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会議の相手さえ隠すのは、なぜ?・・・ 黒塗りの情報公開

リサーチパークをめぐるS社と、県、市との会議の様子を知ろうと、情報公開を求めたら、市の情報公開で得た会議録は黒塗りばかり。


交渉相手のS社の名前さえ消されていた。


市長は、口を開けば「説明責任」と繰り返しておられるが「ガラス張りの市政」とは程遠い。

公務で会議しながら、だれと会議したかを隠すとは、どういうことだろう?

たとえば、市長は当選した半年後、部課長連れて福岡市のS社本社まででかけ「リサーチパーク」の用地取得の件で、会長に会いに行っている。

ところが、2006年4月13日の会議録には、だれとどこであったかも黒塗りにしてある。

市民に知られたらまずいから、隠しているとしか思えない。


さいわい市と同席した県の会議録で、会議の様子が明らかになった。

もし県の情報公開がなかったら、S社をめぐる不可解な土地取引の疑惑は、闇(やみ)に埋もれてしまったことだろう。

市民のためになることをしているなら、正しいことをしていると自信があるなら、誰とどこで会ったかぐらい、堂々と情報公開できるはず。


とにかく税金を使って出かけ、会議した内容について、交渉相手さえ隠すとはあまりにひどい。

徹底的な情報公開、ガラス張りの市政が必要。

県の会議録が、もう少し明らかなになれば、ぜひ知りたい「なぜ県は幽霊会社のような会社と契約してしまったのか」という疑惑も明らかになるだろう。


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2008年06月28日