二丈温泉きららの湯が11月11日より休業に
上左は、市民からメールで送られてきた写真。二丈温泉きららの湯を11月11日で休業するとの張り紙。右は、市が民間会社に無償譲渡した当時の「二丈温泉きららの湯」。写真は、クリックすれば拡大できます。
無償譲渡から5年で休業とは…
上は、2017年(平成29年)11月15日号の広報いとしま。
2017年4月1日、月形祐二市長は(株)日食システムと、市の健康づくりセンターきららの湯を無償で譲渡する契約を結びました。
契約相手方は、当時きららの湯の施設内で食堂を始めてわずか2年という会社で、社長は月形市長や松本前市長、議員たちの古くからのお友達でした。
民間におよそ10億円の税金で建設した温泉と備品数千点、温泉の権利をタダでやるとはどういうことか?許せないと、糸島市長を相手に今も住民訴訟が続いています。
写真を送ってくださった方は、「市は『施設を無償譲渡しても10年間は経営してもらうから心配ない』と言っていたのに、5年で休業とは約束違反です。突然のことでどうしたらいいのか…」と困惑していました。
無償譲渡を決定した当時を簡単に振り返ります。
議会での議決の結果。当時、無償譲渡に反対したのは、伊藤千代子(無)、三嶋栄幸(無)、栁明夫(共)、藤井芳広(無)の4議員でした。他はみんなもろ手を挙げて賛成しました。
とくに積極的に賛成の質疑、あるいは討論をしたのは、堀田勉議員(現議長・自民)、井上健作議員(現副議長:自民)と徳安建成議員(立民)、笹栗純夫議員(公明)でした。
審査した委員会は、市民福祉委員会で、井上健作議員(自)が委員長。松月よし子議員(自)が副委員長、徳安建成議員(立民)、浦伊三次議員(自)、三嶋俊蔵議員(自)、黒田公二議員(公明)が委員で、全員大賛成でした。…(自)は無所属で立候補しているが自民党員。
この事務は、谷口俊弘副市長と馬場貢健康増進部長が推進しました。(当時)
2016年9月議会で、私は反対の立場で一般質問しました。しかし、当時の谷口一成議長(自)が「市民福祉委員会で審査している。この議案についての一般質問は遠慮していただきたい」と質問を認めず、さんざん妨害しました。
市民のみなさんんへ
市が行った民営化は失敗に終わりました。市民の健康を維持するための大切な健康づくりセンターををタダで処分してしまった糸島市。その乱暴な市政のお粗末さが、またひとつ浮き彫りになりました。今後、きららの湯については、まとめてシリーズでお伝えします。
市民不在。それがアンダーパス、運動公園などをはじめ、市のすべての事務に共通するところです。
黙っていては、政治はよくなりません。おかしいことには「おかしい」と声をあげていきましょう。
7月から裁判に3つも関わっていて非常に忙しく、ブログを更新する余裕がありませんでした。ようやく9月議会ニュース「ちよ便り30号」を印刷に出しました。市民生活を守るため、不正にまみれた糸島市政をごいっしょに正していきましょう。
これから随時、アップしていきますので、よろしくお願いいたします。
下~2016年4月号のちよ便り2号~アーカイブより