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募集したのは「移管先法人」~ちよ便り解説(7)

募集したのは「移管先法人」~ちよ便り解説⑺
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広報いとしま。左 長糸・深江保育所の民間移管先法人募集の記事。
右 神在保育所移管先法人募集の記事。

市が保育所の移管先として募集したのは、見出しにあるように「移管先法人」。応募資格は「次の要件の全てを満たす法人」であって、個人ではありません。
ところが市は、特定の個人に声をかけ応募させ、選定事務を行っていたのです。
応募資格のない個人が、無償譲渡の相手方に決定された松本前市長の詐欺的手法がお手本になっています。(ちよ便り解説⑴参照)

損なわれた市役所の公平性
職員採用試験であれ、事業者選定業務であれ、公平・公正な事務が必要です。
そのためには応募資格をきちんと守ることが大切で、市長やその取り巻きのコネで違法な事務がされるようなことがあってはなりません。
「資格がないとね。よかよか。市長の権限で応募を許しちゃる」「俺にできないことはない」というようなことは、絶対にあってはならないのです。