合唱つき(笑)
オープニングセレモニー・・・“さよなら原発 福岡1万人集会”で
がんばった糸島の市民が、昨日、伊都文化会館で「原発なくす糸島の会」を結成した。
100人くらいの人で会場はいっぱいだった。
まず玄海原発の地元、玄海町の「玄海原発対策住民会議」の副会長・仲秋喜道さんが、老朽化した玄海1号機のきわめて危険な状況や、九電の隠ぺい体質など、様々な角度からわかりやすく話してくださった。
つぎに、福島県の農民連会長で、福島第一原発から16キロの南相馬市の自宅を離れ、避難生活をおくる亀田俊英さんが、現地のリアルな状況を話された。
放射線が高く、すさまじく荒廃した故郷の姿に、もう帰れないかもしれないという苦悩を抱えながら、心から申し訳ないという気持ちで住民に 補償をする気のない東京電力と、相変わらずの安全神話と 住民の要求にこたえようとしない国と、今もたたかいつづけている。あれだけの被害を出しながら、まだ原発にしがみつく人々。
子どもたちの中で、「引っ越しできる人はお金持ち、 できない人は、貧乏人」という会話が交わされている悲しみと怒りを、東北なまりで語られた。
子どもたちを放射能から守るために、本当に頑張らないというけないと。女性が立ち上がって聞いた。
「いま、私たちがなすべき支援は、なんでしょうか」亀田さんは答える。
「それぞれのところでみなさんが、危険な原発をなくすために、たちあがってほしい。 ここは、玄海原発をなくすため。」
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