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多数決で「パワハラはない」~議会多数派の横暴③

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2017年9月議会、懲罰事件の弁明で…。
〇伊藤千代子 
私が言いたいのは、私への懲罰は、いじめだと私は思っています。自由な議論の妨害だと思っています。違う意見でも安心して、女性や障害のある人でも安心して議員活動ができるように私は議会のパワハラをなくしたい、ずっと願っています。きょうから多くの…
〇谷口一成議長
これをもちまして、伊藤千代子議員の一身上の弁明を終わります。(「議長、動議」と呼ぶものあり) 三嶋議員。
〇三嶋俊蔵議員(=副議長)
今、伊藤議員の弁明の言葉の中に、議会のパワハラと言う言葉がありました。この議会の中に事実、そういうことがあるんでしょうか?
もしなければ、伊藤議員にその発言は取消しをお願いしたいと思います。
〇谷口一成議長
賛成議員の挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
動議が成立しましたので、ここで暫時休憩します。

それから40分後。
〇谷口一成議長
再開します。
三嶋議員の動議のとおり、伊藤議員に対し、(「議会のパワハラ」)発言の取り消しを求めることに賛成の議員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
〇谷口一成議長
賛成議員多数です。三嶋議員の動議のとおり、伊藤議員に対し発言の取り消しを求めることに決定しました。

議員天国~「議会をなめとうとか!」
パワハラのある、なしを多数決で決める。多数決がすべての恐ろしい議会です。
私の辞職勧告決議案に、職員を「おまえら!」「議会をなめとうとか」と怒鳴る議員も名前を連ねていました。
彼らは、気に入らない職員を議会に呼びつけ長々と説教し、人権がどうだの、学校の入学式や卒業式がなっとらんだの、と言いたい放題でした。
首長や業者と結びついた利権まみれのパワハラ議会。その実態を地方自治の向上と市民生活を守るため、きちんと記録しておきましょう。

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2016年11月。「一生に一度とない嫌ごとを言われた」との言葉を残し命を絶った職員の裁判で、市に賠償命令。11月11日付西日本新聞引用。

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2019年6月議会の私の質問から。ちよ便り18号。文字が見えにくいとの声があったので、下に書きだします。

いとう~合併後、職員が上司や議員からパワハラを受けた報告は何件か?
市~職員間のパワハラは、平成23年度から30年度までに6件。議員からのパワハラの報告はない。
いとう~「うそをつくな!関係なかろうが!たいがいにせい!おまえやろうもん!議会をなめとうとか!」こんな叱責はパワハラにあたらないのか。
市~個別の言葉については、答弁を差し控える。

いとう~元職員は議員に呼び出され、「今日のお前の答弁は何や!」と机を叩いてどなられ、それ以来、胸の動悸に苦しんだという。議員のパワハラの報告がないのは、職員が泣き寝入りをいたからではないか。
市~個人がどう感じるかは個人の問題。泣き寝入りをした、パワハラと感じていないかは、答弁する立場にない。

いとう~糸島市では合併後、職員が過労自殺したが、「過重勤務と上司、議員のパワハラに苦しんでいた。この件は公務災害に認定され、市の責任は明確になったが、第三者委員会を設置し、調査したか?
市~第三者委員会の設置はしていない。
いとう~被害者の立場にたった調査記録がないのは、非常に問題だ。
私は3月19日、議員控室で「ヤクザのような言葉を使わないで」と注意したら、「いたらんこったい!オマエは帰れ!」と怒鳴られた。しかしそれをだれも注意しない。恥ずかしいことだ。

時代遅れの議会
 女性議員は、20人中2人。身近なくらしの声が届かず、暴言がまかり通る議会は、まさに時代遅れです。人権を守る議会の品性、モラルの向上が不可欠です。

関連ブログ ここをクリック
突き落とされんように気をつけや~パワハラ議会と腐った市政
バカと言ったら人権侵害か?

会社の代弁者~議会多数派の横暴②


8BE30CC4-B9DF-4251-B250-F870463654732017年6月議会


2017年(平成29年)6月議会で私は、市が神在保育所の財産すべてを応募資格のなかった若尾勉氏に無償譲渡した件を取り上げました。

結論から言うと、松本前市長と月形市長が、市立保育所5施設を無償譲渡するために開いた3回の移管先選定委員会は、移管先法人を募集しながら、個人や設立準備会を事業者選定し、移管先法人に決定するという不正を行っていました。

その中には、無償譲渡の議決をしたとき、契約相手方法人が設立されていない議案もありました。

つまり市は、2012年(平成24年)2月6日、フォレストアドベンチャーのため、嘘の林間施設指定管理者決定書を作成し、3月議会に無償貸付の議案を捏造して提出しましたが、それと同じ詐欺行為を保育所の移管先選定でも行っていたのです。


市長が法人格のない団体「いとしま子どもの会」を保育所の移管先法人に決定し、その理事予定者に平成グループの社会福祉法人今山会の元事務局長朱雀静雄氏がいました。今山会の理事長は、(株)へいせいの社長、西原幸作氏です。

私が9月議会の一般質問でそのことに言及し始めると、議員たちは「なんでオマエが朱雀さんのことを知っているんだ」と騒ぎだし、質問が終わると「朱雀さんはもう会社をやめんなった。いま株はもっとんしゃらん」「退職してもうへいせいとは関係なかとばい」「ウソつくな」と口々に言って私を責め立て、あれよあれよという間に懲罰委員会を設置し、三嶋俊蔵副議長が懲罰委員長となり、「伊藤議員は…一般市民の個人名を挙げ、事実と異なる株式の保有状況について言明した…地方自治法違反…」と報告し、議会は私に3日間の出席停止を命じました。(藤井議員と栁議員は反対)

しかし、この10年間に無償譲渡された保育所5件の移譲先が、すべて(株)へいせい社長のお友達関係者だったこと、そのために応募資格のない個人を移管先法人に決定し、虚偽の公文書がつぎつぎ作成されていた事実はあまりに重大です。

9月26日に懲罰を受けた私は、翌日の9月27日、(株)へいせいの元幹部が神在保育所の無償譲渡に関わったことを市民に知らせようと、下の写真をブログにアップしました。(右は拡大)


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朱雀氏の名前が右下に載っています。

すると翌日の9月28日、栁議員以外のすべての議員が名前を連ね、私への辞職勧告決議案を谷口一成議長に提出しました。それがこれです。


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ブログをアップした翌朝、議員がみんなで「へいせいの内部情報を流したな!許せん!伊藤は辞職させろ!」「そうだ、そうだあ!」となるなんて驚き、あきれました。

当事者の会社が「伊藤議員、ブログを削除してくれ」と私に要求してくるならわかります。しかし会社は直接私に何も言ってこないのに、なぜ議員らが怒って私に辞職を迫るのでしょうか?


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上の写真は、井上健作議員が議場で辞職勧告決議案を提案したときの発言です。

「伊藤千代子議員は、…いたずらに一般市民の個人名を挙げ、個人の財産情報の一部を示すという糸島市議会の品位を汚す発言を行い、…地方自治法及び議会規則に違反したとして出席停止3日間の懲罰を課せられています…」


品位ねえ。糸島市議会に品位なんてあるんですか?

最近こそ減ったけど、前原市のときから長い年月、ボス議員の暴言恫喝が日常茶飯事でした。(前のブログ参照)

2019年(平成31年)3月議会中、議員全員協議会で議会運営委員会委員長の寺崎強議員が私に「いたらんこったい!オマエから言われることはない。帰れ!」と怒鳴ったとき、誰も注意しませんでした。議長も副議長もそこにいたみんなが沈黙していました。

ボス議員には、だーれも注意しない。女の私にだけ「品位を汚す」と責め立てる。卑怯で卑劣、最低の議会です。

参考までに、なぜ寺崎議員は怒って怒鳴ったか?

市は長年、小島忠義議員(現経済産業委員長)が前原東土地区画整理事業の地権者であることを隠してきた。それで私が「議員が利害関係者であるかどうかは重大なこと。それを隠していたとは納得できない。謝罪を」と発言した。

すると小島議員の友達の寺崎議員が「いつまでも同じことを言うな!」と怒鳴ったので、「ヤクザみたいな言葉を使わないで」と私が注意すると彼は激高し、「いたらんこったい!オマエから言われることはない。帰れ!」と怒鳴ったのです。(ちなみに虚偽答弁した建設都市部長も利害関係者だった。)


下は、井上健作議員の発言の続きです。私の書いたブログが「憲法13条に定められた幸福追求権、プライバシー権を侵害する行為になりかねず、…」と言っています。


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また「市民の知る権利の範囲を逸脱している可能性がある」と書いてあります。あきれて笑っちゃいます。下の写真をご覧ください。

私が「神在保育所を無償譲渡する契約相手方の若尾勉氏は、どういう経歴の人か?」と訊くと、市が出してきた履歴書がこれです。1億円近いばく大な財産を無償譲渡する人の履歴書を、市は名前以外公表しなかったのです。それを議会はまったく問題にしませんでした。


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いったい「若尾勉」という人物はどういう人で、朱雀氏とはどういう関係があったのでしょう。

また私が「移管先法人の概要はどうなっているのか?」と尋ねると、市が出してきた法人の概要がこれです。


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真っ黒けの情報公開で、何もわかりません。一つはっきりしているのは、黒塗りの下に朱雀静雄氏の名前と社会福祉法人今山会事務長の経歴が隠されていたことです。

さて、私への辞職勧告議案は議会運営委員会(堀田勉委員長)でどのように取り扱われたのか? その日の議運の会議録を見てみましょう。


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おお…。たった9分の会議。ここには「(株)へいせい」の名前がまったくも出てこない。会社の名前を会議録に残したくなかったんですね。都合の悪いことは公文書に残さない。徹底しています。


それにしても、(株)へいせい社長=平成グループ会長は本当にたいした人です。だってそうでしょう?

自分は社長室にいながら、自分の会社にとって都合の悪い情報を発信する議員に辞職勧告を突き付けることができるのだから。

このとき私はつくづく「議会の議決さえ、この人の強い影響下にあるんだ」と思いました。

あれから3年半。

平成30年1月の市議選で議会のメンバーが多少入れ替わりました。しかし変わらないのは「特定業者優先の政治」「コロナ禍の財政難でも推進する不要不急の大型事業」です。

議会は多数決で予算や契約議案を決定するところ。いったい、議会に会社の代弁者は何人いるのでしょうか?



参考資料

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2017年の懲罰と辞職勧告決議のあと、私が書いた議会ニュース「ちよ便り10号」


参考までにこちらもご覧ください。

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左は2011年4月に私が書いた記事。右は2012年2月に書いたもの。


‟へいせい天国”のまち  議会多数派の横暴①

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上の写真は広報いとしま№189号(平成29年=2017年11月15日号)。9月28日の本会議で「伊藤千代子議員に対する辞職勧告決議案」が出席議員全員の賛成により可決したと書いてあります。(栁明夫議員は棄権)
「9月27日11時43分に更新された自身のブログの中で、その個人名及び過去の財産情報の一部を公開している。この行為は、憲法第13条に定められた幸福追求権(プライバシー県)を侵害する行為になりかねず、市民の知る権利においても公共の福祉の範囲を逸脱している可能性がある。」と述べています。
つまり、議会は私のブログが憲法第13条や知る権利を侵害したのではなく、その「可能性がある」との理由で辞職勧告を与えたのです。
個人名とは、市立神在保育所の財産およそ1億円を市が無償譲渡した社会福祉法人いとしま子どもの会の筆頭理事、朱雀静雄氏のことです。

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この写真は、同じ広報いとしま№189号の記事です。上の写真の前のページに掲載され、辞職勧告の3日前の9月26日「伊藤千代子議員に「出席停止三日間」の懲罰」との見出し。(藤井芳広議員、栁明夫議員は反対。)
平成29年4月1日、市は市民の大切な財産である市立神在保育所を、応募資格のなかった福岡市東区の若尾勉氏に無償譲渡しました。
いったいなぜ月形市長は、神在保育所の移管先法人に、法人格のない「いとしま子どもの会設立準備会」を決定したのか?
私はその調査をしていて、(株)へいせいの元幹部が「理事」として関わっていたことを突き止めました。そしてこの人物が、平成グループの社会福祉法人の元事務局長朱雀氏であったことも。「やはり」と思いました。
一方、議員たちは、お友達の朱雀氏のことを議会で取り上げた私に怒り心頭。「株を持っていた」を「持っている」と言い間違った私に「出席停止3日間」の罰を与え、ブログに(株)へいせいの企業情報を載せた翌日、「問答無用!辞職せい!」とばかりに叩きのめしました。
まるで“へいせいの番犬”のような方々です。

全世帯を対象に5万部発行の広報いとしまの影響は甚大で、私に直接、
「伊藤さん。あなた辞職勧告とかされて恥ずかしくないの? 過激なことばかり言わないでもっとほかの議員と仲良くしたらどうなの?」と責める人。
「○○議員が町内の会合でさんざんあなたの悪口を言ってたわよ。自分は女性にもお酒にもだらしないくせにねえ。呆れるわ」と教えてくれる人。
「みんな(2か月後の2018年1月の)市会議員選挙で伊藤さんを落選させたいのよ。負けないでね。応援してるよ」と励ましてくれる人。
糸島新聞、西日本新聞、毎日、朝日とほぼすべての新聞に「伊藤千代子議員懲罰」「伊藤千代子議員辞職勧告」と載ったので、遠くの親戚から「いったい何をやらかした?大丈夫か?」と電話がかかってきたりもしました。
では次に、こちらの広報をご覧ください。


覚せい剤取締法違反で逮捕された議員の記事
 
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これは広報いとしま平成28(2016)年7月1日号。「糸島市議会だより 糸島市議会議員の逮捕・辞職について」。
田中菊男議員が5月23日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕され、辞職しました。おわびします…と書かれています。(右は拡大)
「議員が覚せい剤で逮捕!」とは前代未聞です。全国ニュースでも大きく取り上げられ、糸島市と議会の品位と名誉を著しく傷つけました。
しかしよく見ないと気がつかないほど小さな小さな記事です。
これに比べたら私を非難する記事は、広報の二面を使って賛成議員の写真をでかでか載せて迫力満点。それからこちらは…


女性に暴行して逮捕された議員の記事

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これは平成24(2012)年2月15日号の広報いとしま。市議会だよりのページに、中村隆光議員が暴行の容疑で書類送検され、辞職したと書いてあります。(右は拡大)
議会には「交際していた女性の行き先を訊き出したのち、暴行した」という説明でした。
元副議長で市民福祉委員会委員長をはじめ多くの役職を兼務し、議会の過半数を占める自民党議員団の幹事長でもあった同氏。松本嶺男前市長とは従弟で、市街化調整区域の土地を不備な書類のまま受付期間前に受理してもらい、地区計画で私腹を肥やした有力者でした。
この件で議員全員協議会が開かれたとき、私が「辞職勧告すべきだ」と主張すると、お友達議員らは「辞職は本人が決めること」と言い張りました。
ある委員長職の議員は「あのくさ、結婚した男に近づいてくる女のほうが悪いっちゃないと」と言って庇いました。
糸島市議会の倫理観は、一般社会常識とまったく違うということをみなさん覚えていた方がいいでしょう。
本人は「辞めたくない」との意向でしたが、市民から抗議電話が殺到し、やむなく辞職に追い込まれました。


さて、私は平成23年の3月議会でも、松本嶺男市長と㈱へいせい社長の飲食、癒着を取り上げて懲罰を受けました。
懲罰で「癒着・馴れ合い」の発言を削除され

平成25年の6月議会では、松本市長の大の仲良しだった三嶋俊蔵議員に「『いじめやん』と言われて傷ついた」と懲罰動議を出され、その後辞職勧告を受けました。
懲罰の乱用は、議会多数派の横暴です。
この人たちが何より大事に守っているのは、市が特別扱いしている企業の利権。そうでなければ「平成グループ」を取り上げるたび私に「オマエ」だの「帰れ」だの「出ていけ」だの暴言を吐き、大勢で責め立てて罰を下したりするはずがないからです。
「クリーンで公平、公正な市政」を阻んでいるのは誰か?それはあなた方ですよ。
では今日のまとめ。        (つづく)

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「きららの湯」の住民訴訟、控訴へ!
地裁が「無償譲渡は違法」の原告請求を棄却


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不当判決の旗を掲げる住民側の弁護士。

昨日、「きららの湯をただでやるな」の裁判の判決が福岡地裁であり、徳地淳裁判長は、「無償譲渡を行う理由について、市議会で具体的な審議が行われていて違法無効とするべき過失があるとは言えない」として、原告住民側の請求を棄却しました。

この裁判は、月形祐二市長が2017年4月1日、9億円で建設した「二丈温泉きららの湯」を、設立2年の食堂経営者に無償譲渡したことについて、原告住民が「違法かつ無効」と市に返還請求するようもとめていたもの。

市民感覚とかけ離れたこの判決に傍聴席は唖然。
「何億円もの財産をタダでやったのが、市長の裁量なんだって」
「議会が議決したらいいんだって…」
議決の力を思い知らされますね。多数決で何でもできる。すごいです。
今頃、市と賛成した議員のみなさん、大喜びでしょうね。
でも原告側はさっそく控訴する決定をしました。
裁判所の役割は、住民の権利を守り、権力の乱用を防止すること。
日本中の世界中の良識あるみなさん、原告住民をぜひ応援してください。

高裁、最高裁と上に行けば行くほど、糸島市のやったことが日本中で注目されるでしょう。
癒着なれ合いのずぶずぶの関係が利権絡みの無償譲渡の背景にある。それがいつか必ず断罪される日がくる。私はそう信じています。

きららの湯の無償譲渡に関する年表
2003年 きららの湯本館完成 8億3100万円
2009年 きららの湯別館完成   7000万円
2010年 前原市と二丈町、志摩町が合併し、糸島市が誕生。
2012年6月議会 井上健作議員が「民間が有効活用を期待している」と述べ、谷口俊弘副市長が「民間委託も含めて検討する」と答弁。
2014年 (株)日食システム設立。きららの湯で食堂を始める。
2016年9月議会 きららの湯を日食システムに無償譲渡する議案を市民福祉常任委員会で審査、採択。(委員長は井上健作議員)。
本会議で議決。
2017年4月1日 月形祐二市長が日食システムと無償譲渡の契約を結ぶ。

2012年6月議会
松本嶺男前市長に井上健作議員が、築9年のきららの湯本館について「老朽化してきた」「民間活用を」と提案したのが無償譲渡に繋がりました。(このとき新館はまだ築3年!)。
そのわずか3カ月前の議会で、前市長は卑劣なヤラセの事業者選定をして特定の利害関係者の便宜を図り、なんと虚偽の決定書と無償貸付の議案を捏造して、あっと驚く詐欺の手本を見せつけました。(それを議会が議決!)。
このとき松本市長に命令されヤラセを実行した谷口俊弘副市長と洞部長が、月形市長の元できららの湯無償譲渡の業者選定を主導しました。信用できるわけがありません。(役職は当時)。
前市長の詐欺の手口は、忠実な部下たちによって現市政に引き継がれたと言えます。

糸島市政の闇
市役所を舞台にした市民と社会を欺く卑劣な不正の手口を具体的にみてみましょう。市役所になぜ虚偽公文書があふれているのか、その理由が少しはおわかりいただけると思います。
コロナ禍で多くの市民が苦しんでいる時だからこそ、市民、弱者の側に立った政治が求められています。これ以上、市と議会の暴走を許すことはできません。


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2017年7月発行のちよ便り9号

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2017年1月号のちよ便り6号

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2016年10月号のちよ便り4号

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2016年4月号のちよ便り2号

「議決と違う契約書でいいのですか?」

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左は議会で議決した議案。右は市長が結んだ契約書。

指定管理者との契約を結ぶには、地方自治法第244条の2第6項の規定で議会の議決が必要です。しかし、平成29年4月1日に月形市長が結んだ農業公園の指定管理の契約は議決した内容と違っていました。

議会最終日の3月19日、午後2時過ぎ、議長室に行って上のふたつ公文書をテーブルに並べ、田原耕一議長に言いました。
「平成28年12月議会で議決した議案の会社の住所は、博多駅東1丁目1-30です。でも平成29年4月1日に月形市長が結んだ協定書は博多駅東1丁目1-16です。市長の契約が議会の議決と違ってもいいのですか」
「…」
「4年前、建設産業委員長だった議長が、フロンティア・アドバンスはいい会社だと言ったんですよ。でも契約書は虚偽。決算はデタラメ。ひどいです。議長は家も近いし、農業公園の現状を知っていたんでしょう?」
「いや、知らんかった」
「議決と契約書が違ったら、法律違反です。なのになぜ議長も堀田副議長も議運もみんな黙っているんですか?みんなグルですか?」
「違う」と議長。しかし「議決と契約が違うのは問題だ」とはおっしゃいませんでした。

あれから1か月以上経ち、誰もが農業公園の件を全く無視しています。
本来なら「議決と違う契約は無効だ」「会社の住所が登記と違うとはどういうことか?」と怒って市を問いただすべきです。
だってみなさん、
生活保護でも就学援助でも入札後の工事契約でも、あらゆる市との契約で住所をごまかしたら許されません。犯罪者になってしまいます。
「議決と違う?よかばい」「登記と違う?いいじゃん」とはなりません。
行政が法律を守らないとき、それを正すのが議会です。
しかし議会はこれまでも市の不正を無視、黙認することで長年にわたり、市を助けてきました。平成グループ環境技研のバキュームカー虚偽申請がまかり通ったのも、こんな市と議会だからです。この件では一年半も志摩大石の住民は苦しめられました。

議決なき違法契約
これは、令和5年3月31日までの森林公園樋の口ハイランドの賃貸契約書。月形市長が(有)パシフィック・ネットワークの金丸一郎社長と結んだもの。3億円で建設した森林公園を年間10万円で貸しています。

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2018年6月議会で私が「会社の住所が登記と違う」と指摘したら、次の情報公開では契約書の住所を手書きで直した公文書を出してきました。
訂正印さえない。どうせ不正な契約だから、住所なんかどうでもいいのでしょう。たぶんこの契約書は職員にパソコンで作らせて、適当にハンコを押したものだと推測しています。地方自治法で必要な議決をしていない違法契約ですから。

コロナウイルス感染症でいま国も地方も大変な状況です
福祉の現場で、教育の現場で、ありとあらゆる市民と接する場で一生懸命仕事をしている誠実な職員もたくさんいます。
しかし不正を実行した幹部が権力のおかげで懲戒処分も受けず退職し、立派に天下りする姿をずっと見ていたら、職員から公務員倫理や法令順守の精神は失われてしまうでしょう。

不正と腐敗の連鎖は止められるか?
いま(株)フロンティア・アドバンスは5億円で建設した農業公園ファームパークを自分の会社本店にして、水光熱費も払わず好きなようにビジネスを展開しています。
そのうえ、自分が会社にしている公園の施設管理費を今年度は市から1320万円もらいます。そしてその事業報告書は領収書のない虚偽決算です。
こんな施設乗っ取りの詐欺的手法を考えついた松本嶺男前市長は、まさに「嘘とヤラセの天才詐欺師」です。
10年以上に渡る保育所5件の無償譲渡で公文書を偽造しまくった市。利害関係者の住所も法人の名前も議案も契約書も虚偽でした。
わずか5年で背任罪は時効ですから、与党議員らが真相究明を妨害している間にいくつもの犯罪行為が時効になりました。
何十年もの間に糸島に根を張った金権腐敗の政治。その連鎖を断ち切ることができるのでしょうか?

※明日28日は福岡地裁で「きららの湯をタダでやるな」の住民訴訟の判決があります。

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