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「原点にもどって、質疑させない…」~建設産業委員長の恐るべき政治感覚

11月16日の建設産業委員会で、U委員長は、次のように言いました。「この委員会で、はじめの一年は委員会で質疑を認めなかった。原点にもどって、また質疑を認めない…」私は唖然としました。つまり、執行部が議案の説明に来ても、浦委員長は職員に説明だけさせて、議員がそれについて疑問点を確認したり、「これはどういうことか?」と尋ねたり、「これにかかる税金はいくらか?」とか、「この会社は所在はどこで、いつ設立されたのか?」などと聞くことを許さないと言うのです。「そんなバカな! 議論を尽くすべき議会で、行政をチェックすべき議会で、それでは議員の役割は果たせないでしょう! でたらめな!」と、全国のみさなんは驚くでしょう。しかし三年前そうだったのです。私は、「こんな議会でいいのでしょうか?」と「糸島の風」に記事を書き、委員会でも「質疑を認めよ」と主張しました。そんな中で、二年前、ようやく質疑を認めたるようになったのです。しかしまた「認めない」と言いだしました。私以外、この自民系の委員長に反対意見を言う議員はいないので、すぐ「賛成!」となりました。しかし、執行部に対する質疑を認めなかったら、喜ぶのは行政です。市長です。この人が、松本市長と大の仲良しだと私はよく知っていますが、ここまでするとはあきれました。林間施設の民営化問題で、ウソややらせを行っているのを見破ることができたのは、建設産業委員会の質疑がきっかけでした。市の会計をトンネルにして、市長が会長をつとめる浦志の新駅期成会に2300万円寄付したのが九星飲料だとわかったのは、議案説明の質疑からでした。真実は、執行部の説明に「疑問点を問いただす」中で、明らかになります。それをさせないということは…市民に知られたくないことを、議会で追及されたくないことを、12月議会でまた出そうとしているんだ…」と疑わざるをえません。