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『税金と時間の無駄』 懲罰委員会設置~懲罰動議に対する私の反論

今日、三嶋俊蔵議員(市民福祉委員会委員長)が、予定通り、私への懲罰動議を提出した。

懲罰委員会が設置され、委員長に二丈の谷口議員が、副委員長に波多江議員がなられた。12日にそのための会議が開かれる。

インターネットで議会傍聴した方が、電話をくださった。

「伊藤さんも大変ですね。大変さが、とてもよくわかりました。ひどいですね。こんなことで長々時間をとって、税金と時間のムダづかいです。負けないでがんばってください」

そして「早く風邪を治してください」とも。

ありがとうございます。

以下は、懲罰動議に対する私の弁明(反論)である。

※ ※ ※ ※ ※

『 弁 明 』 

6月3日の本会議で、ひわだ議員が、「国に対してより豊かな保育、教育制度の拡充と子育て支援制度を求める意見書」を提出してくださいという福岡県保育団体連絡会の出された請願の紹介議員をしました。 

そのひわだ議員に対する三嶋俊蔵議員の質疑を聞いて、私は思わず「いじめやないの」とつぶやきました。 

インターネットを見ればわかるように、「いじめやないか!」と大声で怒鳴ったわけでも、「いじめはやめろ!」と大声で叫んだわけでもありません。 

「いじめやないの」と一言つぶやいただけで、懲罰委員会を設置するような議会こそ、まさに異常な議会です。 

事実、ひわだ議員自身が、「三嶋議員の質疑は苦痛だ」と言っています。 三嶋議員は、知らないことを素直に聞くという質疑ではなく、自分が事前に調べていたことを事細かに聞き、それにひわだ議員が応えられないと、議員のプライドを傷つけるような批判をし、この請願自体が間違っている、必要でないかのような意見を述べたてました。あまりに請願の質疑の範囲を超えています。 

ひわだ議員は、「専門的で困らせるような質疑ばかりし、そのうえ、馬鹿にしたような言い方をする。これじゃあ、請願の紹介議員にはなりたくない」と言いました。これこそが重大な問題です。 

なぜなら、請願は、日本国憲法第16条に保障された国民の権利であり、国民、市民が行政に物申す、参政権の一部だからです。 

紹介議員に対して、これでもかこれでもかと、専門的な質問をぶつけて、ときには紹介議員の知識のなさを笑うようなことまで言うのは、あきらかにやりすぎです。 

紹介議員の名誉を傷つけ、結果的に国民の請願権を奪ってしまう事態になりかねません。この請願は、三嶋議員が委員長の市民福祉委員会で、詳しく議論すればいいのです。 

今回、私の一言に三嶋議員は大きな苦痛を感じたとありました。 

この15年、私は、「共産党は出ていけ、つまみ出せ、お前は黙っとれ」などの怒鳴り声、品性のない大勢の怒号、不規則発言を浴びながら、議会活動を行ってきました。 女性1人を大声で怒鳴り散らす議会が、続いてきたのです。 

そこでの不規則発言は、ただの一度も懲罰の対象になったことはなく、注意を受けたことさえありません。

今度の場合、インターネットを見ればわかるように、思わず「いじめやないの」とつぶやいただけであって「いじめやないか!」と大声で怒鳴ったわけでも、大声で叫んだわけでもありません。まさに不当な懲罰動議であります。 

このような懲罰動議が、数の多数で認められるようなことになれば、糸島市議会は全国に異常な議会の実態をさらすことになると申し上げて、私の弁明といたします。


※追記・ ちなみに、私が原発の再稼働に反対する請願の紹介議員になったときにも、 大勢の議員が、まるで政府の官僚か学者に聞くような質問を次々して、困らされた。

ひわだ議員も今回で二度目だ。 請願の紹介議員は、そこまで専門的なことを理解していなければ、 なれないものではない。 住民の請願が、議会にかけられることこそが、大切だと思う。