29分 再開)
〇堀田勉議長~再開します。
先ほどの伊藤議員の発言の中で、特定企業の課税情報に関する発言がありました。この件については、地方自治法第132条に「議員は、無礼の言葉を使用し、又は他人の私生活にわたる言論をしてはならない」と規定をされております。したがいまして、特定企業の税情報に関する発言は、これに該当すると判断します。
伊藤議員に申し上げます。先ほどの特定企業の法人市民税に関する発言を取り消されますか。
〇伊藤千代子~取り消しません。領収書の偽造とかはほったらかすのに、絶対取り消しません。
〇堀田勉議長~座ってください。ただいまの伊藤議員の発言は不穏当発言と認めますので、地方自治法第129条第1項の規定により、発言の取消しを命じます。なお、取消しをする箇所については、議長において処置をするものといたします。
⑶2時間待っていてくれた裁判所
17日は、午後1時半から私が月形市長を訴えた「森林公園樋の口ハイランドの違法貸付」(私が官製談合と言い続けている件)についての裁判でした。
質問を終えて六本松の裁判所へ向かえば間に合う予定だったのに、動議で議会が2時間も伸びて終わったのは午後2時すぎ。弁護士を雇わない本人訴訟なので、私が行かないと欠席になります。
家に帰ったらすでに2時半。「ああ間に合わなかった…」とがっかりしているところへ裁判所からスマホに電話が。「お待ちしているのでおいでください」「はい!すぐ参ります!」と返事して裁判所へ。
3時15分902号法廷へ到着。裁判官3人、市の顧問弁護士3人、市の担当職員2人、事務官が2時間も待っていてくださったのです。
実は前もって「もしかしたら一般質問を暫時休憩で伸ばされて、裁判に間に合わない恐れがある」と裁判所に伝えていたので、善処してくださったのかもしれません。
⑷6月19日(水)問責決議案を議決
議会最終日に、波多江貴士議員(自民系)が「伊藤千代子議員に対する問責決議案」を提案し、中尾浩昭議員(維新)が賛成討論。全員賛成で議決しました。
決議案の審査に入る前、私は議場から退席するよう議長に命じられたのですが、その時「議長!弁明はさせないのですか?問答無用ですか?」と聞きました。
すると、事務局が「懲罰と違う。問責決議に弁明はない」との返事。でもそれが間違っていたのです。
8月の市議会便りに「伊藤千代子議員に対する問責決議!」とデカデカ載せる予定だったでしょう。
地方自治法第条2第16項には「地方公共団体は、法令に違反してその事務を処理してはならない」とあり、17項には「前項の規定に違反して行った地方公共団体の行為は、これを無効とする」と書かれています。
そこで、もう一度臨時議会を開いて問責決議案だけをやり直します。
臨時議会の日程が決まったら、お知らせします。ネットでライブ配信ありますので、ぜひご視聴ください。
大事なところは参考までに拡大しています。