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あきらめないで、たたかおう!

きのう、夕飯をつくってから、自転車で潤の公民館へ。

凍えるように寒かった。

県の土木事務所がきての中央ルート地元説明会二日目。

新たにわかったことは、移転させられる人のなかには、いまのローンを払いながら、二重のローンを組まなければならない人もいるということ。

いま、築15年の家。買収の頃は、築20年を越える。

よくて新築の8割台の補償。そのお金で買える住宅があればいいが、おなじ家を新しく建てれば、25年ローンの場合、今住んでいる家のローンと、あらたな住宅のローンを組む必要がでてくる。(木造で耐用年数48年の場合)


「県道瑞梅寺線の産ノ宮交差点の北側は、数軒の住宅が立ち退かないため、10年来、道路の拡張ができていない。中央ルートは、住民が大反対しているなかで、60~70軒の住宅をどけなければならないが、うまくいくとおもっているのか」

「これから用地交渉に入るが、大変な仕事になると思う・・・」(若い正直な職員さん)


地下7メートル50センチ、道幅約40メートルの4車線の巨大地下道ができる予定の潤の南行政区。地域は分断され、水害の危険も。


「10年一度の雨にたえられるポンプでは、間に合わない。

異常気象で、30年、100年に一度の雨が降っている。大きなポンプをつけよ」

「雷山川も、雨水幹線も、10年に一度(毎時65ミリ)の雨にしか対応できないから、できない」

「それでは、地下道がプールのようになって、水がたまるでしょ!」

「ハイ、冠水したら、警報が鳴ります。水没事故がないように、努力します・・・」


一昨年大宰府では、車3台が水没し一人が亡くなった。

そんな危険なものを、子どもの通学路や福祉施設の近くにつくらないで。

「4車線にせんでいい。2車線で充分。地下道にはせんでくれ」とお年寄り。

家のまんまえに、巨大な地下道ができる人の苦しみ。

ぜったいにいやだと泣いている人たちが、どれだけいることか。

みなさん、無駄遣いのルート建設のために、泣く泣く家を追われる地権者を励まし、用地買収に応じないよう、支援の輪を広げましょう。

強制執行という方法があっても、10軒も20軒も無理やり家をたちのかせて、道路をつくることはできません。

住民の意見をきかず、市長の要望だの、議会が決めたのと言って、立ち退きをせまる行政の傲慢さ。

相手は、住民、市民があきらめるのを待っています。

どっこい、そうはいかないぞと、あきらめずにがんばりましょう。

財政破綻して、こどもたちに大変な思いをさせないためにも。