「議会をなめとおとですか?」
~反省すべきは議員です
2011年3月議会会議録55、56ページ。
私への懲罰が行われた2011年3月議会では、浦伊三次議員(建設産業委員長)が「議会をなめとおとですか?」と教育部長に詰め寄り、結果、気に入らない発言を削除させました。
浦 伊三次議員
議案第7号について質疑を行います。
この糸島市青少年育成基金条例、これを見ましたときに、本当にいい条例ができたなと、まず思いました。内容を検討しますと、何じゃこれはということになりました。
まず思いますけれども、糸島市青少年育成というのは、育成とはいかなるものなのか、どういった考えでこういった条例が育成という言葉で出たのかをお尋ねしたいと思います。
第2点、糸島市に住民票を持った青少年だけしか対象にならないということについて、この基金、936万円を基金として青少年に与えられるわけですけれども、青少年の育成について色分けがあるんでしょうか。
教育部長
青少年育成とはということでございますけど、これは青少年を地域社会でみんなではぐくんでいくと、育てはぐくんでいくという意味でございます。・・・・・・
以下の発言はすべて議長が取り消す。
浦 伊三次議員
いつの常任委員会で説明があったんですか。すべてそういうふうに──説明されましたか。糸島市以外はだめだということも聞いておる委員会もあります。それで、説明については、どこの委員会でも同じようにしてもらわんと協議の対象にならん、はっきり言って。あっちでいいこと、こっちでいいこと言ってもらったら困る。大体議会ばなめとおとですか、はっきり言って。
だめだって言ったでしょう、多くの議員聞いているんじゃないですか。確かに市外から来た子供、市内の子供、団体競技であんた3万円もろうたげななあ。私はもろうとらん。また個人競技で、市外から来た子供、私はタダやった、何もない。市内の人は3万円と、オリンピックやら国体で出たときですね。
非常に何かそこに、そこにですよ、この条例の題名に反するような何か起こってくるんじゃないか。育成だけなら黙っておったっちゃ子供は太りますよ。健全に育成せないかんとでしょうもん。そこを、僕は少なくていいから、多くの方にやっていただきたい、金額はと思います。
それで、何で3つの委員会、言うたことはだめだと言っておきながら、この場になって変わるのか理解がでけんが、部長、どういった考えで変えられるんですか。
教育部長
議長が発言をすべて取り消す。・・・・・・・
浦 伊三次議員
誤解を招くような言葉を言って申しわけありませんじゃ終わらんですよ、はっきり言って。みんな同じように聞いているんですから。それ今になって誤解を招いたような言葉を使って申しわけありませんと、本当のことはどれですか。もう一回提案しますか、出しますか、教育部は。出せんでしょう。その言葉だけで答弁というか、説明だけでは、どこまで僕らは信用してよかかわからん。
議長にお願いします。暫時休憩を求めます。
有田継雄議長
ここで暫時休憩いたします。
(午前10時58分 休憩)
(午前11時26分 再開)
有田継雄議長
再開いたします。
菊池教育長。
菊池俊秀教育長
大変御迷惑をおかけしております。
先ほど浦議員のほうから御指摘がありましたように、各3委員会での説明の内容と浦議員の質疑に対する回答の内容が違っておりますので、2回目の部長の回答につきましては、申しわけございませんが、撤回をさせていただきます。(略)
有田継雄議長
教育長からの訂正の申し出があっております。議長において教育長からの発言の取り消しの申し出を許可することに決定しました。
市民のみなさんへ
教育長が謝罪し、教育部長の答弁を撤回してその場を収めた一幕は、道理が通らない糸島市議会の尋常ではない実態がよく表れています。
議会が、不正を追及する議員を大勢で攻撃したり、職員を恫喝したりする場になっていたのです。
【注 市長やへいせい社長と飲食していた建設産業委員長の浦伊三次議員は2018年に引退するまで、市議会において長い年月、委員長、議長として大きな影響力を持っていた。歴代議長及び議会運営委員会は、与党議員の暴言をすべて黙認、スルー。】
~反省すべきは議員です
2011年3月議会会議録55、56ページ。
私への懲罰が行われた2011年3月議会では、浦伊三次議員(建設産業委員長)が「議会をなめとおとですか?」と教育部長に詰め寄り、結果、気に入らない発言を削除させました。
浦 伊三次議員
議案第7号について質疑を行います。
この糸島市青少年育成基金条例、これを見ましたときに、本当にいい条例ができたなと、まず思いました。内容を検討しますと、何じゃこれはということになりました。
まず思いますけれども、糸島市青少年育成というのは、育成とはいかなるものなのか、どういった考えでこういった条例が育成という言葉で出たのかをお尋ねしたいと思います。
第2点、糸島市に住民票を持った青少年だけしか対象にならないということについて、この基金、936万円を基金として青少年に与えられるわけですけれども、青少年の育成について色分けがあるんでしょうか。
教育部長
青少年育成とはということでございますけど、これは青少年を地域社会でみんなではぐくんでいくと、育てはぐくんでいくという意味でございます。・・・・・・
以下の発言はすべて議長が取り消す。
浦 伊三次議員
いつの常任委員会で説明があったんですか。すべてそういうふうに──説明されましたか。糸島市以外はだめだということも聞いておる委員会もあります。それで、説明については、どこの委員会でも同じようにしてもらわんと協議の対象にならん、はっきり言って。あっちでいいこと、こっちでいいこと言ってもらったら困る。大体議会ばなめとおとですか、はっきり言って。
だめだって言ったでしょう、多くの議員聞いているんじゃないですか。確かに市外から来た子供、市内の子供、団体競技であんた3万円もろうたげななあ。私はもろうとらん。また個人競技で、市外から来た子供、私はタダやった、何もない。市内の人は3万円と、オリンピックやら国体で出たときですね。
非常に何かそこに、そこにですよ、この条例の題名に反するような何か起こってくるんじゃないか。育成だけなら黙っておったっちゃ子供は太りますよ。健全に育成せないかんとでしょうもん。そこを、僕は少なくていいから、多くの方にやっていただきたい、金額はと思います。
それで、何で3つの委員会、言うたことはだめだと言っておきながら、この場になって変わるのか理解がでけんが、部長、どういった考えで変えられるんですか。
教育部長
議長が発言をすべて取り消す。・・・・・・・
浦 伊三次議員
誤解を招くような言葉を言って申しわけありませんじゃ終わらんですよ、はっきり言って。みんな同じように聞いているんですから。それ今になって誤解を招いたような言葉を使って申しわけありませんと、本当のことはどれですか。もう一回提案しますか、出しますか、教育部は。出せんでしょう。その言葉だけで答弁というか、説明だけでは、どこまで僕らは信用してよかかわからん。
議長にお願いします。暫時休憩を求めます。
有田継雄議長
ここで暫時休憩いたします。
(午前10時58分 休憩)
(午前11時26分 再開)
有田継雄議長
再開いたします。
菊池教育長。
菊池俊秀教育長
大変御迷惑をおかけしております。
先ほど浦議員のほうから御指摘がありましたように、各3委員会での説明の内容と浦議員の質疑に対する回答の内容が違っておりますので、2回目の部長の回答につきましては、申しわけございませんが、撤回をさせていただきます。(略)
有田継雄議長
教育長からの訂正の申し出があっております。議長において教育長からの発言の取り消しの申し出を許可することに決定しました。
市民のみなさんへ
教育長が謝罪し、教育部長の答弁を撤回してその場を収めた一幕は、道理が通らない糸島市議会の尋常ではない実態がよく表れています。
議会が、不正を追及する議員を大勢で攻撃したり、職員を恫喝したりする場になっていたのです。
【注 市長やへいせい社長と飲食していた建設産業委員長の浦伊三次議員は2018年に引退するまで、市議会において長い年月、委員長、議長として大きな影響力を持っていた。歴代議長及び議会運営委員会は、与党議員の暴言をすべて黙認、スルー。】
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