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10)遊具のない公園~財政難のしわ寄せ

市~1000㎡以下の公園には遊具を更新しないと決めた


遊具のない公園

遊具のない公園遊具のない公園1


遊具のない公園3遊具のない公園2

人口増加がいちじるしく、子育て世代が多く住む波多江駅北周辺の公園。

老朽化した遊具を撤去した後、新しい遊具が設置されていません。

「新しい遊具が入ると思って待っているけど入らない。がっかりです」というお母さん。

「孫が遊びに来たので近くの公園に連れて行ったら、何にもない。市はよほどお金がないんですね」と電話をくださった女性。

3月議会の質疑で「なぜ公園に遊具を設置しないのか?」と聞いたところ、市は「施設等総合管理計画に基づき、1000㎡以下の公園には遊具の更新をしない(新たに設置しない)と決めた」と答弁しました。

年間約6700万円の公園維持管理予算の中に、遊具の設置予算がありません。不要不急の大型公共事業による財政難のしわ寄せは、こんなところにも表れています。


遊具のある公園

遊具のある公園

これは294㎡の小さな公園ですが、放課後や日曜日、近所の子ども達が集まってブランコに乗ったり、すべり台で遊んでいます。私が犬の散歩で通りかかると「かわいい!」「おばちゃん、この犬、何て名前?」と話しかけてくれます。

「あたしブランコをびゅんびゅんこぐのが大好き」という子も。身近な公園は子ども達の育ちと交流の場です。

来年は、よちよち歩きの子どもたちが桜の下で笑顔で遊べるように、「身近な公園に遊具を!」の声を広げましょう。


運動公園整備事業費は本年度14億円 総額で60億円

雷山運動公園整備事業2雷山運動公園整備事業3

これは、いま市が雷山に建設中の運動公園。総事業費は60億円です。この建設のために、市内の身近な施設が順次廃止されることになっています。

私は「利用者を2倍に見積もった過大施設である。身の丈にあった施設を設置すべきで、財政に負担が大きすぎる。身近にある施設を廃止すべきではない」と反対しました。

馬場貢副市長が企画部長のとき関わった事業者選定は、1者入札、落札率は99.99%でした。これでは「入札」の意味がありません。

そのうえ、建設後は管理運営も随意契約でさせるので、請負業者は笑いが止まりません。

わずかな予算はどんどん削って、巨額の公共事業には湯水のように税金をつぎ込む。これが糸島市では長年続いています。


雷山運動公園整備事業1

運動公園整備事業の中心は、清水建設、(株)へいせい、松吉建設。

市は、運動公園の計画構想段階から、(株)へいせいのコンサルタント(後にグループ企業社員)を委員会に入れていました。利害関係者につながる人を、市長が審議委員に任命するのです。

糸島市では、多くの審議会に利害関係者とその友達、その関係者を入れて、審議を歪める悪習が続いています。イエスマン審議会です。これでは利権に引きずられ、一般市民の常識的な声は届きません。潤南のアンダーパス57億円事業も同じです。


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