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議長により、わずか1分で発言を中止された「弁明」 3月25日本会議にて

 
みなさん、議員の仕事とは何でしょうか? 市民の声を議会で取り上げ、活発な議論をし、よいまちをつくることではないでしょうか。
私は、600億円の税金の使い道を決める予算委員会で、高齢者の介護の悩み、学校教育への予算の増額、障害者の願い、低所得者の救済、路線バスや公園、スポーツ施設の充実、原発問題や災害対策など、何十項目もの要望を取り上げました。税金のムダづかいをやめれば、実現できると確信しているからです。
私を出席停止にし、発言を封じて、だれが一番喜ぶでしょう。市長と特定業者の社長です。(ここで発言中止を議長が命じる)
昨年8月、市の最大の利害関係者である株へいせいの取締役が大麻所持容疑で逮捕されました。にもかかわらず、市は指名停止委員会さえ開かず、指名停止にしなかったばかりか、総額10億円もの入札に参加させていました。
暴力団の資金源が、麻薬などの薬物であるのは誰でも知っています。薬物汚染から市民や若者、子どもたちを守るべき立場にある市が、このことを秘密裏に処理していたのは、重大です。
会社幹部が大麻所持容疑で逮捕されても反省しない。こんなことでよいのでしょうか。グループ企業に、妻と合わせて年間5億円もの随意契約を、市は毎年発注しているのです。
しかも市は今、社長の所有する山林を産業団地の開発予定地に指定して、市のパンフレットに載せて販売しています。なんといたれりつくせりでしょうか。
しかも市長は、社長と仲良く飲食店に行ったにもかかわらず、「特定業者とは飲食していない」と議会で何度も虚偽の答弁をおこないました。言語道断です。
 市長は、議員や特定業者の土地をつぎつぎ開発予定地にし、無駄な公共事業を推進しています。いま議会がすべきことは、これらの疑惑解明に取り組むことです。
市民は、不況と格差社会のなかで、汗して働いても税金に追われ、下請けいじめや失業、倒産に苦しんでいます。市の貯金は38億円しかないのに、借金は627億円もあります。議会が行政のチェック機能を果たさなければ、中央ルートのような税金のムダづかいで、市の財政は破たんしてしまいます。
この懲罰は、癒着馴れ合いの疑惑から市民の目をそらし、私の発言を封じ込めるのが本当の目的で、全く不当です。
私は、加布里のホテル救済の道路計画のときは、三嶋兵蔵元町長に名誉毀損で告訴され、古川議員もホテルの経営者に告訴されましたが、最後には私たちの正しさが認められ、当初計画9億円の加布里の道路建設は中止になりました。
きょうの議会で、市長派の圧倒的多数で懲罰を受けることになっても、へこたれません。税金のムダづかいはやめさせ、クリーンな町にしたいと願う市民のみなさんとともに、命がけでたたかいます。
議会では少数派でも、多くの市民が、かならずこの懲罰の不当性を理解して応援してくださると信じて、私の弁明とします。