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税の滞納者から差し押さえた財産の処分~広報いとしま2020年2月1日号

税の滞納者から差し押さえた財産の処分
広報いとしま2020年2月1日号~ちよ便り解説(10)
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今月1日配布された広報いとしまの綺麗な表紙。右は「税金の滞納により差し押えた不動産を公売する」というお知らせ。千円単位まで細かく見積もりがなされている。

下は三年前、同じく公売にかけられた滞納物件。左は不動産。
右は差し押さえた物品を100円や150円で売っている。
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私が言いたいのは、市民にとって税金を納めるのは大変なことで、職員にとっても税金を集めるのは本当に大変な仕事だということ。
だからこそ、税金で作ったり買ったりした市の財産の無償譲渡は本来すべきではない。
不動産鑑定もせず立派な建物を無償譲渡するとか、何万点もの電化製品、厨房器具等の備品を見積もりもせず、それも市長や議員、特定業者と関係あるような人たちにタダでやるなどもってのほか。

いま新型コロナウイルス感染症で観光業界が大きな打撃をうけ、日本経済にも影響がではじめている。
公務員と違って一般市民の生活は非常に不安定。社会の影響をもろに受け、いつ給与がカットされたり、倒産、失業するかわからない。
低賃金の契約社員や派遣社員も多い。

市の税金、財産を弱者優先で大切に使うこと。貧困対策やバスの充実など、いっぱいできることがある。だから理不尽なことにだまっていることはできない。