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お盆

2008年08月21日

朝晩、涼しくなってきた!

暑いのも寒いのも、そんなに嫌いじゃないけど、やはり春、秋の穏やかな気候がほっとする。


田舎の父が、お盆に帰ると、種無しスイカの「伝助」をもたせてくれて、それがまた実に甘くておいしかった。

スイカでも、メロンでも、父はつくるのが上手だ。

病気の妹がいるから、ほとんど出歩かない父と母は、果物や花、野菜をたくさんつくっている。

果物が父の担当。栗、柿がそれぞれ3~4本。みかんが日向夏にはっさく、グレープフルーツ、櫻島みかん、きんかん、なし、さくらんぼ、ぶどう。桃にぐみ。とにかくありとあらゆる果物がその季節に花を咲かせ、実をつける。

それを母が、栗の甘煮にしたり、きんかん煮にしたりして送ってくれる。

庭には、母が植えた色とりどりの花々が年中咲き乱れ、その世話や管理のエネルギーは大変なものだろうといつも感心する。


涼しくなってきたから、草むしりもだいぶ楽になるだろう。

夏のテレビの平和番組で「レイテ島」での日本兵士8万人がいかに無残な最後をとげたかの番組は、胸を打った。


墓参りに行ったら、20戸ほどの村でも、レイテ島の戦死者がふたりいた。

手を合わせると、今年もお盆が平和に迎えられ、よかったと、蝉時雨の中で誰かが言ったような気がした。


きのう8月6日、夕方前原駅で、原水爆禁止糸島協議会のみなさんと、「核兵器廃絶」を求める署名行動。原爆パネルを通路に展示して、13人の参加で。

日本中で世界でも取り組まれているこの署名は、秋の国連の会議に届けられる。


仕事帰りの人や、部活帰りの高校生、天神に遊びに行ったと言う中学生などが、署名に応じてくれた。

兄3人が特攻隊で戦死したと言う老婦人も「戦争はしてはいけない」と署名してくれたそうだ。

小さな男の子を連れてパネルを見ていた若いお母さんも、快く署名してくれた。

70代の男性は「人間のすることじゃないですな。見ていられません」と。

今年の平和行進には、千羽鶴を折って届けてくれた人や、数ヶ月毎日近所を回って書名を集めた人など、感動的な話がいっぱいうまれた。


9日には、世界大会の開かれる長崎へ原水爆禁止協議会へ、糸島からバスで。

アメリカがビキニで、メガトン級の水爆実験をしたとき、日本のマグロ漁船が被爆したが、太平洋の無数の島々に、死の灰が降った。

そのとき、被爆したロンゲラップ島の元村長さんに、新婦人の県の平和部長をしている時お会いしたことがある。

空から降ってきた死の灰を、雪だと思って子どもたちが大喜びしたが、たちまち体中が焼けただれ、島は放射能で汚染された死の島になった、「自分たちは、アメリカのモルモットにされたのです」という言葉は忘れられない。


以来、苦しみの生活が続いている。

その実験に参加したアメリカの兵士も多数被曝した。

その時の様子を、アメリカで聞く機会があったが「この世の終わりのようなすさまじい爆発だった」といった。

旧ソ連やフランス、イギリス、中国などの核実験もふくめ、地上で2000回もの核実験があった。

その地球規模での環境破壊はすさまじい。


広島では、たった一つの原子爆弾で、その年だけで14万人が殺された。

水爆は、一度に百万人が殺せるという。


こんな核兵器が、世界中に3万発近くもあるのだから、ほんとうに恐ろしい。


暑い、暑い。頭くらくら。倒れそう。

よくこの炎天下に、何キロも歩くね。信じられない。すごいねえ。

平和行進だからですよ。

原爆で焼け死んだ人たちの事を思えば、不思議と歩けるんです。

いっしょに歩きませんか。


「ノーモア・広島、ノーモア・長崎」「核兵器の廃絶を」と、毎年、北は北海道から南は沖縄まで、全国津々浦々から被爆地へむけて、10万人が参加する平和行進。「青い空は、青いままで、こどもらにつたえたい・・・」と、時には歌を歌って。


糸島の平和行進が今年も無事に終わってよかった。

古川議員のように鹿家から周船寺駅まで歩いた人もいれば、1キロだけの人もいたけれど、のべ70人が参加した糸島の平和行進。

8月9日、長崎で開かれる原水爆禁止世界大会へ、いっしょにいきませんか?


そういえば、10年前、被爆者や科学者と、アメリカの核実験被害の調査に行く機会があった。

アメリカは、およそ1000回の核実験で、国内に100万人もの被曝者がいる。一度核実験するのに、2億円かかるとか、言っていた。

しかもその実験をするのは、民間の軍事会社。

核実験を民間委託していると知って、ほんとにびっくりした。

核実験するたび、ぼろもうけ。軍需産業はやめらない。いまやイラクでもさまざまな軍事サービスを民間企業がしている。


人を不幸にする戦争ではなく、人々の幸せにつながる仕事こそ、必要なのに。


ブログ再開

2008年06月28日

ながらく、ブログを休みましてご迷惑をおかけしました。


過労気味でパソコンを開くのが苦になっておりましたが、立ち直りました。

あちこちから「なにしてんだ?元気出せよ」との励まし。

ありがとうございます。


6月議会、ほんとにたくさんの傍聴、ありがとうございました。

「はじめて議会の傍聴に行きました。あっという間の1時間。疑惑追及の伊藤さんの熱意に、市長もたじたじでしたね。議会にこれない市民に、ぜひ、このことを知らせてください」と電話を下さった男性の方。


初めて傍聴したという40代の女性は「傍聴席は、みんな身を乗り出して聞いていましたよ。クリーンな政治へ、がんばって!」とメールを送ってくれました。


物価があがり、若者にまともな仕事が少なく、お年よりも後期高齢者医療で苦しめられ、だれもかれも苦労している時に、ずさんな用地取得で県民にばく大な損害を与えながら、全く反省の気持ちが見えない。


税金でなく、自分のお金なら、もっと慎重だったでしょう。

いえ、癒着さえ疑われる会話の数々。少しずつ、書いていきます。


京都の市長選挙が先週の日曜日、あったけど、わずか900票差だったんだ。

ほんとに惜しかったね!

相手陣営は、自民、公明、民主、社民と、オール与党が推す候補者。こちらは、政党では日本共産党だけたが、変革を願う市民の力は大きい。

今のままだと、京都の町中に高速道路を走らせようとしているとか。

「これ以上、京都の町を壊すな!」「無駄な開発ではなく、福祉・教育の充実へ、市政への転換を」。

前原もいっしょ。3月議会前で、猛烈に忙しくなった。


ここまで人間が使い捨てにされていいのか?

使い捨て派遣動労の深刻な実態を、キャノンなどの労働者からの聞き取りによる具体的な事例で告発し、「労働者派遣法を労働者を保護する法律へ抜本的に改正せよ」という日本共産党の志位委員長の国会での質問が反響を呼んでいる。

インターネット上の動画サイトでは、8日の志位さんの質問が14日の動画サイト政治分野の第1位に。

日雇い派遣や偽装請負。何の社会保障もなく、年収200万円以下で働く若者たち。

「代わりはいくらでもいる」と労働者を使い捨てにする大企業。質問後、世の中、こんなもんだと絶望していた青年が、「質問を見て一筋の光が見えた」と。


不安定雇用と低賃金、長時間労働に疲れ果て、地獄の日々、あすの希望などなかった、という若者たちが、志位質問に「わかりやすい」「おれたちの声を代弁している」「底辺で苦しむ労働者の叫びだ」「日本社会の大問題、まさにそのとおり!」・・・

若者の未来、日本の将来を思い、政府に答弁求める熱意に胸を打たれた人が多かったよう。

パンフレットもできるようで、同じように悩んでいるたくさんの人に見せなきゃ。

このところ、後期高齢者医療制度の学習会や、市政懇談会などなどで、毎晩のように出歩き、少々くたびれていたが、このニュースには励まされた。近所のおばあちゃんが、「ちゃんとした仕事がなければ、犯罪が増えてしまうよ」と心配そうに言っていた。

大企業も行政も、正社員、正職員を減らし、国民から仕事を奪っている。


朝、しんぶん赤旗を配った後、後期高齢者医療制度についての学習会、新年会二つ、会議二つ、きょうは寒くて小雨もあって、タクシーであちこち走りまわって、あっという間に夕方になった。

7~80人集まっていた新年会で、島倉千代子の「すみだ川」をカラオケで歌ったら、着物姿の踊りのお師匠さんがバックで踊ってくださった。

やんやの喝采。

都鳥さえ1羽じゃ飛ばぬ、泣いてわかれたすみだ川・・・


家に帰って洗濯を始めたら、洗濯機が勢いよく回らない。

寿命かなあ?15年使っている小さな二そう式の。

しょっちゅう見にいかないといけないから、超めんどくさい。全自動に変えたいという誘惑に耐えながら、使ってきたけど愛着があるから、捨てきれず。


夫も子供たちも、夕飯いらないといっていたので、残り物で食事。しずかさん(夫の母)は、親戚へ行って留守。

そうだ、今日は歩いてない!マフラーを二重に巻いて、家を出る。

はがきをポストに投函してから、波多江から前原の駅へ向かう。


途中で、携帯が鳴る。自己破産の相談。

家に帰って、三浦友和主演のドラマを見ながら、ビラ折り。

新型インフルエンザの恐怖を描く。

若い頃と変わらないねえ、この人は、と感心しながら。

おや、だれか帰ってきた。


薬害肝炎訴訟を支援してきた方が、救済法が成立して原告団の涙と笑顔に目が潤んだ話をメールで送ってくださった。

5年もの間、被害者が病気の体を押して戦わねばならない日本の国の非情さとともに。


この法案でもまだ救済されない患者がいることや、他の難病患者の救済も含めて。

膨大な軍事費や大企業への減税をやめたら、国民が不安なく医療が受けられる社会になれるのにと。


先月相談に来られた肝臓病のかたは、かなりの重症だったが、肝臓病では障害者手帳の交付が受けられないと役所で聞いて落胆された。

重度の1級になったら、月々6~7万円もかかっている医療費がいらなくなると、そう思ってこられたのに。

国は、腎臓や心臓病と違い、肝臓病を障害者手帳交付の対象にしていない。


数年前、商社を退職した方が、故郷の山にまつわる思い出を、メールで送ってくださった。

同じように、故里の山の荒廃を憂い、山の手入れに帰省していらっしゃるそうだ。


思えば、18歳で故郷を出てから、身近にまったく木々の匂いや、むせるような草ぐさの香りをかぐこともなく、奥深い森林にふれることもない町のくらしが長くなった。

森に囲まれて育った子ども時代の思い出は、あまりに尊くかえがえがなく、胸の奥がきゅんとなってしまう。


メールを送ってきた方も、同じ思いだろう。

商社で長い間、材木の買いつけの仕事をしてあったという。

木材部に配属され、外材を取り扱う部署で働いてきたので、山の荒廃に加担する側にいた、胸が痛むと、述べてあった。熱帯雨林の乱伐で、地球温暖化を考えると、居ても立っても居られない気持ちになるのは、よくわかる。


スーパー林道より、山の手入れをして、木材を生かすことを考えるべし、と。まったく同感。前原市が、県事業として美しい雷山を縫うように100億円の巨大道路をつくっているが、こんな無駄で環境破壊の開発が、森林保全と林業振興の名で続けられていることに、怒りを覚える。

そして、二つ目の100億円道路が、中央ルートだ。ほんとに、100億円の道が好きだね、前原市は。

海も近かったから、海も大好きだが、こよなく山を愛する皆さん。

黙して語れぬ木々のために、声をあげよう。

山を守れ!と。


年末の寒空に、炊き出しを待つホームレス。

その日暮しのネットカフェ難民。オニギリ食べたいと孤独死した人。

働いても働いても、生活保護以下のくらししかできないワーキングプア。

年金で食べれず、70歳超えても空き缶拾いをするご夫婦・・・

バスに乗せられ、派遣会社をたらい回しにされる若者たち。


多くの人が、テレビの映像に胸のつまる思いがしたのは、それが決して遠い世界のことではないから。

格差と貧困は、ここまで人間らしい生活を奪っている。

しかし希望も。薬害肝炎では、被害者の涙のたたかいが政治を動かし、トヨタの下請け会社で派遣の若者たちが正社員化を勝ち取り、参議院選挙の自民公明の大敗で自衛隊がイラク撤退、教科書検定問題では、沖縄の怒りの十一万人集会が政治を動かした…。


今年は、衆議院選挙あるだろう。心から、弱者にあたたかい政治を願わずにいられない。

2008年こそ、良い年に!暮れまで忙しかったが、今日から3日間、お正月休みで鹿児島へ。

父母に顔だけでも見せて来よう。


新年、おめでとうございます。


12月27日のしんぶん赤旗の一面。

大手ゼネコン、「鹿島」の巨額脱税疑惑をめぐり、あらたな疑惑。大分県の土地開発公社が、工場用地の造成工事を、「鹿島」に随意契約で発注し、工事費もふくれあがっていたことが、党県議の調べで分かった。


当初23憶9400万円が、7億7000万円増えて、31億6000万円に。本当なら、県の契約事務規則では、250万円以上は、競争入札が原則であるにもかかわらず。

この裏にあったのが、キャノンからの要請。「鹿島」の業者選定をお願する文書がでてきた。キャノンと言えば、御手洗会長は、経団連の会長。有力者にはどこも甘いのか。

キャノン誘致に、県の補助金53億円が投入された経過もある。多額の仲介料が渡ったとも言われており、企業と行政の癒着の解明が待たれる。

さて、前原市の土地開発公社が18年度に発注したA産業団地の建設では、ゼネコンの清水建設と平成建設の企業体が、随意契約で受注したのを思い出す。

ところが、当時、清水建設は、新潟市の下水道工事に絡む独占禁止法違反、水質汚濁法違反、名古屋市の地下鉄工事の独禁法違反、などなどで、さまざま指名停止にあい、市の土地開発公社との契約前にも、有罪で、指名停止になっていた。

企業は、信用が第一。そんな会社と、随意契約を結ぶなんて、信じられない。

6億円をこえる工事の業者選定にあたって、企業の社会的責任や、全国の指名停止情報をまったく考慮しないのに驚く。

しかも工事費は設計変更のたびに増えて、6億1000万円の工事が、8ヶ月後には6億8000万に。


似たようなことが全国で起きており、土地開発公社等、第3セクターの負債はぼう大になって、自治体財政を苦しめている。


このところ、モウレツに忙しかった。

「前原の風」の号外やその他ニュースを配ったり、あちこち、相談に走り回ったり。

12月議会で取り上げたゴミ問題は、「よく取り上げた。圧力に負けずにがんばってくれ」という激励の電話があったり、政治にあまり関心がないという人からも、反響があった。


今年もあとわずか。

先日、たまたまひとりで波多江駅で演説していたら、サラリーマン風の40歳前後の男性が「ビラはないんですか」と聞きながら、私の足元に置いていた「風」号外を持っていった。

「いとうさん、もっと演説してくださいよ」と声をかけていく人もいた。

地方の町の議員として、市民のみなさんからの激励ほどうれしいものはありません。


先日、波多江駅南口から、およそ100メートルの地点で、音もなく忍び寄ってきたバイクに、かばんを奪われた。


駅の近くというのに、あたりはほとんど真っ暗。

若い男の二人連れ。

「追いかけたけど、逃げ去ったのよ」と家族や友人に言うと、

「ケガがなくて、ほんとによかった!」「不幸中の幸い」と口々。

対応した巡査さんも同じようなことを言った。

前原署の刑事さんと交番のお巡りさんが来てくれ、被害が拡大しないよう、事後処理の手伝いをしてくれた。

なかなか感じがよく親切だった。


昨年、駅の北側で、女性が夜、木の陰に潜んでいた男に抱きつかれた話や、駅周辺でひったくりにあったという70代のおばあちゃんの話を聞き、市役所に足を運び、議会でも取り上げた。

「安全安心のまちづくりといいながら、駅周辺や通学路がまっくらなところがある。予算が少なすぎる」

「裸電球を蛍光灯に取り替えて」と訴え続けてきた・・・


きのう、議会で総務部が12月議会の説明にきたとき、駅の近くでひったくりにあった話をして、ハダカ電球を蛍光灯に急いで取り替えるよう要望した。


物騒な事件が多いこのごろ、いつ犯罪の被害者になるかわからない。

突然、幼い娘を二人も失った痛ましいニュースが、今もテレビで流れている。

安心、安全なまちづくりが、ほんとに必要!


夕べのNHK特集は、見ごたえのある番組だった。

合併した九州内の市町村のその後を「検証」した75分のスペシャル。

とにかく、一ヶ所も「合併してよかった!」という町、住民がでてこない。

「合併しなければよかった」

「大きくなっていいことはない」

「周辺部は人口が減って、過疎がひどくなった」

「いままで町役場がすぐ対応してくれたのに、合併した市役所に行き相談しても、すぐに対応しない」・・・


合併によるサービス低下で、住民が憤りとやるせない思い、さまざまな辛さを味わっている様子が、映像でリアルに伝わってきた。

喉頭がんの手術で、話すことができないひとり暮らしの六十代男性。

小さな村の社会福祉協議会がやっていたデイサービスは、職員が顔なじみで、言葉が話せなくても心は通じ合っていたから、楽しく通うことができた。

しかし合併で、村の社会福祉協議会はなくなって、日田市の社協から新しい職員が配置され、コミュニケーションが取れなくなり、サービスを受けられなくなってきた。

たった一人の家で、居間にぽつんと座って、さびしげにラジオを聴く姿が、テレビに映し出されていた。


「周辺町村に行くと、合併しなければ良かったといわれます・・・」と日田市の市長。

合併後、日田市は63億円の巨費をつかって豪華な文化会館を建設中だ。

最後に紹介された人口わずか2500人の大分県の姫島村。合併協議会を離脱し、国東市に合併せず、自立の道を歩む。私が住む池田北南行政区より少ない人口の村。

その村の自治体としての政策は、スゴイの一言。村人の医療、福祉が優先課題。

村営の診療所では、予防・治療・介護の連携で、全国の先進地。全国で足りない小児科医もふくめ、24時間365日、医療体制がととのっている。

隣には、30人入所の介護施設。

そこには、デイサービスに100人のお年寄りが通ってくる。

そのお世話を生き生きいているのは、顔なじみの村の職員35人。

日本全体で、福祉、教育の職員を減らし続け、人件費削減をジャンジャンやっているとき、なんと、この村では、2500の人口で職員が202人もいるのだ。


漁業が衰退するなかで、村役場が唯一の雇用の場所であると、長年ワークシェアリングで、村人を役場職員として雇用してきた。(国の給与水準を100とすれば、平均市町村は97、姫島村の給料は73)

村長が言う。「小さいから、いろんなことができる」節約するところは節約し、住民の命やくらしにかかわるところでは、きちんとお金を出す。

優先順位は、無駄な公共事業ではないところが、すばらしい。

うちの町内と変わらない人口で、診療所や介護施設や役場があるなんて。

こんなに身近だと、住民の要望より利権が優先されることもないだろう

それにしても、国の責任は大きい。

地方交付税を削減するな、元に戻せ!地方を苦しめるなと言いたい。


28日に、東大阪市長選が投開票された結果、日本共産党員で「明るい東大阪をつくる会」の長尾淳三候補(55歳)は、前回より一万8000票延ばしたが、きん差で及ばなかった。

当選は、自民・公明推薦の前市議会議長野田義和氏。

長尾さん(現)~70454票当 野田さん(新)~72820票 西野さん(新)~22014票 同和行政の終結や、財政再建のとちゅう、二期目に入ってわずか1年で、議会多数を占める自民・公明の与党議員が、理由にならない長尾市長の不信任を強行したのだ。 

しかも、長尾市長の予算案には、99.9% に賛成しながら!反対の理由がないのに、数の横暴でやめさせるとは、まったくどこも同じような議会のひどさだね。

業界、団体の締め付けと、全国から動員されたある宗教団体の激しいデマ宣伝は、すさまじかったようだが、わずかな差でほんとに惜しかった。

たたかいは続く。

ムダや同和利権をなくし、市民のくらし守って、がんばれ!東大阪!


今朝25日の赤旗日刊紙に、どーんと書いてあった。

県民のつよい批判をあびていた新幹線「南びわこ駅」建設が、中止になるって。


28日に、促進協議会の会長の嘉田由紀子知事が、報告する予定。栗東市長は推進派だから、さぞ悔しいことでしょう。

とにかく、駅舎建設費240億円と周辺開発費が、すべて地元負担の計画だった。それにたいして、県民は繰り返し、住民投票を求める直接請求などの運動を、全県に広げて、事実上の中止に追い込んだそうな。

県と市の計画、中央ルート反対でたたかう私たちも、大いに励まされるね!きのうのNHK「クローズアップ現代」。

第3セクターの借金で、自治体が破産に追い込まれつつある・・・と。


すさまじい内容だった。リゾート施設や巨大な産業団地などで借金だらけになって、自治体が破産して、住民に必要な、介護事業などの福祉・教育等のあたりまえの市民サービスができなくなったら、なんと愚かなことだろう。


朝、ニュース作りをしていたら、Mさんが電動のこぎりを持ってきて

「忙しいでしょう。庭の植木を切りましょうか?」と言って、あっという間に庭をきれいにしてくださった。

近所の奥さんが「きれいになりましたね」とにこにこ。

「おかげさまで。いつもすみません。やぶみたいで…」

「いいですよ」とにかく、いろんな人の親切のおかげで、わが家はなんとか回ってます。

健康のために、ヨガを始めようと思っているけど、バタバタ忙しくなかなか始められないので、とりあえず歩くことにした。


ある七十代の男性から

「心臓にペースメーカー入れてから、調子悪かったとよ。でも、朝晩1時間、歩き始めてから、元気ハツラツ。前原の風配ってあげよう」

わあ、うれしい!

「伊藤議員も、だまされたと思って、歩いてみればよかよ」といわれ…そこで

きのう、今日と、書類を放りだしたまま、それっと歩きに出た。


朝日を見たり、夕日を見たり。まだ二日だけど。

「おかあさん、三日坊主よ」と娘。

「あら、ちよこさん。また歩き?」と静香さん。(夫の母)

夜の会議が続いたりすると、続けられるか心配。

そうだ!歩いた日は、夫から200円、ご褒美をもらおう。

コーヒー豆を買う「ぶたさんの貯金ばこ」に、彼が毎晩小銭を入れてくれることになった。

胃がんの手術をして、ちょうど3年。

3年前の今頃は、井上病院の3階の窓から、秋空と稲刈りの田んぼを眺めていたっけ。


ベトちゃんの死

2007年10月08日

ベトナムのベトちゃんが、6日に亡くなった。

米軍が散布した枯葉剤(猛毒のダイオキシンを含む)により、戦争後、多くの障害児が生まれた。弟のドクとベトは、下半身がつながって生まれた。1981年2月のこと。


98年、分離手術をしたが、ベトは重い脳障害で寝たきりだった。

ドクは涙を流し「兄の分までがんばって生きる」と。

ふたりは、アメリカの「正義の戦争」という主張の不条理を、私たちに教えてくれる。


自衛隊こそ、ベトナムへ行かなかったけれど、日本の米軍基地から毎日のように爆撃機がベトナムへ飛び立っていた戦争中。

ベトナムが日本の米軍基地を攻撃しても、おかしくなかった。

「アメリカは、ベトナム侵略戦争やめよ」「ベトナムへ募金をおくろう!」あのとき、戦争に巻き込まれなかったのは、平和憲法と日本の平和運動の力が大きかったと思う。

今日は体調悪く、久しぶりに寝ていると、「あした、核兵器廃絶の署名にでてこれますか」と電話が入った。広島・長崎の原爆、ベトナムへの枯葉剤、イラクへのミサイル攻撃…無差別に無防備な民衆を大量に虐殺することが、許されていいものか?


思想、信条が違っても、私たちは、平和の問題で手をつなぐことができる。

13日には、午後2時と午後7時から、伊都文化会館で、「日本の青空」という、映画が上映される。

日本国憲法9条(戦争放棄)を変えて、日本の自衛隊がアメリカといっしょに、世界中どこででも戦争できる国にしようとしているとき、ぜひ、多くの人に見ていただきたい映画です。


あっちで、こっちで市民の方々と話すのが、一番、元気が出る。

まじめに生きたら、ささやかでもいい、ぜいたくしないでいいから、人間らしく生きていけるように!

そう願っている人がどんなに多いことか。

私が「前原の風」を配っていると「いとう先生!がんばんない。わしも70こえてるばってん、まだ働きよるよ」と新聞配達のおじさん。

バイクにまたがった日焼けした顔が、ニコニコ笑っている。

ありがとうございます!今年の夏は、ホントに暑かったですね。

涼しくなったら、疲れが出やすくなります。

おたがい、気をつけましょう!


ところで、いろんな人が、ボランティアで「風」を配ってくださっている。

でなきゃ、とても、毎月全戸配布できない。(80%~90%くらい)

ほんとうにうれしい。ありがたい。

みなさんの共感と応援が、何よりのエネルギー。

感謝感謝!です。


すごいですねえ。沖縄の県民集会。

11万人もの市民が、老いもわかきも、「集団自決」教科書検定、撤回を求めて集まった。


「教科書から日本軍の関与を消さないでください。たとえ醜くても真実を学びたい」と訴えたのは、高校生の照屋奈津美さん。

胸がじーんときました。今朝一番のうれいいニュース。

二晩続けて、市民の方々と市政について(財政)、また核兵器廃絶の運動について、学習し、語らった。

徹底的に前原市の財政状況を調べている。

先週は、非常に忙しかったが、有意義だった。

今度詳しく書こう。

とにかく、一市二町の合併で、志摩町・二丈町が、前原のばく大な借金を背負わされたら、大変なことに。


会合の後、夜更けに、自転車で積文館によって立ち読み。

楽しい。夜、寝れないときの愛読書は、サザエさん、ポアロ、周五郎、吉川英治…どうしても気分転換になるもの。

おもしろすぎて、寝不足なるものも困るけど・・・。


秋田県湯沢市(人口5万5000人)の市長さんは、日本共産党員。

ホームページで検索したら、「市長の部屋」があって、なかなかおもしろい。


市民プールも運動公園も、本格的な図書館もない前原市としては、「スキー場」だの「市民プール」だの「体育館」「弓道場」等まで、文化スポーツ施設がまずきちんとあるのが、うらやましい。


ところで、この市長さん、カラオケの名人とか、一度「しんぶん赤旗」で読んだことがある。

庶民的でクリーンで、この間、借金財政を立て直しつつ、市民の暮らし守ってがんばってきた。だから、二期目も再選されたのでしょう。

先日、ひさしぶりに一緒に夕食をとった夫が「きみ!カラオケに行こう!」と言う。

「たまには、息抜きしないとダメだよ」と言うので、夜の街にでかけた。

歌のうまいTさんもさそって、なんと3時間。気持ちよく歌って、あっという間だった。(焼酎の水割り1杯で)

「不景気で、商売やめようかって考えてるのです」とお店のママ。

生活が苦しくなって、まず節約するのは、外で飲むことですもんね、と。


地元の業者に仕事が行って、お金が回り、町が潤うようにしたいもの。


炎天下に自転車であちこち走っていたら、夕方、頭がくらくら…

暑い、暑い!でも町には、市民の声がいっぱい。


地震とか、災害が心配よね。高田は避難所もないのよ。 

久保田橋は、老朽化してるけど、落ちないかしら?

玄海原発のプルサーマル計画はどうなってるの?

年金から健康保険料も天引きするってほんと?

田畑に家畜の糞尿をまいて悪臭がひどいけど、行政指導はどうなっている?

おじいちゃんが退院して行く施設が見つからない・・・


9月議会の参考になる。市内の被爆者の女性が来られて「戦争も原爆もいやだから・・・」と「憲法9条が子どもを守る」という新品のTシャツを9枚くださった。

「9条の会のみなさんで着てください」とのこと。

ありがたいことです。

10月13日(土)日本国憲法60周年記念の映画『日本の青空』が伊都文化会館で。


8月15日の午前中は、浜田の海岸で海をみた。

錦江湾のかなたに、開聞岳と桜島がくっきり見えた。

砂はまで遊ぶ家族連れ。正午すぎ。鹿屋の特攻隊慰霊塔の前で、手を合わせた。

高校生の娘と東京に住む妹と彼女の中学生の息子と3人。

908人の二十歳前後の若者の名が刻まれた石碑の前で、友人の兄の名を探す。

青々とした空に浮かぶ白い雲。クマゼミがなく木立。足が悪く慰霊塔の階段を登れない母が、芝生の向こうで手を振っている。


老いた両親や幼い弟妹を残して、だれが喜んで巨大な米戦艦に突撃しただろう。

本当は、だれも死にたくなかった。

17日の朝日新聞。

「やっぱり、いやだなあ。かあちゃん、会いてえなあ」と叫びながら次々出撃する特攻隊員を描いた演劇をみて、開戦時の首相東条英機の孫にあたる女性が、「若者の純粋な思いに涙があふれた」「当時は命をかける値のある国家だった」と感想を語っていた。


当時の国や政治を美化する発言を聞くと、悲しい。

出撃するかどうかの自由もなく「国のために死ぬ教育」を徹底的に叩き込まれ「非公民」「卑怯者」のそしりを受けないためには、出撃する以外なかった。

うその大本営発表に国民の多くがだまされて、赤紙一枚でいやおうなく徴兵され、国土防衛とは程遠いビルマやフィリピンやニューギニアなどにおくられ、爆撃にあい、殺され、傷つき、ジャングルをさまよい、飢え、マラリアに倒れ、死んだ。

そんな時代に「美しい国」などと言ってもどそうとする人たちがいる。

世界一の軍事大国アメリカは、イラク戦争ですでに3千人の若者を死なせた。

安倍総理は、このアメリカと肩をならべて戦争したいよう。

えらい人たちは安全なところにいて、戦場におくられるのは、いつもふつうの庶民。

10年も仕事がなく、月に十万円程度の収入しかないフリーターの若者が、テレビで「憲法を変えていい」と発言していた。

フリーターでいるよりは、戦争に行ったほうがまだいいという彼の言葉。

定職にないつらさは、身にしみてよくわかる。


が、・・・格差と貧困をなくし、憲法9条をまもることの大切さを痛感した夏だった。


8月19日(日)は、14時から原発問題学習会 

場所は、伊都文化会館 

お話しするのは、玄海町東光寺元住職で、玄海原発対策住民会議世話人 仲秋 喜道(なかあき・きどう)氏 

主催は、日本共産党前原市後援会


8月22日(水)は、あさ8時から、8時40分まで 

市役所前で、第3回、「中央ルート反対すわりこみ行動」 

できればエプロン持参で。 ※ 横断幕に「百億円の中央ルート反対」と書いているので、 120億円に改めなければ。 でも事業主体の県が試算したのではないので、もっと増えるでしょう。・・・

8月31日(金)は、波多江駅で、夕方6時から、防災の日を前にした「中越沖地震被災者募金」行動。


もうすぐお盆。田舎の老父母に会いにいくので、胸がわくわく。お墓参りも。

涼しい田舎の古家で、4~5日、9月議会の準備を。

入札問題、災害対策、中央ルートなど考えてる。


夕べはうれしかった。以前生活相談でアドバイスした女性が、3年ぶりに電話をくれた。

しっかり働いて、4人の子をひとりで育てているという。

身分保障のないパートでの生活は大変なよう。

でも前向きに明るくがんばっている姿が、声に表れて、しみじみうれしくなった。

元気をもらったのは、わたしの方。

さあ、きょうもがんばりますよ。


笑顔

2007年08月10日

きのう、市役所に行く途中、電車のなかで障害者作業所のみなさんに会った。


学研都市駅まえのイオンに、社会見学をかねて食事に行ったらしい。

とても楽しかったのか、目がいきいきと輝いていた。

彼らとは、顔なじみ。

丸田公園で、汗だくになって公園の掃除をしてくれてる。

「おはようございまーす!」

と声をかけると、わたし以上に大きな声で

「おはよう!」「おはよう!」「おはよう!」

とあちらから、こちらから元気よくあいさつが飛んでくる。

くったくのない澄んだ目の明るい笑顔。

指導員さんも、にこにこと美しい笑顔。

なんだか、わたしまでうれしくなった。


夕べは、蒸し暑かった。

がまん強いおばあちゃんが「ちよこさん、夕方やのに34度もあるわよ」というので、今年初めてクーラーをつけた。


長崎で体内被曝したMさんが、若いときつくった歌をメールで送ってくださった。

  路地路地に 原爆反対訴える この年もまた 

               夾竹桃の花せみしぐれと夾竹桃の花


62年前の今日、長崎にアメリカが投下した一発の原子爆弾。あの地獄の日も、戦時下とはいえ、今日のようなフツウの朝だったんだろう。

広島の原水爆禁止世界大会から帰ってきたYさんが、横井久美子のCD~「にんげんをかえせ」を届けてくださった。

広島に行って、ますます核廃絶と被曝者の原爆症認定のためのたたかいにがんばる決意をされたようだ。

6日の記念式典での広島市長の演説は、すばらしかった。被爆者の地獄の苦しみを生々しく語り、唯一の被爆国である日本政府に、被爆の実相を学んで、世界に広める責任を訴えた。

さらに21世紀は、市民の力で問題を解決できる時代。日本政府は、世界に誇る平和憲法を遵守し、米国の時代遅れで誤った政策には、はっきり「ノー」というべきだ・・・と。

武器を持たない市民を大量に無差別に虐殺する核兵器。

地球上には3万発の核兵器があり、アメリカ、ロシアなど核保有国がおこなった2000回もの核実験で、世界に放射能の汚染地帯が広がり、数百万の核実験被曝者がうまれていることは、まだまだ知られていない。


わたしは、今から波多江駅に。

今日の駅での演説のテーマは、ノーモアヒロシマ・ナガサキ。

核兵器廃絶。夕方6時からは、中越沖地震の被災者募金を波多江駅でします。

ご協力ください。


1976年、私が国立大に入学した頃の学費は、たしか半年で1万8千円だった。


その後の相次ぐ値上げで、今や日本は世界一の高学費。

初年度入学金は、国立大約81万円! 私立大約130万円!「多額の借金しないと大学にやれない」という家庭が増えてきた。 


それから、1970年代は老人医療費は無料だったけど、年々負担が増えて、金の切れ目が命の切れ目になってきたよう。

年金は何十年も払い続けなければ受給できないし、一部の大企業が、空前の大もうけをしているのに、国民の暮らしは「格差と貧困」が広がるばかり。


7年前、世界でもっとも貧富の差が小さいデンマークに、自費で調査に行った。

九州位の面積に、福岡県ほどの人口五百数十万人が住む北欧の小さな国。 

国民の医療費は無料。学費は大学まで無料。年金は何十年もかける必要がなく、年をとってからの心配がない。

一番おどろいたのは、労働者をすべて正職員で雇うこと。

民間でも、公務員でも。学校は一クラス十数の少人数学級。

障害者福祉も充実し、たくさんの若者や女性が、教育・介護の現場で正職員として、生き生きと働いていた(残業もない)。

30数頭の牛を飼う小さな農家も訪問したが、夫婦子ども二人、充分生活できると言っていた。

いろいろ課題もあろうけど、自然エネルギー政策でも世界の最先端をいき、女性の国会議員も半数近く。

他の北欧に共通するところがあり、参考にすべき点が多かった。

というより、衝撃だった。税金の使い道で、こうも違うのか・・・と。

「格差と貧困をなくす」ためには、どうしたらいいのか?

とにかく、人間らしく働くルールを確立しなきゃだめと思う。


先日、相談にきた青年は、けっして珍しい例ではないだろう。

サービス残業がはびこり、まともな社会保障もない職場で働かされている多くの労働者。

こんなにも雇用が破壊され、働く人が踏みにじられていいのでしょうか?


昨日、日本共産党の議長だった宮本顕治が亡くなった。

天国の百合子は「お疲れさま…」と、ふっくらした笑顔で、迎えたに違いない。

20代の頃、獄中にいた顕治と妻で作家の宮本百合子との間に交わされた「12年の手紙」を読んだ。

思想信条の自由がない暗黒政治の中で、ふたりの書簡はあかるく、あたたかく、深い愛に満ち、市井の人々への愛と、将来の希望にあふれていた。

今では当たり前の「戦争反対」、「主権在民」を主張した当時の共産党の活動家たち。「非国民」「赤」とレッテルを貼られるだけでも恐ろしいのに、天皇制警察に逮捕され、拷問を受けた。野蛮な取調べで、幾多の罪もない人々が虐殺された。

無数の犠牲の上に、今の平和と国民主権、基本的人権の尊重があるのです。こよなく憧れ、尊敬する宮本百合子様。あなたの豊かな精神があふれ出た作品と心にふれると、同じ女性として、いつも胸がふるえる感動を覚えました。

中曽根康弘元首相は、宮本議長の死去について、記者団の質問にこう答えています。

「・・・考え方は違うが、一人の政治家として信念を貫き、敬意を表していた」「(国会での質問は)かなりよく準備され、論理的に攻めてきた。

敵ながらあっぱれだと感じていた」と。


安倍総理が、ならんだ議員たちに向かってたずねているかも。

さあ、またまた大臣のイスがあきそうだよ。

悪いことしてない人は手を上げて。

口の軽い人もだめですよ。

原爆はしようがない、とか。選挙の前なんだから。

本音は、選挙のあとあと。

まずいね、赤城農林水産相。

あんなひっそりとした旧家に、9000万円も事務所費がかかったって?

ご両親は困ってるよ。政治とカネで自殺に追い込まれた人の後に、似たような人を任命して、自民党にはクリーンな人間はおらんのか?と、また国民に思われちゃったじゃない。


任命前に、事前アンケートをとったがいいですよ。首相。

新聞記者に突っ込まれそうな心配ないか?

1、カネ、2、女性、3、政策、4、経歴・・・

小池さんは美人で、女性だから、よかったですね。

いえいえ。人生いろいろ。女性もいろいろ。なんと小池さん、戦前の日本こそ、美しかった・・・と主張する「日本会議国会議員懇談会」(自民・民主)の副幹事長。

堂々たる「靖国」派。国際情勢によっては「(核武装を)検討すべき」(2003年毎日新聞アンケート)と回答。

「しょうがない」発言より、ひどい。被爆国にふさわしくありません。

世界のほとんどの国は、核兵器をもっていないのです。


こんな人を選挙目当てに大臣にして、核兵器廃絶を心から願い、日々たゆまぬ努力をしている被爆者や平和を愛する人々が、納得するでしょうか?


困ったね。寝ようと思ったのに。

つい夜中に新聞開いたら、「米特使が原爆正当化論」(朝日5日付)との見出し。

だから、アメリカは核兵器を「大量虐殺兵器。絶対悪だ」と思ってない。

アメリカにとって必要ならば、使っていいと、本気で思っている。

1000回の核実験でアメリカには被曝者が何百万人もいるし、太平洋のビキニでやった水爆実験は、一発で百万人が殺せるほどのスーパー核兵器だった。

品のいい、スマートなロバート・ジョセフ特使さん。(写真入がカラーで載ってる)


ヒロシマ・ナガサキを知る日本人は、原爆は絶対にダメ!とわかっている。

イラクにも、イランにも、北朝鮮にも。地球上のどこの国の一般市民をも、核兵器で虐殺してほしくない。核兵器は廃絶する以外ない。

1万発の核兵器は、アメリカにとっても重荷。核実験による放射能の汚染は、アメリカとロシアが一番ひどいのだから。5日付けの「しんぶん赤旗」に、台湾の元「従軍慰安婦」の被害者6人が、6月28日、日本に来て、東京都内で証言をおこなったと書いてあります。

自民・民主の「靖国」派国会議員が、6月14日にアメリカの新聞に「慰安婦は、性奴隷ではなく公娼(こうしょう)」、つまり自分の意思でそういうことをしたのだという全面広告に怒っての来日。

17歳、18歳の彼女たちが、日本の警察や軍に拉致され、まただまされ、日に何十人もの日本兵の相手をさせられたこと、具合が悪くても拒否すれば、刀で脅迫され、子どもをうめない体にされ、体がぼろぼろになったこと…。日本政府に謝罪を要求するおばあさんたちは、もう80歳をこえています。

高齢を押して遠い日本まで来て、語らずにいられない思いを、安倍総理、どうか真摯に、本気で受け止めてください。


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