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パッカー車1台1千万円!・・・至れりつくせりの委託

「多くの業者が不景気にあえぎ、市は大変な財政難にもかかわらず、ごみ収集委託では、なぜここまで特定業者を優遇するのか。」「取引業者との交際を禁止しなければ、ゆちゃくがうまれるのは、防衛省の守屋事件でも明らか。市には、業者との交流を規制する条例がない。総務部長。あなたは、会社の社長とゴルフをしたりお酒を飲んだことがあるか」総務部長「ありません」「市長はいかがか」市長「ゴルフをしたことはないが、お酒を飲んだことはある。他の協会の代表もしてあるので・・・」ごみ収集運搬委託をとりあげた今日の一般質問での一こま。前原市は、収集運搬料金を一世帯、月に1014円で業者に払っており、ワンルームマンションなどの建設で委託料はふえつづけ、年間およそ3億円にもなっている。18年度決算でH建設のグループ企業A社が2億1672万円。B社が7277万円。福岡県内では、どこも似たような収集料金を業者にはらっており、戸別収集が原則。しかし前原では10~20軒がまとめてゴミを出すため、大きなゴミ捨て場が必要になるうえ、ごみ捨て場が遠く、住民に負担をかけている。(ブログ日記参照)業者は、ステーション方式のおかげで、22,700軒集めて回らなければならないところを、2700軒ですむ。少なくとも2~3割の仕事ですみ、ばく大な人件費を節約している。「今の半分の委託料でも、入札すればやりたいという業者はいくらでもいる」といわれるのはそのため。市は、委託料の人件費を、作業員だけでなく事務員も全員、公務員なみの待遇で計算し払っている。委託料のもとになる人件費は、平成5年当時で、市の職員の行政2表を適用し、諸手当は給与の15%、扶養手当は給与の1割、賞与ボーナスは5、35月分、退職積立金、社会保険料、雇用保険料、労災保険料、健康保険料、厚生年金保険料、通勤交通費。「毎日800食つくる学校給食調理員の総責任者の人件費は、税金、社会保険料こみで234万円なのに、ごみの委託では、作業員だけでなく、事務員のすべてを公務員なみの待遇で保障して委託料をはらっているのは、なぜ?」明確な答えはない。 「会社が、公務員なみの人件費を受け取りながら、労働者を低賃金で働かせて暴利をむさぼっているとの声が、市民から日本共産党に複数寄せられている。会社は、実際に作業員および事務員に、それだけの給料を払っているのか」明確な答えはない。「業者が使っているパッカー車は、4トン車8台、2トン車1台。これはみんな委託料の税金で買った車。4トンパッカー車1台、いくらになるのか」市「1千万円」「驚いたことに、市は4年に1回、車を買い換えるお金まで出している。パッカー車は頑丈で、修理したら10年は使えるそうだ。4年おきに新車のお金を出す契約を、なぜ続けているのか。会社は、実際4年に1回、パッカー車を買い換えているのか」明確な答えはない。買い換える必要があるかどうかも調べず、新車代を1千万円も出し続けている。あんまりだ!学校では、蛍光灯ひとつ、プールのささくれだったロッカーひとつ、新しくしてもらえない。お金がないといって。私が手に入れた書類によると、作業員の作業服、雨具、ゴム手袋、ゴム長、防寒服、帽子、それに車のタイヤ代、チューブ代、バッテリー代、不凍液代、スノータイヤ代、高圧ホース代、パンク修理、軽油代、エンジンオイル、エレメント交換にグリスアップは週1回、車の取得税、自動車税、重量税、自賠責保険料、任意保険料、登録費用、車両税、消耗品費、スコップ、ホーキ、石鹸、あらゆる経費を税金で払っている。至れり尽くせり。学校の校舎はボロボロ。国保税、介護保険料、下水道料金つぎつぎ値上げしながら、特定業者にはじつに至れり尽くせりの委託を、市民に隠して、入札もせず、随意契約でつづけてきた。「ステーション方式を続けるなら、委託料を下げるべき。下げないなら、原則戸別収集にしなさい!」