不正がまん延する糸島市でいいのでしょうか?
先月の10月15日に3者に送った書面の一部。大事なことなので一部加工してお伝えします。現在の肩書と天下り先を一部加筆しました。最大の問題は、議会が行政のチェック機能を故意に果たさないなかで、市が今もさまざまな違法行為を続けていることです。
福岡県知事 服部誠太郎様
福岡保護観察所所長 中島明様
糸島警察署署長 梶原浩幸様
2024年10月15日
糸島市〇〇〇〇〇
伊藤千代子
福岡県保護司会連合会会長について
いつも市民、県民のためにご尽力いただき、感謝申し上げます。私は糸島市議会議員の伊藤千代子と申します。このたび、福岡県のホームぺージで、「本年7月1日に服部知事が更生保護関係者を激励」されたという記事に、県保護司会連合会会長〇〇氏が出席されているのを拝見いたしました。また、本年7月1日発行の更生保護伊都第79号(糸島保護区保護司会会長〇〇氏発行)に、中島所長と梶原署長が載っておられました。率直に申し上げますが、〇〇氏については県の会長職に相応しい方ではないと考え、情報提供することにいたしました。
糸島市は、上司の命令による職員の虚偽公文書作成がしばしば行われ、酷いものではプロポーザル方式の事業者選定で応募資格のないものを応募させ、架空法人をでっち上げたり、設立されていない会社を設立されていると偽って事業者選定を行なったりするなど行政組織ぐるみの不正が数々行われてきました。
それらの不正に関わった市の幹部が、保護司や人権擁護委員、行政区長、シルバー人材センター、(追加でコミュニティセンター、商工会、県の機関)など様々な場に天下り、法令遵守が著しく侵害されていると言わざるを得ません。
県保護司連合会会長の〇〇氏については、退職前の2012年1月から3月にかけて、林間施設の管理を任された農林土木課長として、松本嶺男市長(当時、現イトシマ株式会社顧問)が行なった官製談合に関与し、谷口俊弘副市長(当時、現深江校区行政区長会会長)やH農林水産部長(当時、現シルバー人材センター事務局長)と、設立されていない会社を事業者選定し、糸島市の林間施設を無償貸付する不正で中心的役割を果たしたお一人です。
今年の1月25日、私のブログでその件について具体的に書いておりますが、ご本人と保護司会、市当局から抗議、削除の要望はあっておりません。
犯罪に手を染めてしまった人の更生に、保護司の方々が大きな役割を果たされていることは承知しています。しかし、自らが公務員として関わった不正について刑事訴訟法に定められた告発をせず、黙秘されていることは看過できません。
この件はすでに何度も議会で取り上げ、令和元年度(2019)には「森林公園樋の口ハイランドの違法貸付は市役所ぐるみの犯罪」と政務活動費で議会ニュースも発行しております。
(中略)
同じく保護司の〇〇〇氏(元部長職)と〇〇〇〇氏(市議)は、上記林間施設の件以外に、2014年度、消防幹部が架空法人の理事長になりすまし、社会福祉法人の事業者選定に応募したのを、市幹部、市議として知り得る立場にありながら、告発せず、容認しておられます。
虚偽公文書の作成等は重罪であるにもかかわらず、上司の命令となれば断ることが難しく、次第に「誰でもやっている」と役場内で蔓延してしまいます。これは市民・県民だけでなく、公僕である公務員にとっても不幸なことです。資料を同封いたしますのでご検討いただき、ご回答をお願い申し上げます。
以上
上記の2枚目後半「上司の命令は断るのが難しく…」
糸島市ではあらゆる違法行為がまかり通っています。それは市民にとっても職員にとっても不幸なことです。
保護司の信条~「犯罪や非行の予防に努める」
更生保護伊都第79号から
「市役所ぐるみの犯罪」について書いた「ちよ便り」
2019年10月発行
2020年1月発行
どちらも政務活動費で1万2千枚発行。ビラの内容について市や議会、利害関係者等から一度も苦情はあっていない。
関連ブログ
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