侮辱した人とお酒は飲めません~数の力は恐ろしい
3月25日の議会最終日、寺崎強議会運営委員長の提案で、市の執行部と議会との懇親会が開かれ、私以外の議員はみなさん、出席されたようだ。
付き合いが悪い、いっしょに飲むのも大事とよく言われるが、どうして大勢の前で自分を侮辱した人といっしょにお酒が飲めるだろう。
市が取り組んでいる人権尊重、男女共同参画社会の実現を踏みにじる暴言を黙認する議員と、どうしていっしょに酒が飲めるだろう。
「公文書がおかしい」と市の不正の追及をしたり、平成グループへのぼう大な随意契約について質問したりすると、平成グループに子どもが就職している議員や、社長とため口で話す仲のいい大勢の議員たちからひどいヤジを浴びてきた。
議長が注意しないから、いつも「○○議員、静かにしてください!」と注意しなから質問をしなければならなかった。
すると「国会でもヤジろうが!何が悪いか!」と開き直った。
今回「へいせい、へいせい」と私が言っても、だれひとりヤジらず黙っていたのは、このブログで書かれたくなかったからだろう。
新駅建設へ向け、全力で頑張ると前市長が答弁した12月議会の後、2011年1月のある夜。前市長とへいせいの社長が仲良く前原商店街を飲み屋の方に歩いて行った。
その店には、建設産業委員長などの議員と市の幹部職員がすでに集まっていて、にぎやかな宴会が行われた。
私は「政治倫理条例に反する」と議会で問題にしたが、徹底的に攻撃され、それに関する発言はすべて削除され、出席停止3日間の懲罰処分を受けた。
あらゆる新聞に「伊藤議員、懲罰」と報道され、議員としての名誉は深く傷つけられた。
これで誰が一番、得をし、喜んだだろう。
寺崎議員は「おまえ!」とか「帰れ!」とか「伊藤をつまみだせ」とか私に暴言を吐いても、懲罰処分を受けたことがない。みんなそれを許す。
私は3回の懲罰と2回の辞職勧告決議を受けた。品性がないとか、議会で虚偽の発言をしたとか、さまざま。
「伊藤の言うことはウソ」という宣伝がマスコミを使ってできたのだから、議員たちは大喜びだった。それがどんなに不当なものだったか、近々リアルに話したい。
真実、議会での数の力は恐ろしい。
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