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職員が長糸保育所移管先法人に応募した書類〜ちよ便り解説(9)

職員が長糸保育所移管先法人に応募した書類
ちよ便り解説(9)
2014年2月、市立長糸保育所の移管先法人に応募した三つの社会福祉法人の
申請書と園長予定者の履歴書

社会福祉法人秀美会
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社会福祉法人ますみ会
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社会福祉法人碧晟会(架空法人)
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事業者選定を行うとき、職員は申請内容に虚偽がないかどうか、法人名や住所を登記簿や住民票で確認する。法律、条令、規則、応募要項に沿って間違いがなければ、その申請を受理する。受理した申請書は公文書になる。

長糸保育所の移管先法人選定事務は、9か月後に議会提案する無償譲渡の契約議案に関わる重要案件だったから、慎重な書類審査が必要だった。しかし、
社会福祉法人碧晟会は存在したか? 

社会福祉法人碧晟会の理事長は実在したか? 

「理事長」は当時市の幹部職員(消防次長)だった。その申請書を市は受理した。
    
これについて人権福祉部長は、先の12月議会で、職員(仲西氏)が退職後に保育園をやりたいと言ったから応募させたという趣旨の答弁をした。
そんな理由で、公務員がありもしない法人をでっち上げ、「理事長でございます」とウソの申請書を書いて出してよいと言うのか?


他の議員は全員市に賛同、あるいは黙認状態だが、私は絶対に納得できない。
私は「3法人を厳正に審査した」という執行部の虚偽説明にだまされて賛成の手を挙げた。こんな議決をどうして認められよう。
これは市民への裏切り、市役所ぐるみの詐欺だ。

(追記)
糸島市ではこの3年後2017年3月に、「糸島消防本部パワハラ事件」が発覚し、10数人の消防署職員が約30人の部下や上司に7年間も暴行、暴言を繰り返していたとして全国ニュースになった。
そのとき月形市長は謝罪会見をした。(下の写真)
議員をだまして議決させた自らの卑劣な行為も、真摯に謝罪すべだ。
D7C2D084-DEED-45CA-84E7-FC4B76DBABC2(左から総務部長、副市長、市長、消防長)