一般質問~法令順守なき市の答弁
環境美化と多面的機能支払交付金をめぐって
2021年12月8日の質問。これは写真です。
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市が「農業用水路の維持管理は市の責任」と認める
住民に水路掃除の金銭的負担をさせることが、全く法的根拠がなく、本来市がすべき事務であることを明確にしました。
市長の呼びかけで行う環境美化は、あくまでボランティア。高齢化の中で、地域住民が無理をして水路の泥上げをする必要はありません。
きびしい財政難のなか、市は、農業用水路の維持管理責任をあいまいにし、土砂の撤去、清掃を地域住民の負担でさせようとしていたフシがあります。馬場貢副市長が居住する潤北行政区では、費用の6割を隣組が負担するように、との提案が行政区総会資料に載っていました。
実際、すでに住民がお金を出し合って、泥上げと清掃を業者に委託している町内会もあります。住民が金銭的な負担をして水路掃除をするという既成事実を広めたかったのでしょうか。
月形市長。税金公共料金が高いのに、これ以上、法的根拠のない負担を住民に強いることはやめてください。
日当の未払い、領収書の偽造、違法な出不足金徴収も
市「行政は関与できない」
板持環境保全協議会は、令和元年度、令和二年度の溝さらえの日当を構成員である住民に配っていませんでした。溝さらえに出れば、「日当が出る」と言うことさえ知らない住民がたくさんいました。お金を配っていないのに、全員の領収書が市に提出されていたとはミステリーです。
泊一環境保全組合では、令和2年6月、日当の領収書を偽造して市に提出していましたが、それと同じことを板持でもしていたことになります。
多面的機能支払い交付金では「出不足金」を徴収してはいけません。なぜなら、この事業は強制ではなく自由参加であり、市から多額の交付金を受けているからです。にもかかわらず、板持環境保全協議会は、住民にその事実を伝えておらず、住民は「溝さらえは行政区のボランティア」と考えて、組ごとに出不足金を徴収していました。
ここの利害関係者には、長年建設産業委員会委員長をつとめ、松本嶺男前市長、月形市長の絶大な支援者である浦伊三次元議長がいます。
井原環境を守る会は、田原耕一議長が利害関係者のところです。多面の事業で高額の出不足金を取るとはひどいですね。
浦志を良くする会は、小島建設産業委員長が利害関係者の一人。
詳しくは後で資料をつけて解説します。