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議長は執行部の虚偽説明を知っていたか?

当時浦議長は市の虚偽説明を知っていたのか? 
議会の議決は非常に重く、何千万円、何億円の市の財産を議決によって民間へ無償譲渡できる。(地方自治法96条6)
だからこそ議決に至る過程で、いかなる違法な事務も許されない。(地方自治法2条16,17)

長糸保育所を無償譲渡する議案99号は、議会最終日の2014年12月17日、全員賛成で議決され、月形市長は翌年2015年4月1日に社会福祉法人秀美会と無償譲渡の契約を結んだ。

議決したときの議長は、浦伊三次議員だった。
浦氏は、移管先法人の選定過程で審査した「社会福祉法人碧晟会」が、実際は存在しない架空法人だった一件をご存じだったのだろうか?
彼は長年にわたって歴代市長や執行部と非常に密な関係にあり、特に松本嶺男前市長とは特に親しくプライベートでも一緒に飲食している姿がここかしこで目撃されていた。
議会においては部課長を大声で叱責し、職員たちから恐れられていた。
私には彼が知らなかったとは到底思えない。
もし知らなかったのなら、「議長の自分をだましたのか?」とカンカンに怒っていいはず。
絶大な権限を持つ議長の責任は重い。議会への虚偽説明を許した議決を許していいはずがない。

議会運営委員会はどうだったのか。
当時の議運の委員長は堀田勉議員(現副議長)であった。
堀田議員は、架空法人の一件を知っていたのか?
「議会への虚偽説明はおかしい」と怒らないところをみると、ご存じだったのか?

この議案を審査したのは当時、井上健作議員が委員長をつとめる市民福祉委員会だった。井上議員は、碧晟会の一件を知っていたのか?

市民福祉委員会はどうだったのか。
議案を審議したのは、前期の市民福祉常任委員会たった。
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会議が開かれたのは12月5日。委員はこの方々。

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議案の説明はあっていない。質疑をしないまま全員が賛成している。

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最後にこの会議録が正しいと証明する井上健作委員長の署名。

委員に、浦議長も含まれていた。
議会がチェック機能を果たすべき議案審査をせず、「了解」とみんなで賛成していたとはどういうことだろうか。