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5月16日

120億円のムダづかい、環境破壊の中央ルート凍結 市民集会へ参加しよう!

〇とき 5月16日 (土) 午後2時より

〇場所 健康福祉センター あごら

基調報告~北畠猛 議員 伊藤千代子, 古川忠正議員もお話します。

会場からの声も。

集会後、市内パレードをおこないます。

問い合わせは、市民集会実行委員会へ 連絡先324-4373(松本)


今年度、県と市で二億円の予算がついて、中央ルートの工事がはじまりました。


市民の方々から

「泊の大きな工事が、中央ルートか?」

「九大から波多江駅ならわかるが、潤のほうへ道をつくっても意味がない」

「バイパスにつなぐだけで、高速にのらないなら必要性がない。腹が立つ」

「波多江駅周辺は道が狭く、車が混雑して、とても危ない。中央ルートより先にどうにかすべきだ。子どもや年寄りが安心して外を歩けん。税金の使い道の優先順位がおかしい」

「もう反対しても、やめさせられないのか?」

等のご意見が寄せられています。 


確かに、今年度予算は、県と市の議会を可決し、中央ルートの工事は始まりました。

しかし、今後十数年かかって県と市がおこなう中央ルートのムダづかいを中止させることはできます。 

日本共産党議員団は、この間「中央ルートを考える会」のみなさんと、県の土木事務所や県当局との交渉などをおこなって、県や市の財政はたんにつながる中央ルートはやめるよう、強く要望してきました。 

そのなかで、国道から南にいたっては、まだ都市計画審議会で決定されていないこと、県も財政難であり、市民の反対がさらに強まれば、工事を続行しにくいこともわかりました。


国道から南は、片側2車線でJRをくぐる地下8メートルの巨大地下道にする予定ですから、これが一番税金のかかる大工事です。


いま承認されているのは、17億円の国道から北のルートだけです。

もちろんこの17億円も、私たちの運動で縮小させることができます。

すでにこれまでのたたかいで、工事を予定よりかなり遅らせてきたのです。 

「財政難」と福祉・教育予算は年々けずられ、税金は上がり、ガソリン、物価の高騰で市民生活は大変な状況です。 


あきらめずに「ムダな公共事業はやめよ」の声をさらに広げましょう。 

ゼネコンしかできない巨大な地下道工事より、生活道路や側溝の改良整備など、身近なくらしを良くする公共事業に変えさせていきましょう。 


第15回中央ルート反対 市役所前宣伝 

8月27日 8時から8時半まで


 
毎月やってます
第4水曜日の市役所前宣伝行動は
朝8時から8時半まで
毎月10人から20人で続けてきました。
税金の無駄遣い、許さないと言う方、中央ルート反対の方、ごいっしょにがんばりましょう!


きのうの1月23日は、小雨の降る寒い日だったが、中央ルート反対の市役所前宣伝を予定通り実行。


「風邪ひいたら困るし、雨降ったらやめたいな…」

と心ひそかに思ってたけど、集まってきた市民のみなさんが、ささとプラカードを出したり、プレートを胸にかけて準備されるから、やっぱり30分、演説することに。


みなさん、寒さなんかなんのその。

税金の無駄遣いで、環境破壊の道路なんていらないよ。

今年、最初の宣伝も、元気に終了。おつかれさま。

なんでも、続けることが大事。


さあ、今年もよろしく。


どうにか今年最後の中央ルート反対の座り込み宣伝も無事に終わった。


来年の第8回・中央ルート反対!市役所前の座り込み宣伝行動は

1月23日(水)8時から半まで


長野峠のトンネル計画、ホテル救済の道づくりを中止させ、センター給食を自校方式に変えた市民パワーで、がんばりましょう!


「百億円ゆったって、二倍くらいにふくれますよ。大型土木工事は・・・」

「すでにこの夏、120億円といいだしました」

「でしょう?」

「JRくぐる地下8メートルと言えば、夜、一人で通るには、怖いですよ」とご主人。「そうそう」と奥さん。

「博多駅の地下道も、大雨で浸水して、車が沈んだりしてますからね」

「暴走族が走り回るようになるのもいやです」


国道より南側は、まだ事業として認可さえ受けていません。

こんな無駄遣い、あきらめずにやめさせましょう。

学校の蛍光灯が暗くて、雨の日、曇った日、照度が足りないで困っていても、蛍光灯さえすぐに取り替えない。

それくらい、財政難というのに。来年の予算で、1億2千万減らすうち、約1億円が福祉と教育費。

事業の優先順位がちがう。この町は。


税金のムダづかい、120億円の中央ルート反対!

第6回 座り込みのお知らせ

とき 11月28日(水)朝8時から8時半

ところ 前原市役所前

《出勤の職員や市民に、中央ルート反対のアピールをします》


市民のみなさん、寒い季節になりました。お元気ですか。

冬に欠かせない灯油が高くなり、ガソリン、食料品の値上げも本当に困ります。

そのうえ昨年からの住民税、国保税、介護保険料とつぎつぎ税金・公共料金が引き上げられ、これからの生活に不安がいっぱいです。

市民の共通の願いは、税金の無駄遣いをしないで、市民のくらしを守ってほしいということではないでしょうか。

にもかかわらず、地域住民が大反対している120億円の「中央ルート」を推進し、来年、再来年と1億5千万円も借金して、ルート事業につぎこもうとしています。(この巨大事業では、一部ゼネコンはもうかっても、地元の中小業者の仕事にはなりません)


毎月第4水曜日に「中央ルート反対」「市は市民の声をきいて!」と、30分間座り込み宣伝をつづけています。

ぜひ、ご協力ください!

5分でも10分でも、参加してくださいますよう、よびかけます。

力あわせれば、無駄遣いはやめさせられる!

前原市では、「ホテル救済の加布里の道路計画(当初8億9千万円)」「長野峠の50億円のトンネル計画」などなど、市民の声でやめさせた経験があります。

予算は、毎年議会で可決しないと、使うことはできません。

「行政がすることに反対しても、無理じゃないの?」とあきらめず、生活をまもるため、地域の自然と環境をまもるため、声を上げ続けましょう。

なお12月の第7回の座り込みは、12月26日(水)です。


今朝、市役所前で恒例の中央ルート反対の宣伝行動。

「継続は力」です。

「学校が始まって、朝の行動にはでられない」とか、いろいろあるけど、とにかく、続けましょう。

初めての人が、3人、みえていたもんね。来月もよろしく!



120億円の中央ルート反対の「10月の座り込み」は、24日の水曜日、8時から8時半まで。前原市役所前でーす。


早いもので、第5回目となりました。

今年から3年間で、中央ルートに1億5千万円も借金をする。

今朝は、波多江駅で演説。

前原市は20億円しか貯金がないのに、500億円も借金をかかえて、大変な財政難。子どもの学校の校舎はぼろぼろ。

税金、公共料金はつぎつぎ値上げ。

9月議会で下水道料金をねあげしたけど、来年か再来年には、都市計画税を導入して、固定資産税にうわのせしようとしている。

これじゃ、どんなに節約しても、くらしは苦しくなるばかり。

このまま、中央ルートのような無駄な公共事業をつづけたら、市の財政は破たんしてしまう・・・。

そうなったら、安心して老後をくらすことも、当たり前の市民サービスも受けられなくなる。


私は、日本共産党の議員になってまる9年。長野峠のトンネル計画 50億円。加布里のホテル救済の道路計画 8億円。東風小学校の庭園つくり 7億円・・・古川議員といろんな無駄な事業を議会で追及し、前原の風で市民にわかりやすく知らせ、市民とともに計画中止に追い込んできた。

こんども、あきらめずに行動し続ければ、必ずやめさせらると信じている。

いまも思い出して笑ってしまうのが、トンネル計画について質問したときのこと。

「ほとんど車が通らない山に、50億円ものトンネルは必要はない」というと、当時の市長は「夢のあるトンネルをつくりたい」と答弁。(傍聴に来ていた人たちが、あきれて「トンネルの中に、映画館でもつくる気か?」)


つぎつぎと、どうしてこうも市民の願いとかけ離れた無駄な事業を思いつくのか?

優先順位を考よう!お金ないんだから。

ちなみに、財政破綻した夕張市が、去年の十一月、明らかにした財政再建の枠組み案は、

① 赤字360億円を20年間で解消。

② 市職員を3年で六割減。年収四割減。

③ 七校の小学校を一校に。 養護老人ホーム廃止。介護ヘルパー派遣事業廃止。 図書館廃止。子育て支援センター廃止。公共施設の統廃合などなど・・・

④ 市民税、固定資産税、軽自動車税の値上げ、保育料値上げ、等々・・・

市民から「住民負担は全国最高、行政サービスは全国最低か!」と怒りの声があがったのも当然。

夕張市の財政破たんには、国や県の責任も大きかった。

炭鉱閉山後の処理や、地方交付税の削減等など。

くわしくは、「夕張、破綻と再生」(自治体研究社)参照


秋晴れの朝、中央ルート反対の宣伝行動を、今日も市役所前で30分。


エプロンがけで、集まってくれた12人のみなさん。おつかれさま!

6、7、8月は、本当に暑かったけど、やっとすずしく気持ちのいい季節になりました。

経常収支比率は97%近く、たいへんな財政難のとき、潤のあごらの東側に、4車線で地下8メートルもある巨大な道路を市と県がつくろうとしている。

事業費100億円が、120億円に!いまでも500億円の借金財政。貯金は10億円程度。財政事情は、県内でもワーストテンにはいる。

財政はたんは、けっして他人事ではないのです。

地域の人が「水害、環境破壊」と心配する無駄な公共事業、中央ルートはやめさせよう!税金、公共料金の値上げ、職員給与カット、人員削減、あらゆる福祉・教育の民営化・・・子どもたちや先生、保護者、市民、農家の方たち、市の職員や学校関係者が、心から愛し、守ってきた、食のとりで、小学校の給食まで民営化しようとしている。


ガードレールやカーブミラーなどの安全なまちづくりの予算は、1千万円あったのを半分にへらし、学校のPTAが要望しても、わずか100万、200万の工事を、お金がないとやらない。

なにしろ、学校改善費の予算も、かつての半分しかないのだから。


「いとうさん、ブログでちゃんと宣伝日をお知らせしとかないとダメですよ」とT君。

「あっ、そうだった!ゴメンゴメン。わたし抜けてるもんね」

「さすがに4回も続けると、職員の人たちもなれてきたのかな」とAさん。

「私たちを見るときも、きつい顔じゃなくて、おだやかな顔になってきたたみたい。うれしいね」とBさん。

「財政はたんしたら、市民もだけど職員も大変よ。根気強くすれば、きっと通じるわよ」とCさん。

ぺちゃくちゃおしゃべりしながら、解散した。


先日、合併しないで自立の道を歩むユニークな大木町の元町長さんの話を聞いた。

「身の丈にあった公共事業をしたら、合併しなくても、ちゃんとやっていけますよ」じつに誠実な話しぶりで、心引かれた。

一度視察に行ってみよう。


今日は、夕方5時から、前原駅で「核兵器廃絶の署名」(国連に提出するために、平和団体や被爆者が世界中で集めている)の署名行動に参加する。

近くを通ったら、ご協力ください。


時間がない!でもうれしいから、一言。


きのうの中央ルート反対の市役所前座り込み(というより宣伝行動)には、新しい顔ぶれが7人も。夏休み中の子どもを連れてきた若いお母さんも含め、総勢16人。


私など、忙しくてほとんど声かけしていないのに、だれかれの口コミでちゃんと集まってくださる。

なんてうれしいこと!


「Aさんが仕事でいけないから、代わりに行ってと頼まれました。こんなことはじめて。でも中央ルートはぜったいにいやだから、来ました」という人も。


いままで、政治のことや、行政のことにほとんど関心なかったという女性がほとんど。

百億円と言っていた中央ルートが、もう120億円に。ムダで環境破壊の公共事業は、ごめんです。

来月は、もう少し広げましょう。

そして、運動はたのしく!元気に!


23日月曜日は、中央ルート反対の座り込みを、市役所前で。


エプロン姿の女性たちが「いらんばい、税金のムダ遣い中央ルート」の横断幕をもって立つと、生活感があって、しかも華やか。(男性の方もありがとうございます)


前回参加して今回仕事でこれなかった人たちが、心配して「どうだった?」大丈夫!

13人が来てくれた。ニューフェイスが6人も。

専業主婦さん、八百屋さん、看護師さん、営業職、退職したばかりの女性…多くは初対面。


来月は22日水曜日、8時から8時40分までやろうと決めて別れた。

続けることが、インポータント!(大事です)


25日の今日は平和行進。周船寺から深江まで原水爆禁止協議会のみなさんと歩いた。

私はアナウンサーだったから、車の中。

しかも加布里までだったが、ずっと行進したみなさん、本当にお疲れ様。

毎年のことだけど、「ノーモア広島、ノーモア長崎」と核兵器廃絶を訴えながら、周船寺と鹿家間の20数キロを、この炎天下、ときには雨風に打たれて、歩き続ける平和行進。

もちろん、一歩でも二歩でも、自分が歩けるだけでよいのです。

思い出すのは、被曝50周年の年、8月5日、原水爆禁止世界大会が開かれる広島につくと、平和行進の行列は、5~6千人もの巨大な人波になって、原爆ドームを埋め尽くしてた。

タヒチで、フランスが核実験をしようとしていた年のこと。

今年も、暑い夏がきた。


たまたま何とかと言うタレントのブログを見たら、英語と日本語が乱れ飛ぶ、くだけたブログで、若者がたくさんアクセスしていた。


おもしろい。彼流に書くとこうなる?


中央ルートノン!ノン!ノン!のピープルたち。

ツゲザーしようぜ! 

23日のマンデイにさ。プレイスは、イン市役所。

おっと、中はダメか。

インフロントオブ市役所。市役所前だよ。

タイムは、8時~9時。「税金のムダ遣い、ストップ!」って

続けることがインポータント!

あきらめないのが、モアインポータント!


中央ルートで家を追われる地権者や家の前に8メートルの巨大な地下道のできる、いわば一番、迷惑をうける家の奥さんたちに「市役所前で座り込みしたい」といわれ、とにかくやってみるかと、今朝8時から10時までやってみた。


総勢10人、20代から70代までがエプロンをつけて(男性も2名)、台所の声を市政に!主婦は無駄遣い許さんぞ!迷惑な道路つくるな、と横断幕を持って立つ。

出勤する職員のみなさんへ、市が財政破綻しないよう無駄な事業はやめさせましょうと訴える。


3人の課長が、仁王立ちになって、こちらの様子を見ている。

まあ、わたしたちを監視するヒマがあったら、仕事に行ったらいいのに。

そのとき、向かいの教育委員会のビルの3階を見上げて

あっ!

私たちの写真をとってる!

自衛隊の国民監視活動が、新聞で問題になったばかり。

写真をとっていた市の幹部職員ふたりが降りてくると、女性たちが取り囲んだ。


ねえ、どうして勝手に私たちの写真をとるの?

個人情報保護の時代に、そんなことしていいの?

広報に「がんばる女性たち」と載せてくれんならいいわよ。

でも、何に使うか分からないから、消してちょうだい!

女性たちの言うとおり、デジカメから映像を消す職員。


そこへ、仁王立ちでこちらを見ていた課長ふたりもやってきた。

あなたたち、どうして怖い顔で、私たちをにらんでいるの?

市の政策には反対も賛成もあるのは当たり前のことよ。

そうでしょう?

怖い顔しないで、市民にはにこにこ笑顔でね。

そうそう!笑顔になると、みんなハンサムじゃない!(大爆笑)


中央ルート反対の第1回目の座り込みは、こんな風だった。

「署名しましょうか?」という人や、「がんばって!」と車からエールを送る人。

来月も23日月曜日にやろうと、元気よくわかれた。


ああ、いい天気です!

山のように洗濯しましたよ。


夕べ10時ごろあごらから自転車で帰ってきて、それから前原の風号外をつくりました。(東風校区、波多江校区向けに)


きょうは午前中ちょっと病院へ。

昼から人に会い、市役所行って、夕方から印刷の予定です。


さて前原市内でいま国道の拡幅工事がすすめられています。

移転補償費が低すぎて「引っ越したくてもできない」地権者が苦しんでいます。

「この金額では、土地も買えないし、家も建てられない」

「国土交通省は、借金してローを組めというが、高齢者に、銀行は金を貸さない」

「協力したいと思っているのに、これでは犠牲者」

「借金してまで、なぜ出て行かねばならないの」・・・


本当にそうです。ここは、住民にとって必要な工事ですから、地権者の方々の要望にそった対応も必要ではないでしょうか?


長年、住み慣れた家を出て行くのは、ほんとうに大変なことです。

以前、公共の道路がかかって、移転補償費がたくさん出ていたこともありました。

しかし、今のように自治体が借金だらけで財政難となると、そうはいかない。

必要な面積だけ買って、残地も買い上げない。

補償費もそれほど出ない、という状況に。


松本市長も、3月議会で「迷惑をかけるのは、だれか」と聞かれ、「地権者」とこたえています。

こんな公共事業のありかたでいいのか、つくづく考えさせられます。


最近「いとう議員の話を聞きたい」と呼ばれて、るんるんと行かせてもらった。


ある家では、手造りのご馳走を用意して、主婦の方々が待っていてくださった。

みなさん、一生けんめい話を聞いてくださる。

笑ったり、うなったり、共感の気持ちが広がるのが、うれしい。


またある集会所では

「中央ルートにはぜったい反対です。座り込みして、たたかいます」

「わたしも、主人が反対したって、座り込むわ」

「70過ぎて怖いものないわよ」…

たのもしい!こちらがびっくり。


そうだ!1円、10円の家計をやりくりする女は、(男性の場合もあります)税金の無駄遣いなんか許さないぞ。

今、前原で国土交通省が国道の拡幅のため、土地の買収をしています。

そこは、住民にとって必要な道路なのですが、移転補償費が低すぎるので、地権者が困っています。

くわしくは次回へ。


きのう、夕飯をつくってから、自転車で潤の公民館へ。

凍えるように寒かった。

県の土木事務所がきての中央ルート地元説明会二日目。

新たにわかったことは、移転させられる人のなかには、いまのローンを払いながら、二重のローンを組まなければならない人もいるということ。

いま、築15年の家。買収の頃は、築20年を越える。

よくて新築の8割台の補償。そのお金で買える住宅があればいいが、おなじ家を新しく建てれば、25年ローンの場合、今住んでいる家のローンと、あらたな住宅のローンを組む必要がでてくる。(木造で耐用年数48年の場合)


「県道瑞梅寺線の産ノ宮交差点の北側は、数軒の住宅が立ち退かないため、10年来、道路の拡張ができていない。中央ルートは、住民が大反対しているなかで、60~70軒の住宅をどけなければならないが、うまくいくとおもっているのか」

「これから用地交渉に入るが、大変な仕事になると思う・・・」(若い正直な職員さん)


地下7メートル50センチ、道幅約40メートルの4車線の巨大地下道ができる予定の潤の南行政区。地域は分断され、水害の危険も。


「10年一度の雨にたえられるポンプでは、間に合わない。

異常気象で、30年、100年に一度の雨が降っている。大きなポンプをつけよ」

「雷山川も、雨水幹線も、10年に一度(毎時65ミリ)の雨にしか対応できないから、できない」

「それでは、地下道がプールのようになって、水がたまるでしょ!」

「ハイ、冠水したら、警報が鳴ります。水没事故がないように、努力します・・・」


一昨年大宰府では、車3台が水没し一人が亡くなった。

そんな危険なものを、子どもの通学路や福祉施設の近くにつくらないで。

「4車線にせんでいい。2車線で充分。地下道にはせんでくれ」とお年寄り。

家のまんまえに、巨大な地下道ができる人の苦しみ。

ぜったいにいやだと泣いている人たちが、どれだけいることか。

みなさん、無駄遣いのルート建設のために、泣く泣く家を追われる地権者を励まし、用地買収に応じないよう、支援の輪を広げましょう。

強制執行という方法があっても、10軒も20軒も無理やり家をたちのかせて、道路をつくることはできません。

住民の意見をきかず、市長の要望だの、議会が決めたのと言って、立ち退きをせまる行政の傲慢さ。

相手は、住民、市民があきらめるのを待っています。

どっこい、そうはいかないぞと、あきらめずにがんばりましょう。

財政破綻して、こどもたちに大変な思いをさせないためにも。


好きで転居するわけじゃないのに、新築の移転補償がでないなんて・・・

昨日の夜、中央ルートの地元説明会で、県の土木事務所がはっきり言いました。

「建物は、新築ではなく、耐用年数でみます」と。


移転の代替地も、準備する予定になっていない。

残地も買い上げず、価格の減少分を補償するだけです。

とにかく「決めたから、出て行け」ということですねと、ある人は涙ぐんで言いました。

その方の家は、築20年になるそうです。

台風があり、地震があり、家は傷んでいますから、たいした価値はないでしょう。

でも、住み慣れた家は、夫婦が死ぬまで、ちゃんと住めるはずだった。

なのに、この家を出て行かなければならないなんて。

この年でいったいどこへ。

このあたりで、中古の家が売りに出ていました。

築20年、50坪で1050万円でした。

「いったいなぜ、県は地元が反対するこんな道路をつくるのか」との問いに

「市民に選挙で選ばれた市長が、県に要望しているから」と応えました。

「市長は3月議会での地元説明会はどうだったか、という(いとう議員の)質問に、『圧倒的に反対が多かった』とこたえた。なのに、ルートを推進するとは、ひどい」と静かに怒りをこめて発言する若い女性。

拍手がわく。

「賛成者もたくさんいる」「ぜひ、つくってくれ」ルート上に田畑をもっている人や、土木事業をしている人たち。

説明会の後、「いとう議員さん!」と、ある女性が話しかけてきました。

「田んぼを売る人は、お金が入るからいいでしょうが、家を追い出される私たちが、どうして賛成できるでしょう。この計画が発表されてから、夜も眠れません」


「市民協働のまちづくり」といいながら、移転、環境破壊、水害などの苦しみを強いる、地元のひとに、なぜ計画段階から、意見を聞こうとしないのか。

ああ!たいへん!つづきはまた。

有益なコメントありがとうございます。時間がないので、次にお返事を。


サクラ、サクラ…

2007年02月23日

うーん。住民パワーに、ゆうべもびっくり。


小雨の中、高田・板持の住民が60人くらいつめかけた。

22人が次々と発言。ルート反対の意見ばかり。

それも市の説明よりずっと説得力がある。

わきおこる はくしゅ! はくしゅ!

高田には災害避難所もない。生活道路は悪い。お年よりも増えている。

2.5キロに100億円使う中央ルートより、やることが、ほかにいっぱいある。

財政が破綻したらどうする?

「将来のための投資です」「この道をつくれば、町は発展するのです」と繰り返す市長。

「市民の賛成が少ないのに、こんなに住民が反対しているのに、なぜ中央ルートをつくるのか?」 

市長「必要なら、反対多くてもやる」 

ああ、その必要性が誰も分からないのよ。

最後の方で、つと男性が立ち上がり、

「賛成の人、いるんですか?」と会場の人たちに聞いた。

すると後ろの席に並んだ 立派な背広姿の6,7人の男性が、さっと揃って手を上げた。

まあ、みんな市の幹部のみなんさんじゃないの。ごくろうさま。

市民の合意は、得られていません。どうしてもやるというなら、住民投票を!


ちょっと聞いて。 波多江公民館の「中央ルート説明会」(池田、波多江行跡区対象)

が、今夜ありまして、潤のときの説明会と同様、住民のパワーが市を圧倒!

60人くらいの参加で、発言者のべ19人。

「中央ルートはすばらしい。なんとしても つくっちゃんない」 なんていう人は、ひとりもいなかった。

今夜、市は「中央ルート」のデメリットは何かと聞かれて、

「騒音、排気ガス、地域分断」と答えました。

犯罪の増加や、水害もでしょう。 波多江駅のエレベーターや整備が先。

九大生に来てほしかったら、 スポーツ施設や図書館をつくって。

弱者にやさしいまちづくりを。

税金を使う優先順位が、ちがいます!

財政が破綻する。 福岡から九大に行く人は、みんな今宿や周船寺を行く。

こんな道はいらないよ。

何を言っても、市は同じ返事をくりかえすばかり。

心を打たない決まりきった答えに、 あきれ、悲しくなったひともいる。

でも、くじけずに。 住民の力強い発言に、市は、明らかに打撃をうけています。

「ホテル救済のあの道路みたいに、つぶされたらどうしよう」と一抹の不安はもったはず。

だって、主役は市民。

どんなに議会が賛成しても、70軒くらいの家々が、立ち退かなかったら、 巨大道路はできません。

住民が、怒ったらコワイですよ。増税で苦しめられていますからね。

ルート推進の議員たちもきてた。どんな気持ちでいたかしら?

3月議会が待ちどおしい。

さあ、あしたの夜も波多江公民館へ! 夜7時だよ!

どこの行政区の人もオーケーだからね。


写真は・・・

2007年02月19日

写真は、前原市が中央ルートのモデルにしている大宰府の道路です。

この道路は、JRが頻繁に通過するので、大宰府にとっては必要な道路かもしれません。

しかし、前原市に必要な道路とは思えません。

中央ルートは、「健康福祉センター」や東風小学校の真横を通る計画です。障害者や子どもたちを、交通事故や大気汚染から守るために、福祉施設や教育施設のそばに、幹線道路はつくらないほうがいいと思います。

足の悪いお年寄りや車椅子の障害者が、JRの線路をわたるのに、数百メートルの地下道をくぐらなければならなくなります。住宅街なのに、それではあまりに大変です。



(上の写真は、前原市が中央ルートのモデルにしている大宰府の道路です。大きいでしょう。)
朝から電話やメールがたくさん届く。夕べの怒りを誰かに話さずにいられないのです。
昨夜、小雨の降る寒い中を、東風公民館に集まった住民およそ110人。田畑に囲まれた、のどかで静かな住宅街のど真ん中に、60軒から70軒もの家々を立ち退かせ、巨大な4車線の道路(中央ルート)をつくるというのですから。市長が来る初めての地元住民への説明会。
しかし・・・ 「『市長と語ろう』とチラシに書いてあったのに、市が1時間も時間とって、住民の質問時間はたった30分。
『時間を延長しろ』って意見が出たから9時半まで30分延ばしたけど、手を挙げている人がいるのに説明会を打ち切るなんてひどいよ…」 わずか2・5キロの道路に、およそ100億円をつぎこむ中央ルート。「九州大学へのアクセス道路として、国道の渋滞緩和、市の産業振興のためにはどうしても必要」と市長は言うけれど、1時間のあいだに発言した11人の中で、賛成の立場からの発言はひとりだけ。 
巨大地下道による水害や地域の分断、犯罪の心配。大型車の振動、騒音など環境破壊の不安。市の説明に、多くの住民は納得できない。 
潤の雷山川は、市や県の防災計画書に「重要な水防箇所」として記載され、実際今まで台風や大雨でいくたびか浸水の被害があった。そこに巨大な地下道をつくったら、川と地下道に挟まれる地域はさらに水害の心配をしなければならない。 
「少子高齢化の時代、高齢化対策の優先を」「波多江駅の整備とそこから九大へ道路をつなげるなど、既存の道路を活用したほうが経済的」「総額100億円もの道路でも県の事業だから市の負担は6分の1とかというけど、それでも20億円くらいは使う。いま市の財政はきびしく、学校の蛍光灯もすぐ取り替えられないというのに、19年度に1億5千万円も借金して中央ルートに1億7千万円の市税をつぎこむとは!財政が破綻したらどうするのか」「市民プールや生活道路の整備が先。税金の優先順位が違う」「九大は、半径5キロ以内の学生は環境を守るため、車を使わないように、と言っている」「九大へは今宿から4車線、周船寺からもアクセス道路ができるから、中央ルートは全く必要ない」「3年前、加布里にホテル救済じゃないかという道路計画があって、市民の運動でやめさせた。あれは8億円だった。中央ルートも必要ない」 
こういう市民の意見のほうが、ずっと説得力がありました。 市には、今でもどれだけの借金があるのかとか、財政難と言って近年どれだけ税金や公共料金が値上げされたかとか、その話はまたの機会に。こんな財政難の時代に、ばく大な税金を使う事業は、もっともっと市民の意見をよく聞いてからでも遅くありません。 
前原の自然が好きで、前原の人や食べ物が好きで、住んでよかった!と思える町になってほしいから、住民の活発な意見を、市には大事にしてほしいのです。


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