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判決は1月22日(水)1時10分~きららの湯をただでやるな!の住民訴訟

きららの湯をただでやるな!の判決は
1月22日(水)1時10分、福岡地裁にて

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この素晴らしいラドンの温泉を、市長は設立2年の会社に無償譲渡。

月形祐二市長は2017年4月1日、市民に愛されてきた二丈温泉きららの湯(簿価5億円)を、(株)日食システムに無償譲渡した。
これに異議を唱える「きららの湯をただでやるな!」の住民訴訟(原告300人以上)の判決が、来年1月22日(水)1時10分に言い渡される。たくさんの方に福岡地裁においでいただきたい。

この2年半の裁判で市は、「議会で決まったことだ」と何一つまともな弁論をしてこなかった。
「議会で議決すれば何をしてもいいのか?」
まともな審議もせず、反対する者の口を封じて決定した議決は、市民にとってあまりに不幸だ。

きららの湯を無償譲渡した議決は、2016年9月議会
9月13日、私の一般質問。
いとう …次に、きららの湯の民間業者への無償譲渡について伺います。日食システムは2年前にできたばかりで、プールや温泉経営の実績がない。会社名義の不動産を持たず、決算書は赤字。3,000万円の残高証明は出ているが、1,100万円以上の負債があることなどがわかりました。
 副市長は6日(の質疑で)、日食の社長はフードサプライの取締役だったとおっしゃった。フードサプライがバックについているから赤字でも構わないのですか。

健康増進部長 現在、(無償譲渡の)議案は市民福祉常任委員会付託されており、答弁は控えさせていただきます。

いとう 多くの市民が傍聴に来て、インターネットでも見ています。堂々と答弁したらどうですか。私はこの会社が出した……(発言する者あり)静かにしてください! この会社が出した提案書を見ました。財政の裏づけがないのに、あれもします、これもしますといっぱい書いてある。この内容は、介護予防とか健康づくり事業に詳しい市の職員かコンサルでなければ書けないような提案書です…。

議長(谷口一成君) 伊藤議員に申し上げます。今、質問中の事項は、現在、市民福祉常任委員会(井上健作委員長)に付託されており、これ以上の質問は控えられますようお願いいたします。

いとう 議長、もう(委員会)審議は終わっているでしょう。私は非常に……(発言する者あり)静かに。井上議員、静かにしてください。
この提案書を書いたのが、援助したのがへいせいの疑いがあるから言っているのです。なぜなら、市がきららの無償譲渡の応募資格を与えたのは、へいせいのワン・ツウ・スポーツクラブを含め、たった6業者です。もし日食にへいせいが援助して、この提案書ができていたとしたら談合じゃないですか。
 日食の決算書が赤字であるのに、市が全くそのことを無視して進める。バックにフードサプライとへいせいがついているからじゃないのかと思われますが、副市長、答弁をお願いします。

副市長(谷口俊弘君)談合とかトンネル会社とか、あるいはバックにへいせいがかかわっているとか、想像に基づくことで質問をしていただきたくありません。

議長(谷口一成君) これは委員会に付託した案件。付託を受けた委員会は一生懸命真剣に審議をされます。その審議に影響を与えるような一般質問はしないようにと議会で申し合わせもしております。質問を控えていただきます。

いとう ことし5月に、田中菊雄議員が(覚せい剤事件)で逮捕され、市民から議会どうなっているのと。徹底的に議会で質疑されるのが大事と思って今申し上げているんです。・・・

議長(谷口一成君) 全員協議会でも皆さんに申し上げましたとおり、一般質問ではできないように申し合わせています。

議会最終日、採決
議長(谷口一成君)(きららの湯の無償譲渡についての議案を審査した) 市民福祉委員会委員長の報告を求めます。井上健作委員長。

市民福祉常任委員長(井上健作君)
移譲先法人は公平、公正に選定されていること、市が実施する事業に加えて、移譲先法人により新たな健康増進事業が計画されていること、市はきららの湯に関連して運営委託料、借地料、修繕費等を合併以来続けて支出しており、毎年度、全体の収支としては赤字となっていること等を確認いたしました。
採決を行った結果、全員賛成で原案どおり可決と決しました。

(伊藤千代子君)委員会では現地調査、温泉の状況、あるいはプールの状況、大宴会場、・・・温泉施設の状況を現地調査なさったのか。それから、日食システムの赤字になっている決算報告書を委員全員に配付なさって審査したのか、この2点をお伺いします。

市民福祉常任委員長(井上健作君)ほとんどの方がきららには行かれておりますし、内容も御存じ、現地調査は行っておりません。
それから、日食サービス株式会社については、そのような(決算報告書の)調査は行っておりません。

(伊藤千代子君)委員会の審査のなかで会社の決算書を配らないとしたのは、委員長の御判断でしょうか。
それから4年前の6月議会である議員がきららの湯の経営について「民間が有効活用を期待している」と述べたのに対して、副市長が「民間委託も含めて検討する」と答弁した。その質疑をしたのは、委員長あなたです。
言い出した御本人が審査委員長をなさっていることについて、公平、公正な審査が委員会でできたとお考えになっていますか。

市民福祉常任委員長(井上健作君)(決算書を配らなかったのは)私は指示しておりません。
公平、公正にやっております。

(伊藤千代子君)4年前にきららの湯の経営について「民間が有効活用を期待していますよ」と述べたあなたの発言に副市長が「民間委託も含めて検討します」と言って、4年後、無償譲渡ということが決まったんです。言い出した御本人が審査委員長をなさっていて、公平、公正な審査ができたのかと聞いているんです。
それから、きららの湯の無償譲渡に関する一般質問を私がここで行っているときに、激しいやじを飛ばして発言を妨害したのもあなただけです。
そういう偏った立場の人が委員長で公平、公正な審査ができたとお考えですか。

市民福祉常任委員長(井上健作君)民間活用と同時に財政の健全化計画等々を聞いて、今後どうするかということを尋ねた。これは執行部に対する議員の一つの宿命です。公平、公正だ、公正じゃないとか、そういったことを言われる筋合いはございません。

そして賛成多数で議決され、二丈温泉きららの湯は設立2年の前原の会社に無償譲渡された。
あれから3年。会社は10月から利用料を一律100円値上げした。これは、「契約後5年間は値上げしない」という契約違反である。

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2019年10月28日