官製談合と議会ハラスメントをなくそう!
全国市議会議長会から表彰。糸島市議会たより令和6年9月号より
1998年11月15日、私は市議選で初当選し、この11月15日で議員生活26年が過ぎます。
その間、調査し議会で追及してきてわかったことは、市が市民の切実な要望には「お金がない」と冷たく背を向けながら、特定の利害関係者のためならどんな違法行為も平気で実行してきたということです。
架空法人をでっちあげ市役所ぐるみで官製談合
糸島市では架空法人をでっち上げ、応募資格のない者の虚偽申請を受理し、市役所ぐるみで虚偽公文書を作成し、プロポーザル方式の事業者選定でヤラセを実行し、官製談合を行ってきました。
登記を無視して文書をつくる、企業の設立年月日や住所を誤魔化し、職員、行政区長、補助金団体などの利害関係者を利用して審査委員、応募者を用意しヤラセを仕組むことで、特定の有力者らに思う存分甘い汁を吸わせてきたのです。
格差と貧困が広がり、高い税金、高い公共料金で市民が苦しむ中、弱者救済制度は乏しく、利権絡みの税金の無駄づかいが次から次へ計画され、実行されています。
議会に虚偽の議案を提案し議決させ、市長が契約を締結する不正が幾度もありました。恐るべき犯罪行為です。それに気がついて「おかしい」と私が議会で問題にすると、議会多数派は懲罰や辞職勧告で私に打撃を与え、市議会広報で大宣伝し、数々の不正を隠蔽しました。
議会が大政翼賛会化したこのまちでは議会にチェック機能はなく、自治体が詐欺師の集団に丸ごと乗っ取られたかのようになっているのです。
「法令を遵守せよ!無駄づかいするな!」と声をあげよう!
不正とパワハラは表裏一体です。議会の会期中に上司、議員のパワハラを苦に自ら命を絶った職員もいました。
官製談合や市のヤラセに協力する者には、申請や認可の事務で虚偽記載を見逃してやり、補助金や交付金の不正受給がはびこっています。
数えきれない違法行為でばく大な税金が無駄づかいされています。しかし私ひとりしか野党がおらず、ぼう大な時間とエネルギーを費やして調査しても、明らかにできるのは氷山の一角にすぎません。
特定業者や一部の政治家やそのお友達ではなく、汗して働く人々が、このまちに住むひとりひとりの名もなき普通の人々が安心して暮らせるまちづくりが求められています。
市民のみなさん「法令を守れ!」「職員に違法行為を命じるな!」「無駄づかいやめよ!」と声をあげましょう。
私も命がけで不正撲滅へ力を尽くす決意です。
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不正がはびこる糸島市役所
広報いとしま2024年1月号の表紙から