3回に分けて、一般質問をアップします。
第1回は、特別支援学校と電磁波の問題です。
特別支援学校の設置と電磁波問題について
関係者の声を聞き、より良い学校づくりを!
いとう~糸島に特別支援学校を建設することは、関係者の長年の切実な願いであった。設置計画の概要をうかがいたい。
教育部長~学校規模は40学級程度、場所は泊地区で開校予定時期は2024年度。
知的障害と肢体不自由の小学部、中学部、高等部となっている。
いとう~障がいのある子どもが地域で温かく見守られて成長し、働く場を得、親亡き後もきちんと生きていけるまちづくりが行政の役割だ。
関係者の声をよく聞き、より良い学校づくりをお願いしたい。
教育部長~特別支援学校の設置は県の判断される。県が今後、学校のあり方を検討する中で、保護者等と十分に協議がなされるものと考える。
電波塔からの電磁波の影響について
いとう~支援学校予定地の近くに大きな電波塔があり、住民が電磁波過敏症など体調不良を訴え、基地局の撤去を求めている。ご存知か。
教育部長~一部住民の要望活動は聞き及んでいる。
いとう~支援学校には体の弱い子ども達も通学してくる。学校は電波塔から何メートル離れているか?
教育総務課長~約500メートル程度である。
いとう~総務省の資料では、真下よりちょっと離れている方が電磁波は強い。白血病の発症率についてうかがう。
健康づくり部長~平成28年度の白血病罹患数は総罹患率で10万人当たり10.9。福岡県は11.9、市の発表はない。
いとう~障がい者のNPO法人が土地を取得しようとしたが、この電波塔があるからとキャンセルした。科学的証明はできないが、リスクを避けたいとのことだったという。ご存じか。
教育部長~存じ上げていない。
いとう~時代は変わってきている。志摩の大石では、法律はクリアしていても、住宅地へのバキュームカーの車庫建設を断念させた。
支援学校の地主と鉄塔の地主は同じ方だ。(ここに学校を作るなら、)よりよい学校をつくるため、電波塔の撤去をもとめたい。
ちよこの視点
今回、市が提案した予定地のうち、泊オレンジゴルフの西隣にある平成自然農園が建設予定地になった。電波塔の地主と同じ地主である。
小屋のような倉庫3つを、市は「建物3棟)と表現してごまかし、4900万円で物件補償してあげた。(前のブログを参照)
土地の取得費2億1870万円も、1万7785㎡(地目畑)では破格だ。
ひどいのは、議案を提案してわずか数日で現地を見ずに強行採決したことだ。
糸島市議会の議会運営委員会は、慎重審議ではなく、つねに市と利害関係者のために都合のいい議会運営をしてきたと言っていい。
それがどれだけ、ばく大な税金の使途につながったか、今後資料をもとに分析する。
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