きょう、午後1時半から、前原公民館で、「共に歩んだ40年、共に育む未来」と題して、糸島聴覚障害者協会と糸島手話の会創立40年記念大会が行われた。
もりだくさんの笑い声があふれる楽しいつどいで、多くの参加者が満ち足りた気持ちになられたのではなかったろうか。
元気いっぱいのよさこいチーム流(ながれ)のパーフォーマンスのあと、木彫り師でろうあ者の平川信吾さんによる手話落語、プロ顔負けのうまさで、爆笑。聴覚障害者で、さまざまな差別にあいながらも、木彫り師としてひとすじの道を歩んでこられた人生と、作品のち密さ、素晴らしさに、会場から感嘆の声。
そして最後のろうあ者のトークショーは、圧巻だった。
一つ一つのエピソードが、実に面白い。
1000人の観客で伊都文化会館を満員にして成功させた15回大会には感心させられ、台風の中、出かけて行った黒川温泉でのお話には、大笑い。愛すべき、貴重な活動がつまった40年。
手話言語法が社会の中に根付き、コミュニケーションによる障害が大きく改善される日の来ることを、願わずにいられない。
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