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田原耕一議長「カネは分配されとらんげな」~これが公開質問状の答えとは…

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前原東土地区画整理事業についての議会運営について、1月18日、私は公開質問状を以下の方々に送付しました。

糸島市議会    議長 田原耕一 殿   副議長 堀田勉  殿
議会運営委員会 委員長 寺崎強  殿  副委員長 井上健作 殿
         委員 笹栗純夫 殿    委員 小島忠義 殿
         委員 三嶋栄幸 殿    委員 波多江貴士殿
内容は、
1、 「小島議員が利害関係者である」という事実を、市が6年間も隠してきたことについて、どのように考えているか。
2、 議長は地方自治法117条に基づき、なぜ小島議員を除斥しなかったのか
3、 小島議員が、「利害関係者ではない」旨の虚偽の主張を議場で行なって、私の一般質問を妨害してきたことについて、どのように考えているか。
4、 真実を明らかにして、市民に説明責任を果たすべきと考えるが、いかがか。     
しかし、2月15日までに文書での回答はありませんでした。

前日の2月14日、
総務文教委員会の後、議長室で田原耕一議長と議会事務局長に会った。
議長は、「公開質問状」をテーブルにおいて、
「小島議員に聞いたばってん、ため池は浦志土木水利組合のもので、カネは分配されとらんげなたいね」と言った。

「まだもらっていないから利害関係者じゃないというのですか? それを文書で回答してください」。

すると局長が「(議員を)除斥しなければならない議事って何ですか。それがわからなければ、文書で回答できません」と言った。

「小島議員は議長あての資産報告書に、土地区画整理事業区域内の土地を共同所有していると書いています。明白な地権者、利害関係者ですよ」と私。

「だから、どの議事のことを言ってあるんですか」と局長。

「議員の立場を利用して私腹を肥やすことを、政治倫理条例も地方自治法も認めていません。
小島議員は利害関係者なのに、『ため池を埋めても水害の心配はない』と農業委員会で主張し、議会では事業を推進する発言をし、私の質問を議場で妨害してきたんですよ。文書で回答してください」

「伊藤議員の質問を妨害したことを言ってあるんですか」(局長)

「もともと前原東土地区画整理事業は、井上智議員が地権者の代表になって始めた事業です。
議員が利害関係者だということを、市はいつも隠してきました。中村議員の土地を地区計画で開発したときもそうでした。ご存知でしょう。
去年の12月議会で建設都市部長は、ウソをつきました。
『小島議員は土地区画整理組合の組合員ではありません』と。本当は組合員(地権者)なのに。
議長、執行部のウソは、ちゃんと注意してください」

「・・・」

「文書で回答してください。それから、議会で市がウソばかりつくなら、名誉棄損で訴えます」と私は言った。


2月15日の期限までに、公開質問状の回答はありませんでした。しかし、「カネは分配されとらんげな」では議会人としての説明になりません。

資産価値ゼロだった柱田ため池跡地は、1㎡およそ17万円、坪55万円になりました。
相の町ため池跡地は、小島議員によってすでに売却されました。
所有者の浦志土木水利組合には、ばく大なお金が入ったでしょう。
そのお金はまだ「分配されていない」そうです。ではいつ分配するのですか。

税金を16億円もつぎ込んだ前原東土地区画整理事業。新駅事業費も含めれば、40億円を超える税金を使ったのです。
福祉や教育に使えたはずの税金を。
部長も議員も利害関係者だったとわかったら、ばく大な税金の使い道に市民の理解が得られるでしょうか。

大切なことは、小島議員が利害関係者だと知っていた議長が、なぜ除斥をしなかったかということです。
議長への資産報告(30年度)
浦志相の町19-1(区画整理1-2) (1264㎡)(浦志農事組合)
浦志相の町19-2(区画整理2-4) (506㎡)(共同所有)


#伊藤千代子#糸島市議会議員#糸島市議会#公開質問状