市街化地域の第1種住居地域で、すでにたくさんの住宅が建ち、ベッドタウンとなっているところに、なぜ、し尿とごみの収集運搬施設をつくるのでしょうか?
とくに、バキュームカー5台でのし尿収集業務は、悪臭と景観の悪化が心配です。
近隣住民は、夜も眠れない、体調が悪化するなど、この一年近く、悩み苦しんできました。
働いていた人たちに聞くと、「バキュームカーは、洗車をせずに汚れた状態でもどるから、けっこう匂います。近くの住民の人は気の毒ですね」と言っています。
周辺には、住宅ローンで家を建てた人、食べものを扱う飲食店もあり、みなさん相当な打撃を受けるのではと心配しています。
資産価値の下落、町内のイメージダウンも計り知れません。
田園居住のまちづくりで地区計画をおこない、住宅や介護施設ができている横に、この会社は移転するのです。
糸島市が進めているまちづくりの根幹にかかわる問題です。
思いやりや社会常識、倫理の問題です。私は、市長に聞きました。
「市長は、自分の家の前に、バキュームカーの倉庫をつくる開発を、受け入れられますか?」と。
答弁はありませんでした。
しかし、答えられないことこそが、答えではないでしょうか。
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