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きのう、12月8日。

玄海原発の近くから、1000個の風船を飛ばすプロジェクトが行われ、150人の住民が参加した。

主催者は、玄海原発をなくすため、裁判を闘っている訴訟団のみなさん。

参加した夫の話では、風に乗って青空に吸い込まれるように空高く風船は飛んでいったという。風船は、環境破壊にならないよう、自然の素材でできている。

一つ一つの風船には、危険な原発をなくしてほしいとの願いが込められた、小さなカードがついている。

連絡先が書いてあるので、拾った人が連絡をくださると、風でどこまで飛んだかがわかるというもの。私の書いたメッセージカードも、風船に乗って今ごろどこかの町を飛んでいるかもしれない。

風で旅するのが風船ならロマンチックだが、原発事故による放射能では絶対に困る。全国で行われているこのプロジェクト。

インターネットにアップされているので、ごらんください。糸島市議会では、「玄海原発の再稼働に反対する住民請願」が、総務文教委員会(谷口委員長)で、またも多数の自民系議員によって不採択となった。

ほとんど、まともな審議もしないまま。



約50年間にわたり国策として原発を推進し、原発事故後も「原発ゼロは実現不可能な夢」と安倍晋三総裁が発言するなど、原発推進を続ける自由民主党に抗議をと、市民が東京都千代田区の自民党本部前に集まり「原発いらない」とアピールした。

首都圏反原発連合の呼びかけでおこなわれた。九電など電力会社前の反対行動は頻繁にあっているが、政党本部前は初めてでは…地震大国日本に「安全神話」をふりまいて、ウソにやらせに事故の隠ぺいなどあらゆることをして、50数基もの原発をつくり、原発事故後も一言の反省もない。

それどころか海外に原発を売り込んで輸出し、金もうけしようとしている大企業、大手原発プラントメーカーの利益を守る立場に立ち続けている。

糸島市議会でも「避難計画さえできていないのに、原発の再稼働はやめてほしい」と願う市民からの議会請願にずっと反対し続けているのが、議会の3分の2を占める自民系議員と公明党だ。玄海原発の風下地域で、早い時はわずか1時間で放射能が到達するわが町、「天気は」西から変わる(西風はたいてい1年中)福島なみの原発事故が起きたら、「東へ逃げる」など不可能な状況だ。

たくさんの高齢者や入院患者や子どもたち。北には海。南には雷山山系。風上に逃げることなど不可能な地域だから、国道は大渋滞となって、大パニックに陥るだろう。

そしていま、いつ終わるとも知れない避難生活を強いられている福島の16万人の原発事故被災者と同じ運命をたどることになりかねない。人ごとと思えないのである。

それを議論せずして、何が市議会か?

わずか1週間で100ミリシーベルトの汚染となれば、自宅に帰ることなど不可能だろう。

この深刻で重大な原発問題を、市長は、「あまり言ってほしくない」と繰り返す。浦志につくる前原東土地区画整理事業でつくる約1000戸の住宅を販売することが、今の糸島市の最重要課題だからだ。

市長の願いにこたえて、議会で原発関連の質問をする議員は、ほとんどいない。(区画整理の保留地に住宅を建てる業者は、市内では(株)へいせいだけであることが、今年わかった)




ありがたいことに、朝の冷たい雨が上がった。
冷泉公園で開かれたさよなら原発福岡集会に参加する。
糸島からは、菜の花プロジェクト、(秘密保全法の危険性を心こめて訴える)
原発をなくす糸島の会、(昨日の総会の報告を元気よく)九州玄海訴訟いとしまの会
(12月8日に玄海町で1000個の風船を飛ばす風船プロジェクトを紹介)のみなさんが中央舞台で元気にアピール。
福岡の運動を励ました。
色とりどりの旗やゼッケン、たなびく風船。車椅子の人やベビーカーを押すおかあさん…ただちに原発ゼロへ!「全国の100万人大占拠」に呼応して、福岡県でもさまざまな地域で取り組まれた。
人類が処理できない放射性物質。何千年も何万年も。
間違いだらけの原子力規制委員会の報告。フクシマから避難してきた母の涙、ボランティアから帰った医療団の人たちの胸うつ報告…
カネよりいのち!時折、風雨がたたきつける中、原発利益共同体に立ち向かうのは、ふつうの、家族の幸せを願う人々。
たたかいはここから。たたかいは今から。
(義母の体調が悪く、デモには参加しないで帰る)


「原発をなくす糸島の会」が、11月10日(土)講演会と総会を行います。 

参加費は200円。講演会~午後2時から3時 玄海町の今を語る 講師 藤浦 皓(ふじうらあきら)さん 玄海原発が立地する玄海町議会において、ただ一人原発反対を貫いてこられた 日本共産党の藤浦皓議員をお迎えして、玄海町民の思い、玄海町当局の姿勢や 議会の様子など、「玄海町の今」を語っていただきます。

講演会にはどなたでも参加できます。

総会は、午後3時10分から4時まで。

❤❤11月11日は、「さよなら原発!福岡集会」

❤❤ 14時から。冷泉公園にて。


12人の町議会で、11人は原発賛成派。町長はじめ、役場も九電寄りの賛成派。そんな中で、ただひとり、何十年も原発の危険性を訴え、反対し続けるのは、並大抵のことではなかったろう。 

同じ議会人として、私は知りたい。どうやって数々の苦難を乗り越え、圧倒的に違う力関係の中で、あきらめずにたたかい続けてこられたのかを。 

藤浦さんの穏やかな笑顔の裏には、原発利益共同体の強大な権力と向き合って、ひたすら町民の安全と玄海町の海、山、自然を守ろうとする強い意志と粘り強い精神が隠されているのだろう。 

あのムダな120億円の中央ルートに市議会で反対しているのは、私たち3人だけ。 市長に、きびしく市政のあり方を問うているのは、私たちだけ。議会では、20対3の少数派だが、長いものにまかれず、真実を貫く強さを、学びたい。



昨日の最大のニュースは「原発からの放射性物質の拡散予測」だった。


全国16カ所の原子力発電所で、炉心溶融のような重大事故が起きた場合、放出された放射性物質がどのように拡散するかを、原子力規制委員会が公表したのだ。

国際原子力機構が、迅速な避難を求める基準は、7日間の積算被ばく線量が、100ミリシーベルトという。

ちなみに1年間で一般の人があびる放射線の規制値は1ミリシーベルトだ。

事故になると、大変な量の放射線被ばくを受ける。

それが、糸島市にかかっているのだから重大だ。4基もある玄海原発から、わずか30キロ圏内にある糸島市。

豊かな自然環境と農漁業が盛んなこの町にとって、原発はやはりもっとも危険で、なくすべきもの。

この夏、猛暑だったが、原発なくても電気は足りた。

東京で、子どもたちに年間20ミリシーベルトの規制は甘すぎると、母親たちが必死に抗議したことがあった。

7日間で、100ミリシーベルトもの被ばくを子どもたちにさせるなど、絶対にあってはならない。

しかし今日の建設産業委員会では、原発担当の危機管理部は「10月28日に開かれる福岡県の原子力防災訓練」の案内はしたけれど、このシュミレーションについてはいっさい、言及しなかった。

危機感がまったく感じられない。ある議員がいった。

「こんなニュースが出れば、関東の人は、糸島は危険と思ってこなくなるばい…」つまり、市長も与党の議員も、原発報道で糸島に人が来なくなるのを一番心配している。

これから前原東区画整理事業で、浦志・篠原につくる1000戸の住宅を、何としても売らなければならない。

それが、市の最重要課題。

だから市長は、フクシマの事故後、原発のことを議会であまり言わないでほしいといったのだ。

しかし、そうはいかない。特定業者のために住宅を売ることより、玄海原発の危険性から市民の命を守る事の方が、ずっと大事。

ちなみにあと二つの最重要課題は、ばく大な税金を使う「中央ルート」と「浦志駅」の建設である。



命を生み出す母親は命を育て、命を守ることをのぞみます…

福岡県母親大会にて

今日は、春日市のクローバープラザで福岡県母親大会が開かれ、フォトジャーナリスト森住卓氏の講演を聴いた。

チェルノブイリの現地の目をそむけたくなるような痛ましい写真といまだに癒えない放射能と事故の傷跡。廃墟となって朽ち果てゆく「原発の街」。

無数の子どもたちが病気に苦しむ姿。

26年たっても、放射能は大地を自然をむしばみ続けている。

福島の爆発直後の双葉町、飯館村などを取材した写真と故郷を脱出せざるをえなかった人々の今なお続く苦しみ。

汚染された乳を絞り、畑に埋める酪農家。息子が後を継いで、施設を大きくしたばかりに起きた原発事故。自殺した農家。餌が買えず、がりがりに痩せた牛たち。廃業を決め、牛を手放すシーン。

行きたくないと踏ん張る子牛。

涙をこらえきれない妻。夫。

子どもの頃、うちで飼っていた牛が大好きだった。

おとなしくて、畑で働いたあと私が草をやると、もんぐもんぐと心地よい音をさせた。子牛が生まれると、体中を舐めてかわいがった。

その子牛が売られていった晩は、一晩中、「もうあもうあ」と泣いていた。私も布団をかぶっていっしょに泣いた。

けがれのない黒い大きな牛の目。原発事故で、人間だけでなく家畜やペット、虫や鳥に至るまで、何の罪もない無数の命が踏みにじられ、まだ誰もその責任をとっていない。「念のための一時避難」からすでに1年半。

「終息宣言」とは名ばかりで、16万人が故郷を奪われ、いまなお続く放射能の放出と綱渡り状態の事故現場。

まさかの事故で、車を連ねて命からがら原発の町を脱出した人々。地震活動が活発化している昨今、原発過密国の日本で、人々が船や飛行機で海外に脱出する日が来ないと、だれが断言できよう。再稼働は破滅への道だ。

「危険な原発はゼロに!」 

10月24日 映画「一枚のハガキ」上映。原爆と人間写真展。伊都文化会館。 

11月10日 原発なくす糸島の会 2回総会。今日の赤旗新聞の記事から


1、九電新社長 内部告発放置

2、「秘密は戦争の始まり」 秘密保全法に反対する法律家ら宣伝。

3、全組合員43人が正社員に 徳島光洋シーリングテクノ 偽装請負を告発 仲間の力で勝ち取る



                     
9.23.長い長いパレードの、出発を待つ・・・

今日の糸島市議会。最終本会議で「原発再稼働に反対する意見書提出の請願」は、不採択になった。
賛成は、伊藤、ひわだ、古川、吉丸、波多江、徳安、江頭の7人。(前回より増えた)
反対は圧倒的多数の自民系議員と公明の議員。
賛成討論は、伊藤、ひわだ、古川の3人がおこなった。
その時の様子は、インターネットの議会中継で観ていただきたい。
保守系の原発賛成の議員も請願に賛成するようにするには、署名などで原発反対の世論を糸島で盛り上げることが大切だと思った。
そうすれば、きっと賛同する議員が増え、雰囲気が変わると信じる。
住民投票ができるまちづくり条例が可決した。その賛成討論もした。

今日のインターネット中継で見ていただきたい。


                  
9.23.さよなら原発!福岡集会パレード9月27日は、9月議会最終日。
ぜひ、傍聴にいきましょう!原発再稼働に反対する意見書を国に提出することを求めて、住民から請願が出ていた。その採決が議会で行われる。
こんなに玄海原発が近いのに、議員たちはどんな判断をするだろう・人類は、原子力をコントロールできない。
水素爆発で吹っ飛んだあのぼろぼろの原発建屋を見れば、一目でそれがわかる。昨日だって、あの恐ろしい核燃料プールに、大きな鉄骨を落としたというではないか。
(きょうは、冷泉公園で「さよなら原発!福岡集会」が14時からある。デモは、15時から。昨年は1万5千人が集まった。ぜひ、行こう!)

9月議会には、九星飲料工場が、市に2300万円を寄付し、そのお金を市長が会長を務める浦志の「新駅期成会」にそのまま支出する予算が補正に出ている。
市の会計をトンネルにして、九星が市長がトップの団体に寄付する議案である。
市長がいま一番熱心な浦志駅の設置。
それで一番喜ぶのは、6月議会で指摘したように、へいせいグループの西原代表だ。九星は5月にヘドロを流した疑惑で県と市が立ち入り検査をしたが、何のお咎めもなかった。
私や区長が工場の排水溝、雨水口から強烈な悪臭がしていたと訴え、住民が会社に抗議したにもかかわらず、徹底的な調査を市長はしなかった。
九星は、今、工場を1.5倍に拡大する計画をすすめ、市にさまざまな許可を求める申請書を出している利害関係者。
9月27日の最終議会は、原発問題でも、身近な環境問題でも、癒着の問題でも、議論と討論をつくしたい。


今日は、伊都文化会館で、原発なくそう!九州玄海訴訟「いとしまの会」のイベントがあった。

映画「シェーナウの想い」 

素晴らしい映画だった。

ドイツの人口2500人の小さな町で、チェルノブイリ原発事故をきっかけに、自然エネルギー社会を子どもたちにと、住民の力で電力会社を立ち上げるまでの感動のドキュメンタリー。

ユーチューブでも配信しているので、ご覧を!

トークライブは、福島県で被災し、妻、子と九州に避難してこられた木村雄一さん。

九州LOVOERS PROJECT代表)放射能管理区域よりも高い放射線の中で生きざるをえない理不尽さ。

わかりやすく語りながら、時折胸に迫るものがあるのか、言葉に詰まる場面も。新鮮な野菜を仲間たちと作り福島へ送る活動や、福島の子どもたちを九州によぶ保養プロジェクトの話など、感銘を受けた。

原発なくそう!九州玄海訴訟の弁護団から、池永弁護士が「原告団に入って、いっしょにたたかいましょう」と訴え、地元からは岡部弁護士が話された。


会場が満員で、本当によかった。

菜の花プロジェクトの女性の明るい司会も素敵でした。



玄海原発を止めるための裁判が提起され、日本共産党糸島市議団も原告の一人として参加しています。

明日、水俣訴訟や有明訴訟など多くの環境公害訴訟で弁護団の中心として活躍された馬奈木昭雄 弁護士が基調講演をなさいます。

ぜひ、参加ご参加ください。

2012年5月12日(度)午後2時から4時半まで

糸島健康福祉センターふれあい(志摩初)志摩支所の真向かいです。

チラシには「真実を呼ぶ 一万人原告のひとりになってください」と書いてあります。



午前中、女性ネットワークの総会に参加した後、伊都文化会館での自主映画「あしたが消える」を見に行く。

原発をなくす糸島の会の主催。

2時からは、民医連の小西恭司先生のお話。

つい最近、チェルノブイリから帰ってこられたばかり。福島へも除染のボランティアで行かれた。

そのお話の分かりやすさと誠実な話しぶりに、あっという間の二時間だった。

充実した中身。それは、会場を埋め尽くしていた方たちの表情で、よくわかった。


きょうは、明けがたからいろいろ用事が続いてくたびれたので、くわしい感想は書かないが、原発をなくす会のみなさん。

本当にお疲れ様。みなさんが出した「全国一危険な1号機は廃炉に」「玄海原発の再稼働中止」を求める請願は「権限がない」と議会で否決されましたが、粘り強く運動していけば、必ず実現すると信じます。


きょうは、そう確信できるいい催しでした。ありがとう!



きょうの市議会は、いろんな意味で歴史的な議会だった。

たくさんの方が傍聴にきてくださり、ありがとうございました。

議長は「お前!」「傍聴者は何しとうか?」「追い出せ」と叫ぶ議員にはまったく注意せず、傍聴の市民に威圧的に注意を繰り返す。


数日後には、インターネットで傍聴できるので、ぜひご覧ください。

玄海原発の再稼働中止と廃炉を求める請願は不採択に。

賛成(伊藤、古川、ひわだ) 

反対(ほか全員)

権限がないと。


議会中に、いっしょに飲み食いすると、鉄壁の団結力。

今度の議会も、執行部の議案に全部賛成なさいました。

原発の住民請願には反対して。原発利益共同体は、地方議会から作られるのです。

安全神話も。議会に傍聴に来た方が「(放射能に)殺されるかもしれない時に、権限がないと言ってられますか。 もっと市民が関心もって、傍聴にいくべきですね」きょうは、傍聴が多かったので、議員のみさなんも緊張していましたよ。

市民の傍聴が一番、怖いのです。あからさまな姿が見えるから。

わたしの賛成討論の一部…事故原因も明確になっていないのに、再稼働はしないでという請願は、当たり前の願いです。

危険なのは、老朽化した1号機だけではなく、プルサーマル3号機も、燃料棒に穴が開いて放射能が漏れたり、冷却水が漏れ出る事故を頻繁に起こしています。

万一、大きな事故につながったら、取り返しがつきません。 

原発はリスクが大きすぎます。原発がないと経済が停滞するという人がいますが、農業も漁業も町工場も会社も商店街もすべての産業をだいなしにしているのは、原発事故の放射能です。代替エネルギーの開発はいま飛躍的にすすみ、日本は再生可能エネルギーの宝庫と言われています。ドイツでは、原発で働く人より、風力発電で働く労働者の方が多くなっています。

地球が放射能で広範囲に汚染されたら、人類の生存さえ、不可能になります。

3月8日、人権センターでチェルノブイリハートという映画を見ました。

放射能汚染地や病院で、深刻な病気や奇形の赤ちゃん、子どもたちが次々と出てきて、あまりに悲惨な実態に圧倒されました。

子どもを膝に抱いたお母さんは、涙ぐんで映画を見ていました。

何の罪もない子供たちが、小さなベッドでありとあらゆる奇形と病気に苦しむ姿は、過酷で残酷です。

自らも難病の少年が「大人になったら、みんなを助けるお医者さんになりたい」と澄んだ瞳でいいました。

そのけなげで気高いこころざしに、涙がこぼれました。人間の尊厳を踏みにじる原発事故は、あってはなりません。風下地域のベラルーシ共和国は、ウクライナ共和国のチェルノブイリ原発に、なんの権限ももたなかったのです。

核廃棄物は、人間が作り出した目に見えない怪物です。

自然を守れ、子どもの未来を守れと、私たちが今声を上げなければ、小さな日本は、人の住めない放射能の汚染国になってしまいます。

権限がどうのこうのと、安全神話に浸るのではなく、勇気を出して、声を上げる。

そのことを訴えて賛成討論とします。


2本目

昨日、3月24日の朝日新聞一面に、「野田政権、原発再開手続きへ」とあり、目を疑いました。

福島の原発事故は完全に収束しておらず、いまだ15万人が家に帰れず、苦しい避難生活を強いられている状況で、なぜ、原発を再稼働できるのでしょうか。

放射能のおそろしさ、ひとたび過酷事故が起きた場合の原発災害のすさまじさ。

故郷を追われ、住まいも仕事も思い出もすべて失う。他の災害とは比べ物にならない、人類がかつて経験したことのない恐怖を、日本だけでなく世界中に与えてまだ1年しかたっていないのです。

委員長報告は「廃炉にする権限がない」と言っていますが、福島県飯館村は40キロから60キロも離れているのに、全村避難しています。糸島市は、20キロから40キロの風下地域で、二丈鹿家は、20キロ圏内です。甚大な被害を受けるのに、権限がないと言っている場合でしょうか。

お隣の韓国が、原発の全電源が停止していた事故を、隠していました。

韓国の原発が事故をおこせば、偏西風で日本が一番被害を受けます。

放射能は、国境も県も、何百キロの距離も簡単に超えて広がるのに、権限がないと黙ってはいられません。

こんどの3月議会で、原発から50キロ、80キロも離れた茨城県のつくば市議会や古河市議会は、「東海第2原発の廃炉」を求める意見書を採択しました。

東海第2原発は、32年たって老朽化し、トラブルが煩雑に起きているからだといいます。

玄海原発1号機はもっと古く、37年、脆性遷移温度が98度と日本で一番危険な原発と言われています。古くなって使えなくなった配管は数千本もあると言われます。

万一、原子炉が爆発でもしたら、西日本一帯が放射能で汚染されてしまうとも言われています。

こんな状況で、わずか2,30キロで風下地域の糸島市が、権限がないと言っていていいのでしょうか。

地震大国日本は、いま地震の活動期に入り、全国で大きな地震が多発しています。糸島市議会が、心ひとつに、全国で最も危険な玄海1号機は廃炉に!と声をあげれば、全国の人々、福島の人々を励ますことでしょう。原発を所有しているのは、民間企業の九州電力です。


1、危険な玄海原発1号機はすぐ廃炉にすること

2、定期検査で停止しているすべての玄海原発原子炉の再稼働に同意しないことの請願に心から賛成します。



1700人が、1月31日、玄海原発の全4基の運転差し止めと慰謝料を求めて、佐賀地裁に提訴した。

原発訴訟では過去最大規模。

提訴したのは「原発なくそう!九州玄海訴訟」(団長=長谷川照佐賀大前学長)わたしも原告のひとり。

「あれほどの事故が起きたのに、知らん顔できない」

「脱原発へ。廃炉までがんばろう!」

「玄海原発で同様の事故がおきれば、大量の放射性物質が偏西風に乗って日本列島を汚染する可能威勢が高い」

「玄海原発の稼働は、憲法に保障された生存権、人格権を侵害している・・・」


糸島にも、原発をなくす会が結成された。子どもたちの未来を、地球を、放射能で汚染させないために!



やらせ事件のさなか、九電主催の忘年会に、玄海町長と、日本共産党以外の町議11人が参加していた。

今朝の 1月25日赤旗「日刊紙」の記事より。


× × ×そして。常識外れは、ここ糸島でも。

今朝は、9時から議員全員協議会。今度は、糸島市職員と業者が官製談合容疑で逮捕された件で。

昨年は、原発が近いことで有名になったが、今年は早々から不祥事で有名になってしまった。

※日刊「しんぶん赤旗」ひと月¥3400(みなさんの支えで真実を報道する!)

※日刊紙の読者、常時!受付中です。 「しんぶん赤旗」日曜版 ¥800-



民主党政権になって2年半。

名前のうえに「自由」をつけて自由民主党にした方が、いいのではと思うこのごろ。

公約やぶって消費税をあげるなら、総選挙をしなくては。

派遣業をはじめ、日本をメチャメチャにした規制緩和オンパレードの小泉政権の時のように、さらに農業、医療、雇用、すべての分野での規制緩和、TPPのごり押しはごめんです。

もう一回、深刻な原発事故がぽ来たら、日本は大丈夫でしょうか。

福島のレベル7の事故で放出された放射性セシウムは、広島原爆168個分。

膨大です。玄海原発に近い糸島市。

今年も、忙しくなりそうです。

みなさんと共に、がんばります!「糸島の風」もできました。



総務文教委員会の谷口委員長が「原発の再稼働に関する請願」を不採択にした経過を報告した。


請願の9号は「玄海原発の再稼働を認めないでほしい」というもの。 

委員長は「原発再稼働の権限は国にあって市にはない。だから不採択」という結論。


請願の11号は「福島の事故の原因が明らかにされ、市の原発に対する防災計画が整うまで、 再稼働しないように、九電に強く要請する」ことを求めるもの。 

委員会で不採択になった理由は「すでに九電には要望書を出している」委員会での審議時間は、およそ30分。それで不採択。


ひどい。そして今日、本会議で不採択に。

9号「再稼働を認めないでほしい」請願は、賛成議員、3人(伊藤、古川、ひわだ)

11号「九電に強く要請する」請願は、賛成7人。(自民系と公明が反対)


糸島市が、九電に要望書を出したのは4月。

それからもう7か月も立つのに、九電はまだ糸島市に文書で回答をしていない。

7か月もほったらかされているのに、黙って待っている。

お人よしの糸島市。 

異常事態が発生した場合「情報提供については、できるだけ瞬時に連絡する」と約束したばかり。

12月9日、放射能の汚染水が3号機から漏れた事故について、九電が糸島市に連絡してきたのは13時間後。あきれる。

その九電に、何も言わない糸島市議会。

フクシマの原発難民は・・・およそ15万人。


日本一危険な老朽原発、「玄海1号機」がわずか18キロ先にある、糸島市。

飯館村や、南相馬市に起きたことが、あすは、糸島市の運命になるかもしれないのに。

「水素爆発が起きた。みなさん、直ちに逃げて!」と言われて、すぐに避難できる人がどれだけいるの?

サイレンが鳴り渡った時、あなたの可愛い娘さんは、病院で初孫を出産しているかもしれないし、あなた自身が胃がんの手術を受けている途中かもしれない。

さまざまな病院で、たくさんの患者さんが手当をうけ、介護施設では、何百人もの高齢者が、車いすやベッドでケアをうけ、牛の乳搾りの最中に、あるいは、田植えの最中に、美容院でシャンプーの最中に、サイレンは鳴り響くかもしれない。

遊びに出かけた子どもを探して半狂乱になった母親や、泣き叫びながら、母親の名前を呼ぶ子どもたちが町にあふれるかもしれない。

普段でも渋滞している202号線と、バイパスは、避難する車の列で大渋滞。

足が不自由な人は、恐怖の中で震えるかもしれず、障害のあるひと、子ども、病人、ひたすら家族の帰りを待って、不安におののいているかもしれない。

福岡市に勤務するあなたは、糸島の妻や子を助けに行きたくても、電車も車もストップして、身動きず、絶望的な気持ちに陥るかもしれない。

真夜中なら、暗闇の中でさらに逃げ惑おう10万市民がパニックになる。

ありとあらゆる状況の市民が、避難計画と避難訓練もなしに、糸島市を無事に脱出するなど不可能。

避難計画ができるまで、原発を稼働させない。

それは最低限の要求!



                      
合唱つき(笑)  
オープニングセレモニー・・・“さよなら原発 福岡1万人集会”で 
がんばった糸島の市民が、昨日、伊都文化会館で「原発なくす糸島の会」を結成した。
100人くらいの人で会場はいっぱいだった。
まず玄海原発の地元、玄海町の「玄海原発対策住民会議」の副会長・仲秋喜道さんが、老朽化した玄海1号機のきわめて危険な状況や、九電の隠ぺい体質など、様々な角度からわかりやすく話してくださった。
つぎに、福島県の農民連会長で、福島第一原発から16キロの南相馬市の自宅を離れ、避難生活をおくる亀田俊英さんが、現地のリアルな状況を話された。
放射線が高く、すさまじく荒廃した故郷の姿に、もう帰れないかもしれないという苦悩を抱えながら、心から申し訳ないという気持ちで住民に 補償をする気のない東京電力と、相変わらずの安全神話と 住民の要求にこたえようとしない国と、今もたたかいつづけている。あれだけの被害を出しながら、まだ原発にしがみつく人々。
子どもたちの中で、「引っ越しできる人はお金持ち、 できない人は、貧乏人」という会話が交わされている悲しみと怒りを、東北なまりで語られた。
子どもたちを放射能から守るために、本当に頑張らないというけないと。女性が立ち上がって聞いた。
「いま、私たちがなすべき支援は、なんでしょうか」亀田さんは答える。
「それぞれのところでみなさんが、危険な原発をなくすために、たちあがってほしい。 ここは、玄海原発をなくすため。」


「チェルノブイリハート」とは、放射能の影響で、生まれつき心臓に重度の障害をもつ子どものこと。

原発事故後25年たっても、悲劇は続いている。

何の罪もない子どもちを犠牲にして。

試写会を見てきた夫が、政府はすぐ「ただちに影響がない」というけれど、10年、20年後と次々、子どもたちが放射能の被害で苦しむなんて、ひどすぎる…


インターネットで検索すると「汚染地域の新生児の85%が、何らかの障害をもっている…」とある。

本当に?

あどけないしぐさの可愛らしい女の子。

父と母の悲しみの深さは、誰にもわからない。

子どもの未来を放射能から守りたいと心から願う私たち。


糸島でもぜひ映画会の実現を。



                あまりの多さに・・・びっくり(ステージが遠くに見えるでしょ)きょう、『さよなら原発 福岡1万人集会』が舞鶴公園で開かれ、なんと1万5千人が集まった!思い思いのプラカードやファッションで、原発なくす“ただ一つの願い”を持って!若者が、高齢者が、こどもが、男性が、女性が、家族連れが、カップルが、「原発いらない!」「カネよりいのち!」「子供を守れ!」「放射能、いらない!」「自然を守れ!地球を守れ!未来を守れ!」「世界を変えよう!」「玄海止めろ!」の声を、福岡の街にとどろかせた。天神の街を、巨大な人の波が幾重にも渡辺通りの九電へ…九電へ…バスや商店から手をふる人たち。ありがとう!ありがとう!福島の事故後も原発にしがみつく人たちよ。福島の人に、日本中の人に、すべての自然といのちに、大地に海に、放射能をまき散らした罪を謝罪し、原発やめよ!今日の集会に集ったすべての人に、応援してくれたすべての人に、心からありがとう!お疲れ様! (みんなでおにぎり販売したり、パレードも、楽しかった!)そして脱原発の日まで、ともに力を合わせて進もう!明日からも!※本日のおまけ(笑)田村貴昭さんのブログhttp://tamura.air-nifty.com/1961/2011/11/15000-2911.html


あす、11月13日、福岡市舞鶴公園で、さよなら原発福岡一万人集会が開かれます。


10時から、お祭り広場ではさまざまなテントが並んで、ステージではシンポジュームが・・・

13時から、大集会。

14時から、デモ、パレード。

15時、天神、九電前で大宣伝。


今度の事故で、放射能の恐ろしさ、コントロールできなくなった原発の恐怖を、身に染みて知った私たちは、日々の平凡な暮らしのありがたさ。未来を生きる子どもたちの幸せのために、あす、舞鶴公園に集まります。

思想、信条を超えて、原発利益共同体の巨大な力に、立ちむかいます。

利害ひとつない、澄み切った瞳で。

ひとり一人は、小さな力だけど、欺瞞にみちた巨大な力が驚くような集会にしましょう!


あらたな歴史の一歩は、いま開かれる。



10月30日(土曜日)は、西南大学で九大副学長、吉岡斉先生の講演を聴いた。(自治体問題研究所の研修会)


福島原発事故調査委員会の委員もつとめる先生のお話は「原発になお地域の未来を託せるか」と問いかけるもの。


事故の検証も終わらないうちに、原発の再稼働は認められないという主張。

福島の事故による数十兆円以上の負債を完済せずして、政府や電力会社からお金をもらったり、原発の新増設を要求することはあまりにも非常識であり、被災地域住民に対して失礼だ…という認識に、科学者の良心を見た思いがした。


地域住民の合意も得ず、4号機を再開した九電。

命をないがしろにする人たちに、市民の怒りは、広まっている。

まして、昨夜の報道では、再臨界の可能性もあるとか。

さよなら原発集会を成功させよう。

玄海原発の差し止めを求める九電への裁判も。

10月31日から、11月2日まで、山梨、静岡へ建設産業委員会一行は、二泊三日の視察へ行った。

その報告はまた今度。



きょう、九大の箱崎キャンパス国際ホールで、日本科学者会議福岡支部の「原発シンポジューム」があった。

自然エネルギーの潜在力と脱原発、地熱エネルギー利用の現状と将来の展望について、風力エネルギーの有効利用と将来展望について、どれも非常に面白く役立つ内容だった。


糸島のみなさんに知らせたい。

危険な原発なくても、大丈夫だよと。

雇用も生み出す社会へ、変えていけるんだと。

きのう、一昨日と、法律相談、生活相談に来られた方々のお話を聞いていると、市民の暮らしが、いっそう追い詰められているのを感じる。


苦労して払った税金が、市民のくらしに役立つように、とこれも、さらに声を大にして言っていかなければ。


9月議会報告、糸島の風がようやくできました。(29日、土曜日のこと)


11月13日(日)場所~福岡市舞鶴公園

主催 さよなら原発!福岡1万人集会実行委員会

呼びかけ人~青柳行信(原発止めよう!九電本店前広場)石村善治(福岡大学名誉教授)うのさえこ(ハイロアクション福島)大村綾子(福岡YWCA)甘蔗珠恵子(「まだまにあうのなら」作者)ほか。

10時 開場。お祭り広場、ステージ、各種出店

13時 さよなら原発・大集会

14時 デモ・パレード

15時 天神・九電前大宣伝


東京では6万人が参加しました。

あなたもお友達や家族と参加しませんか?


糸島市の防災委員、出光一哉九大教授は、7月21日の朝日新聞に出したコメントの中で、原発の再稼働について

「安全は追求すればきりがない。産業界にダメージを与えれることを考えれば、早く動かすべき」と語っている。


どこまで九電よりなのだろう。


福島の原発事故が起きた後も、九電や国のやらせが発覚した後も、こんな発言を繰り返している。

防災委員の役割は、原発災害から市民を守る防災計画をつくることのはず。

市の防災委員が、市民の命より産業界の利益を優先してどうするの?

早く動かせとか、安全は追求すればきりがないとか、こんな発言を平気でするひとが糸島市の防災委員でリーダー格の専門委員です。


玄海原発には、死の灰、使用済み核燃料が130トンもたまっている。

使用済み核燃料は、30年以上冷却し、10万年以上の管理が必要な恐ろしい核のゴミ。

出光教授は、自分のホームページで「使用済み核燃料は、『宝の山』」と書き、日本中でプルサーマル発電の安全宣伝をし、九電の会長がトップの九州経済連合会の専属講師。「市の防災専門委員は任せられない。別な人に替えて」と9月議会で市長に求めたが、回答はノー。


数日で辞任した民主党の復興大臣と同じ。

市長の任命責任が問われる。九電の「緊急安全対策」について。

九電は、市議会に説明にきたとき「外部電源が失われても、電源車を原子炉1基に1台づつ配備するから、運転再開しても大丈夫です」といいました。しかし後で調べると、500キロワットの電源車では、原子炉を冷やす海水をくみ上げる肝心のポンプは動かせないんですね。


市はこのことを知っていましたか。


玄海原発の再稼働について、国による住民説明会を開くよう、6月議会でもとめ、「開く」と答弁した松本市長。

7月に保安院に行かれました。

9月議会でさらにたずねると、1000人規模のところで、開くように要望したと応える。

命にかかわる問題で、やらせや隠ぺいをした九電に抗議したかどうか聞くと。

「抗議していない」

九電は、市の防災委員。

うそをついてはいけない。

玄海町では、プルサーマルの時、参加者の半分が、九電関係者だったとか。

糸島では、やらせは絶対にだめ。


きのう入手した資料によると、九州沖縄8県で、再生エネルギーへの支援制度がないのは、なんと福岡県だけだとわかった。

今回、知事と九電との深い関係が明らかになった佐賀県でも、1キロワットあたり、2.5万円の補助がある。

大分県など1件あたり10万円。

市民が屋根に太陽光発電をつけたりするのに、とても助かっているはず。


糸島市は、原発から近い。

20、30キロ先の原子炉に死の灰が138トン。

使用済み核燃料が130トンもあると思えば、ほんとに恐ろしい。


今回の事故で、放射性物質を永久に、完全に閉じ込めるのは、人間の力では不可能と思った。

もっとも人口の多い福岡県が、自然エネルギーへ力を向ければ、原発は確実に減らせる。

ゼロにだってできる。

太陽光など再生エネルギーに福岡県も支援をしてほしいね!


いとう~原子力安全保安院は、 鹿児島県の川内原発の30キロ圏内9市町村、24万人を対象に住民説明会を開くそうです。

運転再開には国の住民への説明が必要だと、鹿児島の伊藤知事が保安院に要求していたのです。 日程場所は、知事と保安院が調整するそうです。

玄海原発については「地元から開催要望がない」と保安院はいっています。

福岡県で30キロ圏内は、糸島市だけです。鹿家は18キロくらいでしょう。 国からきちんとした説明が聞きたいと、住民のみなさん、思っています。

「糸島市にも保安院から住民に説明に来るよう、県から国へ言ってほしい」と、 急いで小川知事に要望していただけませんか。


市長答弁~伝える。


いとう~いま福島の原発事故以来、さまざまな原発学習会が開かれ、 どこも超満員です。 子どもをおぶって参加するお母さんたちもいます。

わが子が被ばくする。 野菜が汚染され出荷できない、 漁に出られない。 搾った牛のミルクを泣きながら捨てる。

こんなことが、糸島で起きるかもしれないからです。

保安院は、要望があれば説明に行くと言っています。 気迫をもって知事に伝えていただきたい。

※小川福岡県知事は、原発推進の官僚出身で、九州電力の会長が選挙の後援会長だったので、 九電との関係は、かなり密接と思われる。 よほど気迫をもって訴えないといけない。


玄海原発周辺には、糸島半島沖断層群があります。

九電や海上保安庁のデータをみると、糸島半島沖断層群は、姫島の北方約8キロを中心とした18条の断層で、長さは23キロです。玄界灘の海底には、まだ見つかっていない活断層が存在している可能性があります。


M9クラスの地震が玄海灘の糸島半島沖で起きるかもしれません。

東北地震は、福岡西方沖地震の1000倍のエネルギーをもっていたんですが、玄海原発が、M9に耐えられるでしょうか。

7日の西日本新聞一面には「原発の耐震評価、秋以降」とありました。

九電がこれまで耐震設計上、考慮してこなかった断層が計25箇所もあったのです。

しかし、九電は津波対策をやったから、一日も早く運転再開を望んでいます。

昨日の新聞には、メルトスルーの重大な記事のあとに、玄海町の町長が「運転再開に同意」とありました。

ばく大な原発マネーが落ちる町では、行政や議会が運転再開を求めるかもしれません。

しかし糸島市は、お金は来ないが危険と放射能だけきます。

福島の事故が収束し、事故原因が明らかにされ、万全の安全対策がされるまで、運転再開は認めない立場に立っていただきたい。市長の答弁を求めます。


この答弁も議会中継で確認を。

(まだ中継されていないとのお電話あり。おかしいですね。10日の分は配信されているのに・・・)


今日は、議会にKBCテレビが取材に来て、私が質問した「原発の安全神話はくずれた」「危険だ」という認識はあるか、の質問のところを写した。


「安全神話くずれると答弁」というようなテロップをつけて。

一問目の質問はこれです。

1、原発の「安全神話」と福島原発事故の被害と教訓について。

① 東京電力福島第一原子力発電所の事故は、レベル7の最悪の原発災害となり、いまだ収束していません。着のみ着のまま古里を追われ、避難を強いられた人は、8万8千人。山や海が、家や学校病院が、会社や工場が、田んぼや畑が、家畜ペットが、花や虫が、あらゆる自然と人の暮らしが汚染され、広大な地域が立ち入り禁止です。

放射能はわずかな量でも人体の奥深く入り込み、DNAを破壊し、子どもや孫、未来の世代に深刻な健康被害、環境破壊をもたらします。

糸島市は、玄海原発から20キロ圏内に約300人、30キロ圏内には1万6千人、40キロ圏内に10万圏内に住み、牛4500頭、豚2万頭、鶏が40万羽います。2000もの地場産業があります。

先日、市民の方から、「九電の関連会社につとめている息子が福島へ行かされました。

被ばくが心配です」と電話がありました。一日も早く終息してほしいと願っています。私は女性として、命をはぐくむ母親として、放射能の影響を最もうけやすい子どもたちの未来を守るため、市長におたずねします。

市長は福島の事故を受けて、原発は安全だという「安全神話」はくずれた、「原発は危険だ」という認識をもっておられるか、うかがいます。

市長答弁は、2、3日後に配信されるインターネットをごらんあれ。

人は、自然がなくては生きられない。どんなに経済が発展しても。

市民の健康や子どものいのちを犠牲にするリスクを内包した豊かさが、本当の豊かさでしょうか?


今日は菜の花プロジェクトのみなさんの「田中優講演会」に参加し、たくさんの人が、若いお母さんたちが原発事故に心をいため、関心をもっていることを頼もしく思った。


特に、田中優さんの省エネと自然エネルギーの話は実によかった。


明るい気持ちで会場を後にした。


おかあさんたち、これからもがんばって。


私たちも原発をなくすまでがんばります。


この間、玄海町の坂本先生や、仲秋先生や、菊池さんやいろんな原発関係者の話を聞けて、勉強になった。


9日が議会で取り上げるので、参考にしたい。


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