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寺崎強議員「いたらんこったい!」議会運営委員長の暴言を黙認する議会

3月18日、午前11時。議場。
この日の一般質問で市は、「議員に組合員はいません」と12月議会で言ったが、それが事実ではなく、小島忠義議員は土地区画整理組合の組合員で、利害関係者であるとついに認めた。

3月19日、午前9時50分。議員控室。
私は「議長!」と手を挙げて、全員に聞こえるように言った。
「議員は市民の代表です。議会で市がウソをつくと、議員は質問できません。議会の権威をまもるためにも、市にきちんとした謝罪を求めます」
私が言うと、事務局長が、
「それは市が昨日訂正しました」と言った。
「議員が利害関係者かどうかは重大なことです。それを違うと言っていたのは、訂正だけでは納得できません…」
するとその時、
「いつまでも同じことを言うな!」
とドスの訊いた声がした。
議会運営委員長の議員だった。

私が「やくざみたいな言葉を使わないで…」と言うと議運の委員長の寺崎強議員は、
「いたらんこったい!お前から言われることはない。帰れ!」と怒鳴った。
シーンとした。
私は全員を見渡しながら、「だれも黙っていないで、注意してください」と言った。しかし、議長も他の議員もみな沈黙したまま。

そうだ。いまだかつて、保守系ボス議員の暴言を注意した議員はいない。
自分たちの暴言はみんなでかばい合って黙認するから、20年間、やりたい放題だった。
私は市を批判して、5回もこの人たちから「品性がない」「うそをつくな!」と攻撃され、懲罰や辞職勧告を受け、発言権を奪われてきた。
真実や道理が通らず、数の力で、ウソとヤラセがまかり通る議会だ。

寺崎議員は、議場に入ってからもまだ私のことをぐちゃぐちゃ言っていた。
「前原(の議員)が甘やかすけん、こげなんがおるとたい。志摩ならおられんばい」