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ある奥さんが、ため息つくように言います。

「親子三人、国保税が月に6万円。市県民税は10万円。税金払うために働いているみたい」 

重なる月には、16,7万円払うことに。ほんとに重税です。

国保税は、所得700万くらいが一番重く、それをこえれば、後はいくら所得が増えても(2000万円でも1億円でも、変わらない)低所得者に重いというわけ。 


許せないのは、今年減税になったのが、高額所得者だってこと。

株の利益にかかる税金が半分になったから、ひとによっては、何億、何十億と税金が減った。 

主婦のAさん。「朝から、防衛省のあの証人喚問見てたら、腹が立って、血圧が上がったわ。取引業者の接待を受けてきて、便宜をはかったことはない、だって。信じられる?見返りもなく、接待するはずないじゃない。ねえ」


国民生活がこれほど大変なときに、軍需産業から200回もゴルフの接待をうけるとは。

国がばく大な借金財政の中で、軍事費だけが増えるはず。 


ところで、前原市には、職員の倫理条例がない。

年間、数十億円の入札の指名業者を選ぶ権限をもつ市の幹部が、市の取引業者と飲んだり、釣りにいったり、ゴルフをしても、禁止する条例・罰則さえない。 

私の9月議会での質問に、市は「検討する」と答弁した。

地方でも、政・官・財の癒着を断ち切る必要があるのでは、・・・


放蕩息子と結婚?

2007年10月26日

志摩町では、11月25日は、合併の是非を問う住民投票。


この1ヶ月、志摩町の住民の方々から、前原市の財政状況や市政のようすを聞かれることが多かった。

古川議員ともども、あちこちで話をさせてもらった。

「前原はそげん、借金があるとですか! 500億は、太かばい」

「貧乏人同志結婚したかて、財政はようなんらんばい」

「伊藤議員がいわっしゃあごと、財政難ゆうのに、中央ルートとか、区画整理事業とか、志摩のもんには、関係なかでっしょう」

「金づかいの荒い、放蕩息子と結婚するごたあもんたい」

「農協や漁協が合併して、農協の支店がのうなって、それだけでもさびれたって、みんな実感しござるとよ・・・」

「そうそう。ほんとは、みな、合併なんかしたくなかとたい」


長野県栄村、福島県矢祭町、奈良県山添村、山形県小国町・・・

全国で、合併せずにがんばっている町や村はたくさんあります。

わざわざ視察に行かなくても、インターネットでも検索できる時代なのだから。


「町長には、そういうところを勉強してもろて、前原との合併だけはやめてほしかねえ」


志摩町で、11月25日に合併の是非を問う住民投票が行なわれる。

「財政がきびしいから、前原と合併する」と町長は言っているらしい。

合併相手の(結婚相手の)前原の財政状況をご存知だろうか?

一市二町の財政状況 志摩町 前原市 二丈町人口17、738人 68、727人13、601人積立金 8億円 26億円15億円借金 総額 92億円 535億円82億円一人あたり借金52万円 78万円60万円経常収支比率96,5% 96,7%93,2%※平成18年度決算による※借金には,地方債の他、特別会計、企業会計、債務負担行為、 土地開発公社、消防厚生施設組合分も含む。 

経常収支比率は、75%以下が望ましいといわれる。

97%近いというのは、市の財政は、ほとんど全く余裕がないということ。今年から、市が無料でおこなっていた子供向けの映画会が中止になった。

50万円節約できたと市はいうが、どんなに節約しても、以下のような事業を優先していては、財政破たんしてしまう。

合併後も優先される前原中心の大型公共事業120億円の中央ルート 潤地域に、JRをくぐる地下8メートル、4車線の巨大道路計画。

はじめ100億円だったのが、最近120億円にふくれた。

07年度からの3ヵ年で、約1億5千万円も借金の予定。産業団地計画(200ha) 前原インター周辺ふくめ、数十億から数百億円の開発計画。 ゼネコン、一部土建業者対象の土木事業。国、県の補助なし区画整理事業 総事業費22億円の予定。

いま協議中。 浦志地区の水田を開発し、1300戸の住宅を増やす計画。100億円・広域基幹林道 雷山山系に百億円の道路づくり。毎年1億円もの税金を使う。

大雨のたびに山や道路が崩れ、市の税金で補修している。それだけで、3億円前 後の修理代がかかっている。みなさん、どう思いますか?

学校の電気がきれても、ガラスが割れても、すぐに修理できないほど、財政が大変な中で、上記の事業を絶対にやる必要があるのかどうか・・・


明日から視察で2泊3日いないわよ、というと、

「あっ、ガラパゴスに行くんだ」と娘。

それは、東京都知事でしょう。

オオトカゲを見て、なんの役に立つか知らんけど、母さんは、東北。

「東北もいっしょやん。視察はムダ、ムダ」と、てきびしい。


そりゃ、視察に行っても、まったくレポート書かない議員はごろごろいるけど、母さんは、違うわよ。

いつもレポート書いて、市民のみさなんに学んだことを知らせたり、なんと言っても、議会での質問に徹底的に役立ててるし。

それでも、まだいろいろと反論してくる。議会より大変だ。

たしかに、大方のことは、現地に行かなくても、調べることができる。


こんどの9月議会のときには、入札、下水道料金値上げ問題で、私は福岡県庁、福岡市はじめ、20こえる役所に電話をかけて担当者から話を聞いたり、必要な書類は、ファックスで送ってもらったりした。

国土交通省と経済産業省の大臣官房会計課に電話したときは、ちょうど安倍総理が突然やめちゃって、てんわやんやしていたときだったが「すぐ事実を調べてから、ご連絡します」といって、かけ直してくれた。

しかし、年に1回の視察で、思いがけない刺激と収穫を得ることも多い。

市民の目線で視察に行くと、目的以外にもたくさん学べるから、議会の質問に大いに役立つ。

たとえば、前原市の学校は、老朽化がひどい。東中など、メンテナンスすれば、50年はもつはずの鉄筋コンクリートの建物が「わずか10年で老朽化してきた」と先生方に言われるほど。

ある市に行ったとき、二十年たった学校施設が、どこも頑丈で、びくともしない。

おどろいて聞けば、建築中は、市がきびしく施工管理をしていたそうだ。

適正な工事と、適切なメンテナンスで、鉄筋の建物は長持ちするのだと。

前原市では、建築に関して、施工管理を民間に委託している。

市は、建物が建ってから、(外側から)竣工検査するだけ。耐震偽装の問題で、いかに、きちんとした施工管理が重要か、私たちは大きな犠牲をはらって学んだ。


それでなくても、きちんとした公共事業をしないと、ばく大な税金の無駄になる。

9月議会で、現実に、1昨年の公共工事で、簡単な業者の不正(虚偽の記載)を見抜けなかった事例をあげて、「不正を見抜き、きびしい行政指導ができるよう、建築を市で施工管理する」よう、改善を求めたが、市は「ノー」と言った。


市民に知らせたら、なんと言うでしょう?(くわしくは、次の機会に。)てなわけで、今日から二白三日、出かけます。

防災と生涯学習の件で、北上市と米沢市、小山市に。報告を楽しみに待っていてください。


読売新聞の27日付の記事を送ってくださった市民の方、ありがとうございました。


実質公債費比率の県内ワースト101位 福岡市(23%)2位 東峰村(22%)3位 築城町(18.3%)4位 広川町(18%)5位 志摩町(17.9%) 6位 筑後市(17.8%)7位 前原市(17.8%)8位 二丈町(16.6%) 9位 新宮町(16.5%) 10位 嘉麻市(16.3%)

※実施地公債費比率は、18%を超えると、起債するのに県の許可が必要になる。


ともに財政破たんの不安ある一市二町。

志摩の住民の方が

「そんなに金がないなら、前原と合併したらよかろうもん」と言ったら

「前原市の借金は500億円をこえている。一人当たりの借金は、志摩よりも多いんじゃ」と言われた、とか。

飯塚市と合併した穂波町の人が

「合併して、サービスは悪くなり、負担が増えた。合併しなければよかった…」


前原市長の音頭で、合併の話がすすんでいる。

11月25日には、志摩町の住民投票。

その前に、充分な情報を住民に公開させる必要がある。


壁にぶちあたったら、原点に帰れというが…

きのう午前中「前原の風」の原稿を書いて、昼から唐人町の障害者の作業所にでかけた。

2年ぶりだったが、食事していたKさんは「あっ、いとうさん!」とよんでくれたし、焼いたコーヒーカップをみがいていたTくんは、満面笑顔で合図を送ってくれたし、5~6年ぶりのOくんも、昔と変わらない穏やかな笑顔で迎えてくれた。


総勢20人くらい?みんな、モウレツに暑い中、牛乳パックの紙を梳いたり、焼き物をみがいたり、豆腐屋さんやソフトクリームやさんもにぎやかで、それぞれせっせと仕事にがんばっていた。

なにもしないで、その様子を部屋の隅でぼんやり見ているだけで、なぜか楽しい。


自分なりに働く場所があり、社会とつながり、自信をもって生きている。

その喜びや誇りが、作業所の中ににじみ出て、蒸し暑くてたまらないのに、心地よい。

障害者自立支援法で、政治の痛みと矛盾に苦しめられながらも、「陶友」は元気だった。所長のOさんは、プロレスラーか、格闘家のような、そうそう同じ郷里の英雄・西郷さんみたいな風貌で、その実、こまやかな気配りとやさしさに満ちた人。

その哲学的で、実践的で、心揺さぶる的を得た話は、いつもメモらずにいられない。

わたしが二十歳からのつきあいだから、30年の月日が流れたのに、少しも変わらないのは、たまに会えば必ず、なにげない有意義なひと言を、心に残してくれるということ。「工房陶友」で検索してみてください。新たな世界が広がります。夜、市政の報告をしに行って、家に向かう。

午後10時。こんな時間に、国道を自転車で走っているのは、わたしだけかな。


この2,3日、あちこちで市政報告をしたが、どこでも真剣に聞いてくださる。

重税、格差社会の生活苦、財政はたん、物言わぬ議会…みなさん。

力を貸してください。

歪んだ政治をただし、庶民のかけがえのない命と暮らしを守るために。


娘とテキスト通りに「親子どんぶり」を作ったら、大成功!

すばらしく美味で、夫もびっくり。

テキトーにつくっていた自分の30年近い台所人生・・・


西日が当たってモーレツに暑いキッチンだけど、娘とおしゃべりしながら料理するって、最高。



9月議会が始まって、あわただしく調査活動などしていたら、またブログがとんじゃった・・・

また、今日からがんばろう!

あしたからいよいよ一般質問。

明日は、江頭議員、古川議員、井上健作議員、黒田議員


あさって13日の木曜日は、伊東山議員、田原議員、北畠議員、伊藤です。


私は午後2時くらいになるでしょう。

今回は、入札問題、高すぎる国保税の問題、120億円に膨れ上がった中央ルート問題。

14日は、討論採決。

下水道料金値上げの議案が出ます。泊の産業団地建設のための債務負担行為の補正予算も。

2ヘクタールの開発で5億6千万円とか。・・・!

傍聴においでください!


「いとう議員、どげん思わっしゃあですか」と電話の主は言った。


夜、前原市内のある飲食店で飲んでいたら、例の「男女共同参画担当部長のセクハラ」問題について、ケンケンガクガクの議論になったという。

部長の肩をもつ人たちは

「尻や腹をさわったって、減りはせん。そんなことぐらいで、オナゴはぎゃあぎゃあ言うもんじゃなか」

「最近は、少しのことで騒ぎすぎとう」・・・


それにたいして「あなたの奥さんや娘さんでも、そういいますか」「西日本新聞では・・・」「前原の風には・・・」と、電話の主をはじめ何人かが反論して、女性の人権について、討論会になったそうな。


また飲み屋のママさんたちから聞いたが「市内には大きな企業もない中で、市役所の職員が飲みに行くおかげで市の飲食店は経営がなりたっとる。市役所に文句言うて、職員が安心して飲みに行けなかったら、飲食店はつぶれてしまうぞ」とふれまわっている人もいるとか。


これが本当なら「市のすることには、何の文句も言うな」という考え方になってしまいます。(そういえば数年前、議会でのわたしの質問に市は、市の政策に反対する市民の会などの集まりには、公民館を貸さないと答弁した)


しかし、子ども、女性、お年寄り、市民だれもが安心して、食べたり、飲んだり、歌ったりできる健全な町をつくるため、また市外からも安心してお客様にきていただくため、暴力やセクハラ、ワイセツの心配がないまちづくりは必要です。

この問題では「女性の話を聞く必要はない」と「傲慢」な態度で、市長が公平な調査をせず、ことをうやむやにしたため、勇気を持って市に苦情を申立てた女性が「金がほしいのか」等々の悪者扱いをされ、さらに人権を傷つけられています。


そのいっぽう、新聞であれだけ報道されても、女性のお腹をさわるというわいせつをした部長は、女性の人権担当のままです。けじめをきちっとつけられない。

それでいいのか?ということです。

西日本新聞で報道された後でもいいから、もし市長が謙虚な姿勢で「市民のみなさん、飲食店のみなさん、ご迷惑をかけて、本当に申し訳ありませんでした。先頭になって男女共同参画社会を推進すべき市として、今回のことでは深く反省しています。部長には、立場の重要性から人権担当から他の部署に移動をさせ、減給の懲戒処分をし、現場に同席した私自身と助役も責任をとって、給料のカットを行なうことと致しました」とでも言えば、それで女性は納得したでしょう。


市民も、「市長はさすがだ、安倍総理とは違う」と見直したかもしれません。

また、もし市長のそばでアドバイスする立場にあったら、こう言うでしょう。

「酒を持って被害者に謝罪に行くという『隠ぺい工作』みたいなことや、土下座して謝罪するとかの前近代的な対応は今後はいっさいしないこと、また被害者の声を大事にして法や規則にもとづいた対応をすると決意を述べれば、いっそう市民の信頼は高まるでしょう」


「市の幹部の方、お気の毒ですわね…」

電話の向こうから、上品な女性の声。


「西日本新聞のセクハラした部長の記事読みました。市長もいっしょに飲んでいたのでしょ。夫が言いますの。上司と飲んでいるとき、自分を見失ったらおしまいだと」

「社長となったら、オーラがありませんと。回りをピシッとさせる。市長さんも同じでしょう。あのような職責の方々が、若い人の合コンみたいに飲んでハメをはずすなんて、考えられませんわ」

「市長さんが、き然としてらっしゃったら、市の幹部の方も、あのようなふるまい、おできにならなかったでしょ。お気の毒に…」

「お酒をもっていったり、土下座みたいなことまでしたとは、おどろきました。糸島は古い、遅れたところだと、世間に吹聴しているようで、恥ずかしくなりますわ」


同感です、と私は言った。きちんと減給するなり、男女共同参画社会担当部長をはずすなり、懲戒処分をして、法や規則にのっとった対応をすれば、市民は納得するのです。


女性の話も聞かず、身内の話だけ聞いて、「問題はなかった。処分なし」にするから、批判をあびるのです。

この問題の一番大きな責任は、あやまちをおかした部下をきちんと叱責せず、正しい対応をとらなかった市長にあります。


市長が、まず自分みずから謝罪し、公平な処分を行うことが、信頼回復への道です。

そして、職員の倫理条例をつくることです。


はっきり言います。

スナックで女性客のわき腹をさわり「三段腹(さんだんばら)」と言って、からかった部長を、市長は、懲戒処分すべきです。(参考6月14日付け、西日本新聞)


男女共同参画社会担当部長であるにもかかわらず「処分なし」にするなど、絶対にゆるせません。

「冗談と受け止めてもらったと思っている」というのは、部長の勝手な考えで、抗議した女性が、冗談と受け取らなかった以上、処分は当然です。

名前も知らない他人から、三段腹とからかわれて喜ぶ人がいるでしょうか?

女性の体型を平気でからかう人が、女性の人権保護担当部長のままでは、納得いきません。

女性は「4~5回、胸をさわられそうになった」ことや、「脇腹をさわったのではなく、つかまれた」ことなども訴え、ただのセクハラ発言ではなく、わいせつの疑いがあるのに、市は彼女の訴えを全く聞かず「なにもなかった」と一件落着にしたのです。


加害者側の話だけきいて「おかまいなし」にする市役所があるでしょうか?

なぜ市長が、かたくなに処分をしないと言い張るのか?

1、部長が男女共同参画社会担当部長であり、市のイメージダウンになること。

2、部長が、職員の懲戒処分担当部長であり、去年「懲戒処分の基準の指針」を作ったが、処分されると第1号になってしまうこと。前代未聞!

3、これが決定的と思うが、部長といっしょに、市長、副市長もスナックで飲んでいたこと。


市長のいる場所で、いくら酒の席とはいえ、みだらなことをしたとなれば、市長のメンツはまるつぶれ。

処分して記者会見をしたら、そのことが世間にしれわたってしまう。

「被害を訴えている人の話をきかない調査で、一件落着するのか?」と私が議会で追及すると

「市長の自分がいっしょにいて、『何もなかった』といっているから、女性の話は聞く必要ない」と答弁した。

傍聴席、怒りのため息。

こんな人権無視の発言を、よく議会でできますね。前原市議会では通用しても、世間や他の市町村では通用しません。


17日の「男女共同参画都市宣言」の記念式典で、市長はいったいどんなあいさつをするのでしょう?


ところで「何もなかったというが、酒を持っていって、土下座してあやまったではないか?」と私が言うと

市長は、「土下座ではない。ソファーに座らず、床に座って謝ったのだ」と答弁…。

それを世間では、土下座というのです。


夕飯のおかずに加布里のアジを焼きながら思った。

議会は、常識が通用しないところだと。


苦情の処理に酒をもって走ったり、土下座したり、市の幹部のすることじゃない。


ひたいに汗してはたらく多くの市民は、ひとり平均261万円の所得しかない中で、日々、生活と格闘しています。

年収700~1000万円前後の幹部のみなさん、しっかり!市民に信頼される市役所になるように。

(男性幹部が)服を脱いでドレスで踊ったとか、どんな風にわいせつ行為をした疑いがあるとか、そんな低レベルの話をいちいち議会でしたくない。

でも、市が

「(被害を訴えている)女性の話を聞く必要がない」

「わいせつの事実はなかった」

と主張する以上、しないわけにはいかないでしょう?


私も気がめいります。


中央ルートで住民の声をきかないのといっしょ。

議会傍聴をした人や、見に来られなかった人など、いろいろ電話がありました。

女の敵だわ。人権侵害よ。許せんねえ。次の「風」を楽しみにしとうけん。・・・


たたかいは、これから! 


義母のつけたおいしいぬか漬けで、夜食のお茶漬けをいただきながら思った。

どんなに打たれようと、長いものに巻かれて貝にはならないよってね。


きのうの夜10時ごろ、仕事帰りに波多江駅の階段を下りていたら

「いとう議員ですよね」と声をかけられた。

振り返ると20歳くらいの楚々としたきれいな娘さんのにっこり笑顔。

「前原の風をいつも楽しみによんでます」という。

まあうれしや。ありがたや。

「お体にきをつけて、がんばってください!」やさしい言葉。

ほんとにありがとう!疲れてくたびれたからだに、ふつふつ元気がわいてきました。


けさ、家を出ようとすると、70代くらいの男性から電話。

「いとう議員。いつも前原のあらし(!)をありががとうございます。毎月楽しみにしとります。議会のことが、目に見えるようにわかりやすい言葉で書いてあるから、家にいながら議会の傍聴しているみたいだと、うちの家内も言いよります・・・」


うれしいですね。みなさんの激励のおかげで、がんばれます。

「前原の風」を「嵐(あらし)」と読む人が多いのは、なぜ?

前原の政治は、風どころか、嵐と表現したほうがふさわしいからでしょう。


市民の皆さんへのラブレターとして、市民の悩みや要求を取り上げ、たたかった議会の様子を、これからもわかりやすくお伝えしますよ!

(前原の風・発行責任者・日本共産党前原市議団、いとう千代子、古川忠正)


前原市も、地震のあった石川県に義捐金を送ることに決まった。

もし輪島市が、その義援金を被災者にわたさず、フトコロに入れたらどう思う?

議会の壇上から問いかけた。


義捐金は原則、被災者のために使うべき。

前原市のように、市民に見えないところに貯金したり、行政区でパソコン買ったり、神社の手入れをするために使うべきものではありません。

○「義援金の使途を明確にすべき」との県への意見書案に賛成したのは

いとう、古川、北畠、三嶋(栄)、糸山の5議員。


○波多江駅のエレベーター設置に、賛成したのは

いとう、古川、北畠、三嶋(栄)、江頭の5議員。


○糸島に養護学校の設置を・・・に賛成したのは

いとう、古川、北畠、三嶋(栄)、糸山、江頭の6議員。


反対したのは誰かって?それは、前原市議会を検索して、調べてください。


今日も、発言しない議員が多かった。

6人はまったく声を発せず、ほか3人は委員長報告をしたけど、これは議会事務局が原稿を書いたのを読み上げただけだから、これも発言しなかったようなもの。


いくら市民に中央ルート反対と叫んでも、松本市長の税金の使い道すべてに賛成するようでは、市政は変えられません。


中央ルート、同和、使用料の値上げ、何でも賛成でよいのでしょうか。

184億円のなかに、波多江駅のエレベーターも、高田の災害避難所も、市民プールも、運動公園も、市民の切実に願うものは何一つ実現の予定なし。


公民館はじめ、あらゆる施設使用料は1.5倍もの値上げ。学校の改修予算は最低。

福祉のカナメ、社会福祉協議会の予算は、3年間で500万円も削られ・・・こんな予算に、どうして賛成できますか? 

財政破綻まっしぐらの予算です。


※一般会計予算に反対したのは、いとう、古川議員、北畠議員の3人。

つづきは、明日・・・おやすみなさい。


予算委員会があんまり忙しく、久しぶりになりました。


女性議員の一日をご紹介。

朝、6時半おきる。娘のおべんとうは、からあげと卵焼き、ブロッコリ、りんご。

ご飯は赤米の入った五穀ごはん。おいしいですぞ。


9時過ぎ、自転車で東中学校へ。幼かった子どもたちの成長に驚く。

卒業式は感動的でしたが、体育館は寒さきびしく、1時間45分は凍えました。


12時40分、おおいそぎで電車で前原市役所へ。

飲料会社の送水管問題で、井戸水がかれては困るという高田のご夫婦と市長室へ。

市長に要望書を手渡し、5分懇談。


13時~17時まで予算委員会。広域機関林道の無駄遣いをやめ、森林整備事業の予算を増やして、森林保護を。

農業問題、中央ルート、地場産業の振興について、水害と避難所、生活道路の整備、入札について・・・

中央ルート推進の議員や、広域機関林道推進の議員たちが、私や古川議員が発言するたび、わあわあヤジをとばし、げらげら笑う。横、後ろ、うるさい中で質問を続けるのは、なかなかエネルギーがいりますぞ。(さすがに新人議員は、だれもやじりません)

発言者が少ないなかで、つぎつぎ手を上げないと、委員長が質疑を終結してしまうので、ほんと忙しい。

もっとていねいに議論すべきなのに。

だって400億円の税金の使い道ですよ。市民の暮らしや生活を反映させて、豊かなぎろんが必要なのに。(昨日までは、福祉のこと、街灯、通学路、財政問題を議論した。福祉のカナメ、社会福祉協議会の予算をまた減らしたね)


18時、調べものをして市役所出る。


18時半、買い物。相談者の家を尋ね、20時帰宅。すもうの取り組み結果を、おばあちゃんに聞く。

夕飯はちゃんぽん。菜の花の胡麻和え。

この1週間、日に14時間くらい働いた。

今夜は仕事しないで、「男はつらいよ、寅次郎ハイビスカスの花」をみよう。楽しみ!

市民が主人公の立場で、切実な願い、くらしの声を議会で代弁するのが、わたしたちの仕事。

行政の仕事は幅が広く、8年間していても、わからないことが多い。

でも、市民の立場、弱者の立場に立つかぎり大丈夫。

14日、初めて議会でわたしの一般質問を傍聴した方からメッセージが届く。

60代後半の女性。 

はじめて議会を傍聴して、感動した。こんなに、いとうさんがガンバッテくれているなんて、議会に行かないとわからない。「前原の風」は、やさしく書いてくれてるけど、現実はもっと大変なのね。

感動したよホントに。友達にいちど見に行くように言うよ。この方は、波多江駅のエレベーターの署名を50人分も集めてくれた。ありがとうございます。こちらこそ、元気が出ました。


今日から、議員の一般質問がはじまった。

14日、水曜日、がんばります。朝10時から。

私は10時半以降。古川議員は、午後2時くらいから。

傍聴をよろしくおねがいします。

義母が、相撲の取り組みを嬉々として鑑賞している横で、質問原稿をつくっている私です。

前原の風3月号ができました。週末から配り始めます。

盛り上がった住民懇談会の様子ものせました。お楽しみに!


7日の本会議。ひどかった。

くわしくは前原の風で知らせますが・・・財政難と言って、公民館、学校、あごら、伊都文化会館、・・・あらゆる使用料をねあげして、経済効果は、年に500万円くらいにしかならない。敬老祝い金をけずっても、500万円くらい。あわせて1千万円の増収。(そうそう敬老金は、7年前まで1300万円くらい予算があって、80歳以上は毎年お祝いがもらえたのに、来年度から88歳だけ。予算も190万円に・・・)同和地区の新築住宅資金として貸し付けた資金のうち、3億1千万円が滞納に。

その支払いの6789万円を、なんと市民の税金、一般会計から出すという。こんなことでは、使用料値上しても、焼け石に水。


それだけのお金があれば、東中学校の老朽校舎の改善ができるし、波多江駅にエレベーターもできる。

街灯を増やし、生活道路もずいぶん直せる。敬老金もけずる必要ない。

ばく大なお金。いままでのずさんな貸付事業を反省し、来年度から、「所得制限なしの優遇事業(たとえば、下水工事に1戸30万円補助とか、返済無用の奨学金)とか見直して、困っている市民すべてを対象に一般施策にするとかするならまだしも・・・議会のあと、ある議員が「委員会で聞いたことまで言わんでもいい」と発言のしすぎだといわんばかりに文句。

聞くのではなく、議場で問題点を明らかにして、正すのが議員の仕事。

今日一日、10時から3時まで、一度も発言せず、賛成の手だけ上げていた人たちに、言われたくありません。

今日も5時前まで調べも。一般質問の準備は、時間がかかります。


そういえば、今日は夕方6時から、すべての委員会で、議員と幹部職員との懇親会が予定されています。

「議会中に執行部とは飲食しません」というと、「馴れ合いにはならん」とある議員。

しかし、議会で市民の声を代弁せず、賛成の手を上げるだけなら、充分馴れ合っていると思いますよ。


明日は本会議です

2007年03月06日

明日の本会議。全部で17本の質疑をして、4本の反対討論をします。

今その準備中です。


学校、公民館、あごら、伊都文化会館。・・あらゆる施設の使用料が焼く1・5倍になります。敬老金もカットです。

それに加え、国が老人保健法を改悪したため、75歳以上のお年寄りは、来年の四月から保険料を払うことになり、介護保険料とともに、年金からの天引きになります。

75歳になったお祝いが、これではあんまりです。

「年よりは早く死ねってことよ」と我が家のおばあさま。

お金がなかったら、介護も受けられない。病院にも行けない。

これが美しい国でしょうか。弱者にあたたかい国こそ、本当に美しい国であるはず。

職員は、一生懸命やっている人がたくさんいます。

しかし、市の姿勢が、有力者に甘く、市民に冷たいのです。

きょうも一日、議会で調べ物をして、つくづく感じました。

あす、本会議でがんばろう。

一般質問でないときも、ぜひ議会に足をはこんでください。(開会は10時から)


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