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お金がないのになぜ?・・・合併で豊かになるか?その2

志摩町で、11月25日に合併の是非を問う住民投票が行なわれる。「財政がきびしいから、前原と合併する」と町長は言っているらしい。合併相手の(結婚相手の)前原の財政状況をご存知だろうか?一市二町の財政状況        志摩町       前原市      二丈町人口17、738人     68、727人13、601人積立金   8億円       26億円15億円借金 総額  92億円      535億円82億円一人あたり借金52万円       78万円60万円経常収支比率96,5%      96,7%93,2%※平成18年度決算による※借金には,地方債の他、特別会計、企業会計、債務負担行為、 土地開発公社、消防厚生施設組合分も含む。 経常収支比率は、75%以下が望ましいといわれる。97%近いというのは、市の財政は、ほとんど全く余裕がないということ。今年から、市が無料でおこなっていた子供向けの映画会が中止になった。50万円節約できたと市はいうが、どんなに節約しても、以下のような事業を優先していては、財政破たんしてしまう。     合併後も優先される前原中心の大型公共事業120億円の中央ルート          潤地域に、JRをくぐる地下8メートル、4車線の巨大道路計画。          はじめ100億円だったのが、最近120億円にふくれた。     07年度からの3ヵ年で、約1億5千万円も借金の予定。産業団地計画(200ha)          前原インター周辺ふくめ、数十億から数百億円の開発計画。     ゼネコン、一部土建業者対象の土木事業。国、県の補助なし区画整理事業          総事業費22億円の予定。いま協議中。     浦志地区の水田を開発し、1300戸の住宅を増やす計画。100億円・広域基幹林道       雷山山系に百億円の道路づくり。毎年1億円もの税金を使う。大雨のたびに山や道路が崩れ、市の税金で補修している。それだけで、3億円前           後の修理代がかかっている。みなさん、どう思いますか?学校の電気がきれても、ガラスが割れても、すぐに修理できないほど、財政が大変な中で、上記の事業を絶対にやる必要があるのかどうか・・・