工事費4億1250万円の契約議案について
~地場産業の振興に役立つ発注になっているのか?
議案第116号 深江小学校校舎大規模改造工事の契約の締結について
月形市長が今度の議会で提案した一番大きな契約議案。以下は市の説明。
契約方法 指名競争入札
契約金額 4億1250万円 (落札率98.8%)
契約相手方
(1)住所 福岡県糸島市高田一丁目14番25号
(2)氏名 株式会社キューボウ糸島支店 支店長 上瀧秀憲
契約期間
契約の日から令和7年10月15日まで
会社概要と支店の実績は?
いとう~(株)キューボウの概要と糸島支店の実績は?
市~株式会社キューボウの本社は、久留米市合川町422番地18で設立は昭和59年4月。資本金は5千万円。社員数は80名である。。
糸島支店が指名登録したのは令和3年度で、(建築の)ランクはAaランクである。
市の公共事業の実績は令和4年度、加布里小学校トイレ改修工事、令和5年度、岸田団地改修工事である。
深江小学校改修工事で2回入札した経過は?
いとう~子ども達が通う学校がきれいになることはとてもうれしくいいことだが、地場業者の振興に役立つような発注をしなければならない。1回目の入札と2回目の入札についてうかがう。
市~1回目の総合評価方式には3事業者のエントリーがあったが、2者が辞退され、1者になったことから入札中止になった。
入札中止になった場合は、業者名を公表していない。辞退の理由は、積算金額等で調整ができないとのことであった。
2回目の入札で市が指名したのは、アスミオ(株)糸島支店、(株)キューボウ糸島支店、(株)楢崎建設、(株)藤栄建設、(株)アスト、卜部建設(株)、(株)黒木工務店、(株)津田建設、(株)北洋建設、溝江建設(株)の10社である。
そのうち応札したのは(株)キューボウと(株)津田建設の2社である。
入札日は11月21日で、応札金額は税抜でキューボウ糸島支店が3億7500万円、津田建設が3億7959万円で、落札率は98.8%である。
支店はまちがいなく登記しているのか?社員数は?
いとう~私はこの地域に住んでおり、ときどき通るが、ここは住宅地で会社を見たことがない。まちがいなく支店は登記をしているのか?それから支店の社員数はどうなっているか。
市~会社はまちがいなく登記をしている。社員数は2名である。
※市長が社員数2名の支店と4億円の契約を結ぶとは驚きました。設立されていない法人に一億円もの財産を無償譲渡する議案を提案したり、市長や議長のお友達企業を市の施設に登記させ営業させたりした実績があるので、注意が必要です。
一般質問は12月13日1時から。メインは、
1、高田の国道に信号機の設置を
2、犬猫の殺処分をゼロにする取り組みについて
3、重度障害者への訪問介護について
4、多面的機能支払交付金の金銭出納簿について