官製談合とハラスメントをなくそう!
全国市議会議長会から表彰。糸島市議会たより令和6年9月号より
1998年11月、私は市議選で初当選し、この11月で議員生活26年が過ぎました。
その間、調査し議会で追及してきてわかったことは、市が市民の切実な要望には「お金がない」と冷たく背を向けながら、特定の利害関係者のためならどんな違法行為も平気で実行するということです。
架空法人をでっちあげ市役所ぐるみで官製談合
糸島市では架空法人をでっち上げ、応募資格のない者の虚偽申請を受理し、市役所ぐるみで虚偽公文書を作成し、プロポーザル方式の事業者選定でヤラセを実行し、官製談合を行ってきました。
登記を無視して文書をつくる、企業の設立年月日や住所を誤魔化す、職員、行政区長、補助金団体などの利害関係者を利用して、特定の有力者らに思う存分甘い汁を吸わせてきたのです。
格差と貧困が広がり、高い税金、高い公共料金で市民が苦しむ中、弱者救済制度は乏しく、利権絡みの税金の無駄づかいが次から次へ計画され、実行されています。
議会に虚偽の議案を提案し議決させ、市長が契約を締結する不正が幾度もありました。恐るべき犯罪行為です。それに気がついて「おかしい」と私が議会で問題にすると、議会多数派は懲罰や辞職勧告で私に打撃を与え、市議会広報で大宣伝し、数々の不正を隠蔽しました。
議会が大政翼賛会化したこのまちでは議会にチェック機能はなく、自治体が詐欺師の集団に丸ごと乗っ取られたかのようになっているのです。
「法令を遵守せよ!無駄づかいするな!」と声をあげよう!
不正とパワハラは表裏一体です。上司、議員のパワハラを苦に自ら命を絶った職員もいました。
官製談合や市のヤラセに協力する者には、申請や認可の事務で虚偽記載を見逃してやり、補助金や交付金の不正受給がはびこっています。
数えきれない違法行為でばく大な税金が無駄づかいされています。しかし私ひとりしか野党がおらず、ぼう大な時間とエネルギーを費やして調査しても、明らかにできるのは氷山の一角にすぎません。
特定業者や一部の政治家やそのお友達ではなく、汗して働く人々が、このまちに住むひとりひとりの名もなき普通の人々が安心して暮らせるまちづくりが求められています。
市民のみなさん「法令を守れ!」「職員に違法行為を命じるな!」「無駄づかいやめよ!」と声をあげましょう。
私も命がけで不正撲滅へ力を尽くす決意です。
関連ブログ
〇地震被災者への義援金を私物化した市長 2021年11月10日
〇議会は市の犯罪行為をスルーして執行部と宴会へ 2024年6月19日
〇知事・保護観察所長・糸島警察署長に訴え 2024年11月2日
〇架空法人もヤラセも文書偽造もなかったことにした議会 2024年7月25日
〇市長が不正に関与した人を政治倫理審査会副会長に任命 2024年1月20日
〇議会多数派の横暴① ~へいせい天国のまち 2021年5日22日
〇議会多数派の横暴③~多数決でパワハラはない 2021年6月2日
〇議会多数派の横暴④~ブログの写真に激怒し辞職勧告 2021年6月27日
〇懲罰で「癒着・馴れ合い」の発言を削除され 2020年7月10日
〇市の違法行為を隠蔽するハラスメント議会 2024年9月4日
不正がはびこる糸島市役所
広報いとしま2024年1月号の表紙から
税金高い ムダづかいやめよ!
60億円のアンダーパスいらない
ちよ便り37号 表
ちよ便り37号 裏
地縁・血縁・利権絡みの選挙はやめよう!
6月議会では、不当な問責決議で苦しめられました。この9月議会でも質問の妨害があり、質問中に血圧が上がって倒れてしまいました。毎回、市と議会多数派による質問妨害が続いています。
ハラスメントのひどい糸島市議会では、「おかしい」「不正を正せ」と言えば、多数派から徹底的にイジメられます。いま野党は私だけです。
みなさん、地縁、血縁、利権で議員を選ぶのはもうやめましょう。
市民の声 「福祉の充実を!」
〇子どもたちが通る道路。夜、暗いなかアンダーは恐い。
〇税金が高すぎる。死ぬまで働かないと暮らせない年金。
〇水路の泥上げ代を隣組で負担して業者にしてもらった。市がするべき仕事なのにおかしい。
〇バス交通が不便。免許返納できない。福祉の充実を!
〇子どもや若者のためにもっと税金をつかって。
〇市は一部の業者にばかり仕事を発注している。下請けも市内業者を使わない。不公平すぎる。
〇原発の避難訓練がない。地震が多いので心配。
〇糸島市も他市のように、猫の殺処分対策の予算をくんでほしい。県内で殺処分が多いまちは恥ずかしい。
一般質問の動画 ユーチューブで配信中
アンダーパスに反対 急ぎ平面で拡幅を!
糸島サイエンス・ヴィレッジは住民要望ではない
多面的機能支払交付金の農家への日当未払いについて
見やすく拡大 (表面)
裏面
(株)メタコード「人手が足りない。マジ誰か来い!中学生から大人まで」
2024年広報いとしま1月号
「偽りの新春座談会」から1年後、またも9ぺージにわたってサイエンス・ヴィレッジの宣伝が広報いとしま新年号に載った。市民が物価高騰で苦労しているとき、九大西側の山林大開発に全力で突き進む月形市長。いったい誰の要望なのか?
2024年10月25日付糸島新聞の1面より。(株)メタコードの平野友康社長がsvi(サイエンス・ヴィレッジ)まちづくりについて講義している様子。
糸島サイエンス・ヴィレッジは、産・学・金・官そして地権者・土建業者の熱烈な要望である。その旗振り役が(株)メタコードの平野社長。しかし、糸島市民の切実な要望ではない。
市の職員らは「(株)メタコードは無料で仕事をしてくれている」といい、市長は「タダで働いてもらって悪いね!」と言った。サイエンス・ヴィレッジの計画作成業務を、メタコードに無料(タダ)でやってもらうとはどういうことか? 要するに、サイエンス・ヴィレッジは公共事業ではないから、税金を使ってやることができないのである。
広報いとしまにはきれいごとしか書かれていないが、平野社長のフェイスブックには、社長がこのチャンスを逃すまいとして、イトシマ株式会社の設立に向け、懸命に業務を遂行していった様子がつづられている。
上は今年2月7日の社長のフェイスブックから。「技適の申請の準備を中学生にやらせてるブラックです。」中学生に仕事をさせ、会社が「ブラック」と自ら認める記述をしている。労働基準法では原則中学生の労働は禁止されているが、社長はそれを承知しているようだ。そして、次のような記述がイトシマ株式会社の設立まで続く。
「糸島サイエンス・ヴィレッジのためにblender部隊が結成された!〇〇(中学生)にやれって言っただけだけど!」
「・・・なんていうのを中学生の〇〇に頼んでます。そして全然やってくれている。月曜は更に何人かの地元の中学生が遊びにきてくれるので手伝ってくれないか相談してみるつもりです。」
「何度も言うけど、これは遊びやごっこではなく本番であり実践です。うちに遊びに来た子は子ども扱いしないでしっかり活躍してもらいます。」
「人手が足りないからマジ誰か来い!この家に一年通えば、将来くいっぱぐれることは多分ない人になれると思うぞ。中学生から大人まで連絡まってます。」
平野社長は何度も「この家に来い」と書いているが、(株)メタコードは取締役が4人もいるれっきとした営利企業である。サイエンス・ヴィレッジの計画作成も、メタコードという会社が行なっている業務であり、労働基準法の適応対象だ。
「人手がなければ中学生でも使う」という発想は、企業倫理とかけ離れている。平野社長自身はお金をもらわず無料でやったとしても、計画完成後はイトシマ株式会社の社長に就任できるという見返りがあった。
新庁舎で流されているサイエンス・ヴィレッジのCM
先日、新庁舎の1階でサイエンス・ヴィレッジのコマーシャル=CMが流されているのを聴いた。この宣伝を毎日のように耳にすれば、サイエンス・ヴィレッジ構想が市民や職員に浸透し、税金投入しやすくなると市は考えているのだろう。
下は、今年3月5日の平野社長のフェイスブックから。
「出来立てホヤホヤの糸島市役所・新庁舎では、1月からSVIまちづくり構想のCMがガンガン流れています。4月からはこの2本が流れます。1本は〇〇、1本は僕がつくりました。」
〇〇とは、社長が親しくしている中学生のことである。
馬場副市長「子どもでも才能を発揮していい」
先の9月議会で、私が「サイエンス・ヴィレッジのCMを中学生に作らせて、市は何をやっているのか?」と質問すると、馬場貢副市長は「中学生であれ、高校生であれ、小学生であれ、その才能を発揮するということに対しては否定するものではない。」と答弁した。
糸島中の会社が「人手が足りない、中学生よ来い!」と呼びかけても、「才能を発揮している、オーケー」と副市長は言うのだろうか?
平野社長は資金不足と人材不足の中で、子どもまで呼び集めて大急ぎで生成AIを使ったサイエンス・ヴィレッジ計画を完成させ、イトシマ株式会社の社長に就任した。しかし、労働基準法違反の疑いありだ。
それに、イトシマ株式会社の相談役・顧問は、うそとヤラセの天才松本嶺男前市長である。(株)メタコードは設立1年半。イトシマ株式会社は設立3か月。なんの実績もない。
架空法人を使ったヤラセが得意だった松本前市長と前市長の有能な部下だった馬場副市長。この2人が関わっているのだから法令遵守もコンプライアンスもないことだけは確かだ。(❾につづく)
スマホで「労働基準法 中学生」と検索したらAIが以下のように回答した。
不正がまん延する糸島市でいいのでしょうか?
先月の10月15日に3者に送った書面の一部。大事なことなので一部加工してお伝えします。現在の肩書と天下り先を一部加筆しました。最大の問題は、議会が行政のチェック機能を故意に果たさないなかで、市が今もさまざまな違法行為を続けていることです。
福岡県知事 服部誠太郎様
福岡保護観察所所長 中島明様
糸島警察署署長 梶原浩幸様
2024年10月15日
糸島市〇〇〇〇〇
伊藤千代子
福岡県保護司会連合会会長について
いつも市民、県民のためにご尽力いただき、感謝申し上げます。私は糸島市議会議員の伊藤千代子と申します。このたび、福岡県のホームぺージで、「本年7月1日に服部知事が更生保護関係者を激励」されたという記事に、県保護司会連合会会長〇〇氏が出席されているのを拝見いたしました。また、本年7月1日発行の更生保護伊都第79号(糸島保護区保護司会会長〇〇氏発行)に、中島所長と梶原署長が載っておられました。率直に申し上げますが、〇〇氏については県の会長職に相応しい方ではないと考え、情報提供することにいたしました。
糸島市は、上司の命令による職員の虚偽公文書作成がしばしば行われ、酷いものではプロポーザル方式の事業者選定で応募資格のないものを応募させ、架空法人をでっち上げたり、設立されていない会社を設立されていると偽って事業者選定を行なったりするなど行政組織ぐるみの不正が数々行われてきました。
それらの不正に関わった市の幹部が、保護司や人権擁護委員、行政区長、シルバー人材センター、(追加でコミュニティセンター、商工会、県の機関)など様々な場に天下り、法令遵守が著しく侵害されていると言わざるを得ません。
県保護司連合会会長の〇〇氏については、退職前の2012年1月から3月にかけて、林間施設の管理を任された農林土木課長として、松本嶺男市長(当時、現イトシマ株式会社顧問)が行なった官製談合に関与し、谷口俊弘副市長(当時、現深江校区行政区長会会長)やH農林水産部長(当時、現シルバー人材センター事務局長)と、設立されていない会社を事業者選定し、糸島市の林間施設を無償貸付する不正で中心的役割を果たしたお一人です。
今年の1月25日、私のブログでその件について具体的に書いておりますが、ご本人と保護司会、市当局から抗議、削除の要望はあっておりません。
犯罪に手を染めてしまった人の更生に、保護司の方々が大きな役割を果たされていることは承知しています。しかし、自らが公務員として関わった不正について刑事訴訟法に定められた告発をせず、黙秘されていることは看過できません。
この件はすでに何度も議会で取り上げ、令和元年度(2019)には「森林公園樋の口ハイランドの違法貸付は市役所ぐるみの犯罪」と政務活動費で議会ニュースも発行しております。
(中略)
同じく保護司の〇〇〇氏(元部長職)と〇〇〇〇氏(市議)は、上記林間施設の件以外に、2014年度、消防幹部が架空法人の理事長になりすまし、社会福祉法人の事業者選定に応募したのを、市幹部、市議として知り得る立場にありながら、告発せず、容認しておられます。
虚偽公文書の作成等は重罪であるにもかかわらず、上司の命令となれば断ることが難しく、次第に「誰でもやっている」と役場内で蔓延してしまいます。これは市民・県民だけでなく、公僕である公務員にとっても不幸なことです。資料を同封いたしますのでご検討いただき、ご回答をお願い申し上げます。
以上
上記の2枚目後半「上司の命令は断るのが難しく…」
糸島市ではあらゆる違法行為がまかり通っています。それは市民にとっても職員にとっても不幸なことです。
保護司の信条~「犯罪や非行の予防に努める」
更生保護伊都第79号から
「市役所ぐるみの犯罪」について書いた「ちよ便り」
2019年10月発行
2020年1月発行
どちらも政務活動費で1万2千枚発行。ビラの内容について市や議会、利害関係者等から一度も苦情はあっていない。
関連ブログ
〇不正に関与した人が政治倫理審査会副会長 2024年1月20日
〇有力者に無償譲渡 生活困窮者に差し押さえ 2022年4月9日