市が総工費70億円をかけて建設しようとしている地上6階建ての新庁舎。イメージ図。
きのう、コロナ感染者数が41人と発表され、累計は805人になりました。
人口10万人と言えば、東京都に置き換えると5000人を超えるというから、恐ろしい。
7月28日に陽性患者数が500人に到達しましたが、それから1か月足らずで800人を超えました。
東京など大都市を中心に、自宅待機者が急増し、医療に係れず自宅で亡くなったとの痛ましいニュースが流れてきます。
妊娠中の女性が入院できず、自宅出産し、早産の男児が死亡との記事には衝撃を受けました。信じられない事態です。
ワクチンの接種が若い人にまでいきわたっていない中で、この感染症を乗り越えるため、やれることは何でもしなければなりません。
pcr検査と隔離を徹底して、医療体制を整えていくこと、自治体としてできることはたくさんあります。
自宅待機中のDVや虐待、自殺の防止が求められます。
それと同時に生活困窮者への支援が必要です。
不安定な雇用にある人や低所得者への食料支援や水道料金の減免、生活保護の活用など、市長には弱者の立場にたった施策を積極的に行ってほしい。
地球温暖化で激しい長雨に苦しめられる時代。
人類が未知の病気や困難と闘わねばならない時代。
大型公共事業をつぎつぎ推進して、大きな建物をいくつも建設するより、もっと身近な身の丈にあったまちづくりをすすめることが大切ではないでしょうか。
八女市では、新型コロナウイルス感染症の影響で市の収入が減ることを見込んで、新庁舎の建設を凍結しました。糸島市も、そうすべきです。
5階に位置する議会棟。左は議場。右は議会事務局への廊下。
設計は、雷山運動公園と同じ(株)梓設計。
入札は予定価格を公表せず、事後に公表するとのこと。1者、2者の高値落札が続いているからです。去年の運動公園につづく大きな入札になります。