これがイトシマ株式会社
上)イトシマ株式会社 今月10月15日伊藤撮影
これが広報や新聞で大々的に紹介された「イトシマ株式会社」だと誰が信じるだろう。
7月16日、月形祐二市長は、糸島サイエンスヴィレッジを実現するため、イトシマ株式会社とSVI推進協議会の三者で協定を結んだ。それが下の写真である。
上)広報いとしま2024年8月号から転載
写っているのは、
右 SVI推進協議会の馬場貢理事長
中 糸島市の月形祐二市長
左 イトシマ株式会社の平野友康社長
SVI推進協議会もこの建物にある。2021年に馬場副市長が理事長になり、市が中心になって設立した。
イトシマ株式会社は、今年6月12日に市がこの建物に登記させ、馬場副市長が副社長に就任しており、これまた市が設立したような会社である。
したがって、「糸島サイエンス・ヴィレッジは民間主導で推進する」とは表向きで、水面下では資金も人材も市が実権を握っている。
近いうちに、この建物を立派に建て替える予算を市長が提案するだろう。そして広報いとしまに、ピカピカの建物と上三人の写真を載せ「サイエンス・ヴィレッジへ向けた拠点が完成!」と宣伝するのではないか。
こうやって10年続く大開発への道を、「民間主導」の名で議会の審議抜きで突き進めている。絶対に認めることはできない。
会社の顧問はウソとヤラセの天才 松本嶺男前市長
下)イトシマ株式会社のホームページから転載
馬場副市長の写真の下に、専務取締役の重富敏彦糸島市前経済振興部長、その下に広報部長(元糸島市職員)、その下に監査役(元前原市監査)、その下に相談役・顧問松本嶺男前市長の名前がある。
呆れ果てるのは、ウソとヤラセの天才松本前市長を会社の相談役・顧問に据えていることだ。私はこのブログで何度も書いてきたが、松本前市長は権力を握った詐欺師だった。契約相手方法人が設立されていない議案を議会に提案して議決させ、億単位の財産を不正に処分したり、会社の設立年月日を偽って事業者決定書を作成し随意契約したり、さんざん職員と税金を使って違法行為を繰り返した。議会がまともなら、とっくに背任罪で警察の捜査を受けるべき人なのである。
関連ブログ「ちよ便り松本嶺男」で検索を。たくさん出てきます。
今年9月4日イトシマ株式会社の顧問会議
下)平野友康社長のフェイスブックから転載
写っているのは、右から平野社長、監査役、松本嶺男顧問、重冨専務、広報部長の5人。「イトシマ株式会社の顧問の会です。話題はもちろん生成AI。それしかない」と書いてある。馬場副市長の姿がないのは、写真の撮影をしていたからか?
虚偽公文書が蔓延する犯罪市役所
虚偽公文書作成は公務員による犯罪で刑法156条に規定されている。しかるに糸島市は登記を無視し、法人の設立年月日や住所を偽り、時には架空法人を作り、職員や利害関係者を使って市役所ぐるみでヤラセの事業者選定を繰り返してきた恐るべき自治体である。
市にはおびただしい数の虚偽公文書が存在するが、行政をチェックすべき議会が不正隠蔽の先頭に立ってきたため、誰も彼もが見て見ぬふりの恐ろしい犯罪市役所ができ上がってしまった。
自らがブラックなため、住民組織が文書偽造や交付金の不正受給をやっても正すことができない。正さないだけではなく保身のために隠蔽し、告発者へのパワハラを放置する恐怖の市役所だ。
10月15日、私はある件でついて、福岡県知事、福岡保護観察所長、糸島警察署長に情報提供する文書を送った。下のビラ、ブログも印刷して同封した。市の違法行為と税金の無駄づかいがあまりに酷いからである。(❽につづく)
「市役所ぐるみの犯罪」について書いた「ちよ便り」
2019年10月発行
2020年1月発行
どちらも政務活動費で1万2千枚発行。ビラの内容について市や議会、利害関係者等から苦情はあっていない。
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