本日 104 人 - 昨日 474 人 - 累計 443056 人
  • 記事検索

RSS

伊藤千代子に倍返し~利害関係者の小島議員に訴えられて➀

73A98448-EC2C-4121-AD76-5EC2D12CE1AC (この当時、私は日本共産党の議員だった)

7年目にわかった真実~利害関係者の小島議員に訴えられて(2013年)

2013年(平成25年)8月8日、私は小島忠義議員から名誉棄損で訴えられた。
小島議員が市民に配布したビラには「目に余る虚偽の発言をする伊藤千代子議員」、「名誉を棄損された私は「倍返し」します。そして真実は1つだということを証明します」と書いてある。

「ため池は水害防止に役立っていない。相の町ため池は浦志土木水利組合の所有で、小島議員の個人所有はない」と主張し、
1、謝罪広告 2、議員と浦志土木水利組合それぞれに慰謝料を百万円ずつ支払え 3、訴訟費用は被告の負担 を請求された。
2012年12月議会で、私の一般質問を議場でさんざん妨害した議員に訴えられ、私はストレスで具合が悪くなった。

当時、小島議員は前原東土地区画整理組合の組合員(地権者)だった。ところが市は、絶対に「議員が地権者」だと認めなかった。
そのため、私は断腸の思いで和解を受け入れ、訂正謝罪した。
「…小島氏は、…(ため池の)名義を表示していたに過ぎない」「小島氏に対して多大な迷惑をおかけした」「ここに謝罪し、訂正いたします。大変、申し訳ありませんでした」。
慰謝料は支払っていないが、大勢の議員たちはそれみたことかと私を「ウソつき!」と非難した。

しかしやはり議員は、前原東土地区画整理事業の利害関係者だった。間違いなく、地権者だったのだ。
昨年の12月、この事業で埋め立てられた「ため池跡地」の登記を調べると、小島議員は昨年の夏、すでにその土地を売却していた。

私は田原耕一議長と寺崎強議会運営委員長に公開質問状を出した。
すると「カネはまだ分配されとらん」と小島議員が議長に伝えたことがわかった。
「分配されとらん」とは、カネをもらう権利があるが、まだ貰っていないということだ。

この事実を今年の3月議会で突き付けると、初めて市は「議員も利害関係者の一人」と認めた。

7年間も隠し続けたが、ついに真実が明白になった。
「名義を貸しているだけではなく、議員は利害関係者」だったのだ。
この事実を市が早く公表していたら、私は訴えられることはなかった。
無駄な時間とお金を使う必要もなければ、社会的に非難されることもなかった。

自らも地権者で利害関係者と判明した井上義弘建設都市部長は、
3月議会で「議員が利害関係者ではないと一度も言っていない」と答弁した。
大事なことを黙っていたけど、何が悪いんだよと開き直っている。

個人所有であろうが共同所有であろうが、
   大事なことは、議員が利害関係者かどうか

議員が利害関係者である事実を隠せば、議会で公平、公正な審議はできない。
だから地方自治法や政治倫理条例、職員倫理条例がある。
資産価値ゼロのため池が市の事業で埋め立てられ、一坪30万から55万円になった。打ち出の小づちのように。
市民の大切な税金を16億円も使った市の開発事業で、議員や市の幹部がこっそり私腹を肥やすようなことは、絶対にあってはならない。

EB2FA623-D1AC-4E3D-BCE3-14A22C8E53D8 470A3880-A8B3-4A64-B040-347FD25A2191


#伊藤千代子
#糸島市議会議員
#名誉毀損