合併前、旧二丈町が建設。
昨年度の利用者は15万4千人。
敷地面積は5600㎡(約1700坪)。
本館~平成15年完成。
鉄筋コンクリート3階建て。
大浴場2つ、家族風呂2つ、露天風呂、マッサージコーナー、サウナ2つ、流水プール、レストラン、健康づくり室、事務室等。別館~平成21年完成。バリアフリーの木造建築。和室2つで60畳 ステージつき。駐車場~140台完備
※詳しくは、ホームページをご覧ください。
2億7千万の不動産をタダでもらう市内業者とは?
3月議会の予算委員会で、私が質疑したところ…市は、5月半ばから1か月半、業者を募集し、選考委員会を作って今年度中に「1社」を決定するとしています。
選考委員は7名。3名は市の職員で、4名は市長が選びます。
一般的に温泉は、井戸を掘るだけで数千万円かかると言われます。
0円で2億7千万円の不動産を取得し、温泉ビジネスに参入できる市内業者は、いったい誰になるのでしょうか?
応募資格があるのは、市内でトレーニングジム、トレーニングスタジオやプール、温泉を経営している法人等です。
市は昨年、財政難を理由に、国保税と介護保険料を大幅に値上げしました。
多くの市民が、税金や公共料金の支払いに苦しんでいるのに、無料で公共施設をどこかの業者にあげるなど、あまりにひどすぎると思います。 つづく
二丈温泉きららの湯は、年間15万人以上が利用し、市民の健康増進と医療費及び介護費用の削減に、大きな効果を発揮しています。
そのきららを、3月議会で市は、「市内業者に無償譲渡する(無料であげる)」と決定しました。
反対したのは、私と柳明夫議員の二人だけでした。
しかし、きららは市民の大切な財産。市長の私物ではありません。
まさに、前代未聞の決定です。
私の議会質問で、きららの建設費は、8億3100万円、資産価値は2億7千万円とわかりました。
本館は平成15年、別館は平成21年に完成し、まだ新しい施設です。
市は無償譲渡の理由を「大規模改修に費用がかかる」とか「運営費が削減できる」と言いますが、タダであげる理由にはなりません。 つづく
昨日のつづき
②6月6日、「リフレッシュ二丈の経営報告」について、質疑した。
経営者の社長が副市長ならば、市民は「市が責任をもって運営している」と思う。
実際、物品の購入などは、市の契約にのっとって行われると言うのだから。
ところが…「市会議員が、きららの湯へ花を贈り、それをきららの湯に飾っているのは、公職選挙法で禁止された寄付行為にあたるのではないか」と尋ねた。
するといつも市側に立って、私の発言を妨害する議長が「伊藤議員、質疑の範囲を超えている」と注意した。
ここで議長に反論すると、質疑を打ち切られてしまうので、質疑を変えて「市会議員がこういうところ・きららの湯と取引している。公職選挙法や政治倫理条例をきちんと守って、運営しているのか」と聞いた。
それに対して副市長は「一般論としては、公職選挙法に規定されている通りだが、個別の案件については、法に抵触するか否かは、警察および裁判所が判断するもの。市は判断する立場にない」と答弁した。
驚いた! 驚いた! 驚いた!
これくらいのことも判断できないで、法令順守はできませんよ。
市が、一つ一つの事例について、公職選挙法や政治倫理条例を守る立場で判断せず、「警察か裁判所が判断するんだ」と言って、見て見ぬ振りするから、市会議員が市の関連団体と契約したり、平気で寄付行為をすることにつながるのでしょう。
自分で判断できないなら、すぐに警察に届けたらいかが?
× × ×たぶん、私が同じことをしたら、ただじゃすまないことだろう。
何しろ、つぶやき一つで3日間も出席停止にされるのだから。
とにかく、昨年、職員が官製談合で逮捕されたとき、市長、副市長、総務部長はそろって、「公務員倫理を徹底する」と市民やマスコミに頭をさげた。
もう忘れましたか?
二丈深江にある「きららの湯」は、市が82%以上の株式を保有する株式会社・リフレッシュ二丈が経営している。社長は、糸島市の副市長である。
5月末、住民から、 「きららの湯に、地元の自民系の市会議員が経営する店から、 りっぱな花が贈られ、それが飾ってある。
公職選挙法違反の寄付行為に当たるのではないか」 と電話があった。確かにその通りなら、寄付行為に当たる。
しかし、きららの社長は副市長で、専務は昨年、市を退職して天下った元幹部職員だ。どちらも総務部長を務めた経験のある、いわば「法律関係には詳しい」人たちだ。同じ地域で顔なじみの議員の花を、きららに堂々と飾ったりするだろうか?すぐ6月議会が始まったので、議員本人に聞いてみた。
「あなたの店の経営者はかわったの?」
「いいや、かわっとらん」
「ではどうして、きららにお花を贈ったの?」
「あれはいいと。うちは、きららと取引しているんやけん」
驚いた。選挙区内の団体にお花を贈ったことを、まったく気にしていないばかりか、商売上の取引もしているという。
政治倫理条例で、議員は、市と金銭的な取引ができないのをしらないのだ。本人が知らなくても、経営者の副市長や専務は、ようく知っているだろうに。
なぜ、政治倫理条例に反することを、平気でやっているのか?この不景気で、どこの店も商売が大変だ。
自営業者はどこも、高い国保税などの税金に苦しんでいる。
地場産業の振興を進めるべき市が、そういう市民の店を使わず、議員の経営している店を使うとは何ごとか?こういうことが、行政と与党議員の癒着・馴れ合いの氷山の一角だと私は思っている。6月3日に、市議会でリフレッシュ二丈の経営状況について質疑ができたので、そこで訊ねることにした。
与党議員たちが、 私のつぶやきを「人権侵害、議会の品性を汚した」と 懲罰動議を提出したその日。 つづく