虚偽の議案で市の財産を無償譲渡
~虚偽公文書の作成は公務員の犯罪
2007年(平成19年)3月1日、
3月議会に松本嶺男前市長が提案した上のふたつ議案には、市立雷山保育所と市立井原保育所を、それぞれ「社会福祉法人桂信会」と「社会福祉法人幸和会」に無償譲渡すると書いてあります。
執行部が事前に行った説明では、「きちんとした移管先法人の選定を行って、二つの社会福祉法人を移管先に決定したので、保育所の建物、備品、設備すべてを無償譲渡する」と言うものでした。
議会最終日の同年3月27日、議員全員がこの二つの議案に賛成し、この議案は可決しました。(その時の議長は新久太議員)。
同年4月1日、この議決をもとに前市長は、二つの社会福祉法人と財産の「贈与契約」を締結しました。
議会の議決によって、二つの保育所(あわせて約1億2千万円)の財産の所有権が、社会福祉法人桂信会と社会福祉法人幸和会に移転したのです。
しかしこの二つの議案は、虚偽でした。
10年後の2017年(平成29年)に分かった真実
2017年3月議会で市は、市立神在保育所を社会福祉法人いとしま子どもの会に無償譲渡する議案を提案し、議決しました。そのとき、「この契約は雷山保育所と井原保育所の契約と同じやり方だから、問題ない」と言ったのです。
そこで社会福祉法人桂信会と社会福祉法人幸和会の登記簿を調べると、驚きの事実がわかりました。二つの法人はどちらも2007年3月28日、議会が終わった後に設立されていたのです。
つまり前市長は、まだ設立されていない社会福祉法人を契約相手方に記載した虚偽の議案を議会に提案し、議決させ、市の財産を贈与していました。
虚偽の議案と虚偽説明で議員をだまして議決させるとは、まさに詐欺、背任行為です。許せません。
しかし松本前市長の後継者である月形祐二市長は、前市長の不正を引き継ぎ、手本にして深江、長糸、神在と3つの市立保育所をつぎつぎ無償譲渡しました。
その最後の神在保育所を社会福祉法人いとしま子どもの会に無償譲渡するための議案が、こちら。
社会福祉法人の住所が、すでに市立神在保育所の住所になっています。
議決前、契約前に、神在保育所(市の行政財産)に登記させるという地方自治法違反の議案です。
この契約の仕方が、まさに「雷山保育所、井原保育所の無償譲渡の契約と同じ」だったのです。
しかし、「地方自治法違反の議案だ」「虚偽の議案を議決しても無効だ」と私がどんなに議会で指摘しても、市は「行政手法だ」「契約までに法人を設立すればよい」とデタラメな虚偽答弁を繰り返し、まったく反省しません。
それどころか月形市長は、2017年11月、松本嶺男前市長を、市に多大な貢献をした「功労者」として表彰しました。
虚偽公文書の作成は公務員の重大な犯罪
糸島市役所には、特定の利害関係者の便宜を図るため作成されたとみられる虚偽公文書がたくさん眠っています。
「どうせ市民や議員にはわからない」「職員は誰も告発などしない」と侮っているのでしょうか、名前や住所が虚偽の公文書もあります。
虚偽だと一目でわかる公文書に、たくさんの職員がずらずら印鑑を押しているものもあります。
格差と貧困の深刻化で、多くの市民が苦労しているのに、長年の癒着馴れ合いで市政が歪められ、ぼう大な税金が無駄に使われました。
私は議員として、市の不正を黙認できません。
職員に違法な事務を命じるなど、言語道断です。
よって、今後公文書を開示し、市の不正を告発します。
~虚偽公文書の作成は公務員の犯罪
2007年(平成19年)3月1日、
3月議会に松本嶺男前市長が提案した上のふたつ議案には、市立雷山保育所と市立井原保育所を、それぞれ「社会福祉法人桂信会」と「社会福祉法人幸和会」に無償譲渡すると書いてあります。
執行部が事前に行った説明では、「きちんとした移管先法人の選定を行って、二つの社会福祉法人を移管先に決定したので、保育所の建物、備品、設備すべてを無償譲渡する」と言うものでした。
議会最終日の同年3月27日、議員全員がこの二つの議案に賛成し、この議案は可決しました。(その時の議長は新久太議員)。
同年4月1日、この議決をもとに前市長は、二つの社会福祉法人と財産の「贈与契約」を締結しました。
議会の議決によって、二つの保育所(あわせて約1億2千万円)の財産の所有権が、社会福祉法人桂信会と社会福祉法人幸和会に移転したのです。
しかしこの二つの議案は、虚偽でした。
10年後の2017年(平成29年)に分かった真実
2017年3月議会で市は、市立神在保育所を社会福祉法人いとしま子どもの会に無償譲渡する議案を提案し、議決しました。そのとき、「この契約は雷山保育所と井原保育所の契約と同じやり方だから、問題ない」と言ったのです。
そこで社会福祉法人桂信会と社会福祉法人幸和会の登記簿を調べると、驚きの事実がわかりました。二つの法人はどちらも2007年3月28日、議会が終わった後に設立されていたのです。
つまり前市長は、まだ設立されていない社会福祉法人を契約相手方に記載した虚偽の議案を議会に提案し、議決させ、市の財産を贈与していました。
虚偽の議案と虚偽説明で議員をだまして議決させるとは、まさに詐欺、背任行為です。許せません。
しかし松本前市長の後継者である月形祐二市長は、前市長の不正を引き継ぎ、手本にして深江、長糸、神在と3つの市立保育所をつぎつぎ無償譲渡しました。
その最後の神在保育所を社会福祉法人いとしま子どもの会に無償譲渡するための議案が、こちら。
社会福祉法人の住所が、すでに市立神在保育所の住所になっています。
議決前、契約前に、神在保育所(市の行政財産)に登記させるという地方自治法違反の議案です。
この契約の仕方が、まさに「雷山保育所、井原保育所の無償譲渡の契約と同じ」だったのです。
しかし、「地方自治法違反の議案だ」「虚偽の議案を議決しても無効だ」と私がどんなに議会で指摘しても、市は「行政手法だ」「契約までに法人を設立すればよい」とデタラメな虚偽答弁を繰り返し、まったく反省しません。
それどころか月形市長は、2017年11月、松本嶺男前市長を、市に多大な貢献をした「功労者」として表彰しました。
虚偽公文書の作成は公務員の重大な犯罪
糸島市役所には、特定の利害関係者の便宜を図るため作成されたとみられる虚偽公文書がたくさん眠っています。
「どうせ市民や議員にはわからない」「職員は誰も告発などしない」と侮っているのでしょうか、名前や住所が虚偽の公文書もあります。
虚偽だと一目でわかる公文書に、たくさんの職員がずらずら印鑑を押しているものもあります。
格差と貧困の深刻化で、多くの市民が苦労しているのに、長年の癒着馴れ合いで市政が歪められ、ぼう大な税金が無駄に使われました。
私は議員として、市の不正を黙認できません。
職員に違法な事務を命じるなど、言語道断です。
よって、今後公文書を開示し、市の不正を告発します。
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