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昨日、9月12日、10時から一般質問でした。

ざわざわ…
議場後ろの上方にある傍聴席に、つぎつぎ市民の方々がおいでになって、私の席から姿は見えなくても、心強い熱気を感じました。

私が市を追及すると、いつもヤジや暴言を浴び、それをだれも注意しないので、本当に息が苦しく大変でした。

ところが、昨日はなんと静かだったでしょう。
議員のだれ一人、質問の邪魔ができなかったのです。
おかげで、終始冷静に発言ができました。
こんなうれしいことはありません。

終わってから、
「70人くらい、いました」と傍聴席から降りてきた人たちが教えてくれました。
「いい質問でした。感動しました」
「ありがとうございます」
「思わず拍手して帰っていく人がたくさんいましたよ」
 夜、「おつかれさま!」と町内の人がケーキの差し入れを持ってきました。
「初めて議会を傍聴したよ。行ってよかった・・・」


去年の9月議会は言葉に尽くせぬひどい経験をしたので、1年後、こんなに穏やかに質問できるとは思いませんでした。

パワハラ議会を正すのは、やはり市民の力です。

さて、質問の内容は・・・

9月議会で、私が懲罰と辞職勧告を受けたのは、
神在保育所移管の不正を質問し、
理事に「へいせい」元幹部がいたことを明らかにしたからです。
議会の審査で市の不正を見逃し、無償譲渡に賛成した与党議員たちによる「不当な攻撃」です。
これまで覚醒剤で逮捕されたり、女性に暴行して逮捕されたり、酒を飲んで議会に出席した保守系議員がいました。
しかし一度も、彼らに懲罰や辞職勧告をしたことがありません。
私だけが3回の懲罰、2回の辞職勧告を受けました。それは、私が一貫して市の利権体質を議会で追及してきたからです。

 市は前原市のときから、存在しない会社、法人を業者選定する不正を行ってきました。
市が法令順守も公務員倫理も投げ捨て、利害関係者の便宜をはかれば、犠牲になるのは市民です。
市は財政難のなか、「きららの湯」(簿価5億円)と「神在保育所」(5千万円)を、今年4月1日、民間に無償譲渡しました。
一方、市民には、昨年度国保税を値上げし、介護保険料や水道料金も値上げを検討しています。これでは、市民生活はますます大変です。

市には、子どもの貧困、非正規問題、高齢者、障がい者対策など、たくさんの課題があります。
「公平でクリーンな市政」へ、ご支援ください。(伊藤千代子)

市の批判をすると、「黙れ!」とか「出ていけ」とか、与党議員からヤジ暴言を浴びてきました。
2010年に上司や議員のパワハラを苦に職員が自殺しても、市議会の体質は変わりませんでした。
私は6年前から、議会で不当に責められたり、怒鳴られたりすると、胸の動悸が激しくなる症状に悩んできました。

9月12日、神在保育所の件を質問中、井上健作議員(自民系)が大声でヤジを飛ばし、私が注意してもやめません。
議長や他の議員も注意せず、私は胸が苦しく頭が混乱してきて、「神在保育所をタダでもらった法人の理事が、元へいせいの幹部で、3万くらい株を持っていた」というところを、「持っている」と言い間違えました。
それで懲罰委員会にかけられたのです。懲罰委員長は三嶋俊蔵議員(自民系)です。

9月26日、私は手話を使って5分間弁明しましたが、議長(自民系)に発言を中断され、採決後、出席停止3日間の罰を受けました。
去年は議員が覚醒剤で逮捕されたり、以前には女性に暴行して逮捕されたり(自民系)、酒を飲んで議会に出席したり(自民系)と、たくさん不祥事がありましたが、みんなかばって、だれも懲罰を受けていません。
あまりの理不尽さに、私は胸の動悸が激しくなって呼吸が苦しくなり、議会から救急車で搬送されました。
その後、井上議員が私への辞職勧告決議案を提出しました。こんな議会が、ほかにあるでしょうか?
これは、議会多数派によるいじめ、パワハラです。
利権がらみの「古い議会」から、「品性と良識ある市民のための議会」に変える必要があると、痛切に感じています。
 
 
 


14日付で送られてきた懲罰動議は、下のとおり。
市内企業とは(株)へいせい。一般市民とは、今年4月1日に糸島市から約5千万円の神在保育所財産をタダでもらった「社会福祉法人いとしま子どもの会」の理事S氏のこと。
よってS氏は一般市民ではなく、利害関係者。役員予定者名簿に名前があったが、市は黒塗りして隠していた。S氏の職歴に、平成グループの社会福祉法人今山会理事とあったことも市は黒塗りで隠していた。(9月12日の私の一般質問参照)。
議員のみなさんは、私がS氏の株式の保有数を取り上げたことについて、怒って懲罰にしようとしている。詳細は後日。(目の具合が悪いため)
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議会から送られてきた14日付の私への懲罰動議の文書を見て、
また著しく具合が悪くなった。
懲罰委員長になった議員の名前を聞くと、汗が吹き出てきた。胸の動悸が激しくなって、眠れない。
その議員は、長年、私の質問中、議場で不規則発言を繰り返し、冷静な質問を妨害してきた。
最近のきららの湯の件でも、神在保育所の件でも。
市議会は、覚醒剤で捕まった議員も、本会議に酒を飲んで出席した議員も、女性に暴行した議員も、視察先のホテルにホテトル嬢をよんだ疑惑の議員も懲罰にかけなかったが、私はこれで3度目だ。
どんな懲罰動議が送られてきたか。

本日、以下のような文面の要望書を議長に提出しました。
議長は、「検討させていただく」と受理しました。
売買春は、暴力団ともつながりの深い犯罪であることを、
議員のみなさんに認識してほしいと思います。  
糸島市議会議長 谷口一成 様
行政視察における議員のワイセツ疑惑について、
事実経過を議会に説明されるよう求める要望書
 議長におかれましては、日々のご公務、議会改革、誠にお疲れ様です。
さて先日、市民の方から、行政視察中にいかがわしい行為を行った議員がいるとの噂がある。調べて事実関係を明らかにしてほしいとの要望がありました。その内容は、2015年11月、ある委員会の関東方面への視察において、宿泊先のホテルに風俗業の女性を派遣させた議員がいたのではないか、というものです。
私はこの件について知らなかったため、同僚議員数名に聞いたところ、視察先で複数の議員が風俗女性のホテルへの派遣について会話したこと、翌日一人の議員から女性をホテルによんだかのような発言があったこと、それについて視察後、委員長と議長が事実関係を本人に確認したら否定したとの三点です。しかし委員会、議会において正式な説明、報告があったわけではなく、うやむやな状態になっている、と言わざるを得ません。
糸島市では、2012年に女性への暴行、ストーカー容疑で議員が逮捕され、2016年5月には、覚せい剤使用容疑で議員が逮捕され、今年は消防本部のパワハラ事件が発覚し、大きな衝撃を与えました。我々議員がすべきことは、信頼回復のために、誠実に説明責任を果たし、政治倫理、公務員倫理を守る立場を明確にすることです。
よって上記の件について、議員全員に事実関係をきちんとご説明くださいますよう、お願い申し上げます。 
                    
 
 
 

2016年12月議会  最終日
公務災害の損害賠償のための補正予算案に対する賛成討論

この補正予算は、2010年6月に市の担当課長(当時52歳)の自殺について、遺族が市に損害賠償求める訴訟を起こした判決が福岡高等裁判所で確定したことによるものです。多くの新聞がこの事件を大きく報じ、11月11日付けの西日本新聞は、大きな見出しで、「公務で自殺」逆転認定 糸島市に1650万円賠償命令」と書いています。

突然、夫をなくした妻の絶望や、優しかった父を奪われた子供たちの寂しさを思うとき、市の責任を認めた判決が確定したことを、私は心から感謝したいと思います。なぜなら、遺族は、自殺の原因が、担当課長に仕事の能力がなかったからだとか、家族に原因があったとかの誹謗中傷にもさらされてきたからです。

私は調査のなかで、職員が、2月はわずか1日、3月は5日、4月は2日、5月は4日と言うふうに、4カ月間で12日間しか休んでいなかったことや、休んだ日も家で持ち帰り残業していたことを知りました。
この当時の糸島市役所は、合併後の膨大な事務で職員にとっては困難な時期であり、職員の心の病発生率が県下ワースト1位の状況にありました。

判決の中で私が最も注目したのは、裁判所が職員へのパワハラを認めた事です。「自殺前日の64日に帰宅後、「一生に1度とないいや事をいろんな人に言われた」という遺族の陳述は、「直接的な証拠が存在しないけれども、具体的で迫真性があり、信用できると言うべきだ…」と判決文は述べています。裁判官は、丁寧に、公務災害の申請書も読んで判決を下してくれたのです。

遺族の陳述書を読むと、毎晩の深夜帰宅で疲労困憊し、食欲が減退していく様子や、上司や議員のパワハラに耐えられないと訴えている様子がリアルに綴られ、ボロボロになって追い詰められていく姿が、胸に迫ります。

公務災害認定のための申請から始まった6年にもわたる戦いが、やっと終わりました。私は、担当課長の自殺直後から、ずっと遺族の支援をし、共にここまで戦い続けてきました。
それは私自身が、市役所内議会内における暴言やパワハラに満ちた実態をつぶさに知っていたからであり、担当課長が命を絶つ前日、追い詰められた様子で仕事をしていた姿を見ていたからです。

遺族は、職員の無念を晴らすことができました。しかし、愛する夫は帰ってきません。一緒に野球をして遊んでくれ、人生の相談に乗ってくれた優しい父は帰ってこないのです。
公務員と言う仕事は、市民の命や暮らしを守り、弱者に寄り添う心が必要です。大型公共事業、ハード事業が優先され、人件費削減が推進されている中で、同じような悲劇が再び起きることを、私は懸念しています。今回のこのことが、教訓として今後に生かされることを心から願い、賛成討論とします。
※本日12月16日、全会一致で採択される
市会議員 伊藤千代子

きょう、福岡高等裁判所で、裁判官が主文を読み上げる。
市の責任を認める勝利判決だ。
遺族の妻が、隣で泣き崩れた。
私は彼女の肩を抱き、よかった!と胸をなでおろした。
職員が自ら命を絶ってから、長く苦しい6年間だった。
利害関係者とのゆちゃく、馴れ合い、
ヤジや恫喝がまかり通る糸島市役所、糸島市議会で、
多くの職員が心を病んで職場を離れていった。
そんな中で起きたこの事件は、
私にとっても、ぜったいに負けられない裁判だった。
妻や子を愛する一人のまじめな男性管理職が、
どのようにおいつめられていったのか?
彼の自殺を、市は死人に口なしとばかりに
勝手に仕事をしすぎて死んだかのように言っていた。
私も長年、議員の暴言、恫喝に苦しんできたが、
これを機に、
パワハラも過労死もない市役所に生まれ変わり、
職員が、誠心誠意、市民のために尽くせるまちになってほしい。
明日の新聞が楽しみだ。

誤解を恐れずに言えば、
今の議長は、今までの議長では一番、まともな人である。
 
まず、議長席から「貴様、黙れ!」と怒鳴ったりしない。
突然、暫時休憩にして、私を議長室に連れていき、大声で罵ったりしない。
怒鳴り散らし、私の質問を邪魔する大勢の議員たちを、好き放題にさせていた歴代議長と比べたら、
 
いまの議長は、
やくざみたいな下品な言葉を使わない。
大声で職員や議員を怒鳴りちらさない。
手をあげれば、きちんと発言をさせてくれる。
 
今の議長は、意見も立場も違うが、
女性の私が、議会人として安心して活動できると感じた、
はじめての議長だ。
 
議会運営委員会から、
「常任委員会にかかった議案は、一般質問を控える」
という提案があり、
それが議員全員協議会の賛成多数で可決されたのは、いつだったか。
現議長は、その決まり、ルールを守ろうと一生懸命。
 
しかし、執行部に都合のいい決まりであるのは明白で、
活発な議会、審議を尽くすという点で、
改善すべきは言うまでもない。
 
「議員に質問をさせない議会はおかしい」と、
他のおおぜいの議員が思わない。
だまって見ている。

それが、糸島市議会を遅れた議会にしているのではないか?


今朝の西日本新聞と、しんぶん赤旗に載った記事。 新日本婦人の会が行った女性議員アンケート。 「女性地方議員の過半数が、性差別を感じた経験あり」と。 「女のくせに」「体を触られた」「威嚇や恫喝」・・・ 全国3826人の女性議員中、私も含め、964人が回答したという。初当選したとき、私も「尻がでかい」とゲラゲラ笑われ、あまりの下品さに卒倒しそうだった。議場で質問の最中、共産党は出て行けとか、伊藤をつまみ出せとか怒鳴られたことも。恫喝まがいのヤジ、会派(党派)差別もひどかった。質問の最中、議会を中断されて議長室に連れて行かれ、取り囲まれて説得を受けたこともある。旧態依然とした議会で16年間、おかしいことはおかしいと主張し続けることは大変だった。懲罰2回、辞職勧告1回。昨年2月の選挙で、良識ある議員が増えたこと、東京都議会の女性議員へのヤジ事件などあって、私への口汚いヤジはなくなった。長い16年だった。今年は、終戦から70年、女性差別撤廃条約を批准してから30周年。女性議員が増えれば、議会はもっと明るく、身近で活発になる。明日から2月。3月議会ももうすぐ。戦争と貧困をなくしたい。弱者の視点をつらぬいて。それが私の原点。



6月16日の一般質問で、浦伊三次議長は、三嶋ひでゆき議員の「旧波多江公民館について」の質問を「違法発言」として、打ち切りました。

しかし、その後、インターネットで確認しても、法律に違反するような発言はなく、まったく不当な発言停止と言わざるをえません。

議会最終日に全員協議会で、私が「まだ時間があったのに、発言打ち切りは問題ではなかったか」と指摘したとき、議長は、「公民館の解体は区長会が了解している」とか、「同じ質問を繰り返した」とか、「解体はすでに決定したことだ」と述べました。

しかし、どれも『違法な発言の根拠』ではありません。

議長が法的根拠も示さず、違法発言と断定して発言を打ち切ったこと自体が、非民主的であり、問題だったのです。

× × × ×

議長は、私の質問の時も、執行部が答弁している最中であるのに、「時間になった」として、突然、打ち切りました。

今まで、色々な人が議長をつとめましたが、こんな一方的な議会運営は、はじめてのことです。

議会改革委員会で、あちこちの議会を見ましたが、やはり議論を尽くすこと、議会の行政のチェック機能を高めることに力を注いでいました。

糸島市議会では、議員の質問をできるだけ抑えつけようとする姿勢が、議長に見られました。

市長に答弁を求めても、また市長が答弁すべきことを、市長に答弁させなかったのだから。

2月の市長選挙で、現議長が現市長を一生懸命応援していたのを知っています。

しかし、議会は、行政をチェックする側にあります。

市が集めた税金を、国からきた交付税を、何に使うのか?

そのことが、『もっとも大切なこと』だから、「議会の役割」は 大きいのです。



東京都議会での自民党議員の女性蔑視ヤジが、マスコミや世論の批判をあびています。


前原市のときから市議会では、圧倒的多数の与党議員が議会の重要ポストを独占し、もっとひどいヤジが日常茶飯事。

この暴言に耐えなければ、市政の批判はできませんでした。

しかし、今度の六月議会では、こういうヤジが激減しました。

その理由は、世論の影響に加え、良識ある新人議員が当選したことです。

理路整然と質問するやなぎ明夫議員は頼もしく、まじめな新人議員の皆さんには、是々非々の立場を貫いてほしいと期待しています。

ひとつ気になるのは、以前、採決の後、

「おまえは何で賛成(反対)せんかったとや?」

と圧力をかける議員がいたことです。

長いものに巻かれないと、いじめられる・・・

そういう実態をいやと言うほど見聞きしてきました。

さて、今からは いかがでしょうか?



東京都議会本会議で、質問中の女性議員に、早く結婚しろよなどとヤジを飛ばした自民党議員が、今日、名乗り出て記者会見し、謝罪をした。

子どもを産めないのか、という許せないヤジの犯人は、まだわからない・・・

なんと品性のない、卑劣なヤジだろう。言われた人の気持ちが、まったくわからないのだ。

ただ、こういうヤジが、テレビなどで問題にされたことは、いいことだ。

マスコミ関係者でも、多くの記者が、セクハラ、パワハラに鈍感だから。

なぜ、自民系議員は品性のないヤジを平気で飛ばすのか?と聞かれる。

それは、彼らが与党だから。当局のすすめる政策を、ともに推進する彼らの中には、批判や追及する野党議員の質問を黙って聞いていられない人たちがいる。

地方では圧倒的多数だから、仲間がいっぱい。権力の側の強み。何を言っても、許されると思っている。

実際、許されてきた。糸島市議会では。同僚議員を「きさま!」と呼ぼうが、幹部職員を「おまえら!」と怒鳴りつけようが。

ときに、大勢で一人を怒鳴り散らし、質問の邪魔をしてきた。

その迫力は、ヤクザのごときで、だれも注意できなかった。

学校でのいじめが、見て見ぬふりになるのがよくわかる。

「いじめじゃないの?」と私が言っただけで、「議員の資格がない」と大騒ぎした人たちが、どれだけひどい暴言を吐いてきたことか。

思い出すと、吐き気がして、胸の動悸がはげしくなる。

15年前、議員初日に、議長から「きさま、黙れ!」と怒鳴られた。まともな議会なら、それだけで議長職を失うほどのパワハラ発言だ。

しかし、だれも注意しない。議員も職員も。あの時の衝撃。

ここは異常だと思った。

ああ、だが今度の選挙で新人議員が当選し、この人たちがとても感じのよい人たちだ。

思想信条は違っても、人間として、誠実で信頼できるところがある。

議会の雰囲気が少し変わった。

いつもげらげら大勢の与党議員の笑い声に満ちていた議員控室に、まじめで新鮮な空気が流れ始めた。

それはまだ微風だけれど、きっといつか、市民にも見えるさわやかな風になるだろう。



昨日の議長選挙で、浦いそうじ氏が、糸島市議会議長に就任した。

4期も公共事業にかかわる建設産業委員長を務め、市議会きってのパワハラ議員であることは、多くの人が知っている。

その人が、圧倒的多数の自民系議員の中心。

だから、選挙結果は見えていた。

糸島市では、「議員の暴言に耐えられない」との言葉を残し、職員が命を絶った。

それを思うと、胸が苦しくなる。私の願いは、ただひとつ、市議会のパワハラをなくすことである。まともな議論のできる議会にすることだ。

議長選挙でのわたくし伊藤千代子の「立候補あいさつ」は、以下のとおり。

今の市議会の何が問題かを知っていただきたく、アップしておく。

議長選挙での立候補あいさつ糸島市議会のもつとも改革すべき点は、旧態依然とした古い体質を、開かれた民主的な議会にかえることです。

今回、議会に若い新人も加わり、新しい風が吹くことを、市民は大いに期待しています。

何百億円もの税金の使い道を、きちんとチェックするのが、市議会の重要な役割です。

市民が一生懸命払った税金は、大切に使われ、市民のための市政が行わなければなりません。地方議会の議長選挙において、これまで水面下で、委員長などのポストを利用して、議員を奪い合う権力争いのごとき実態が、全国各地でみられました。

それに対する批判の高まりの中で、民主的な議会改革が各地で進み、議長選挙も市民に開かれた形へと変化してきました。

糸島市議会でも、昨年度、委員会審議を経て、いくつかの議会改革をおこない、議長選挙においては所信表明演説を行うことに決定しました。

議長候補者が、それぞれ、めざす議会のビジョンを、議員だけでなく、インターネットを通じて、市民や全国へ発信するわけですから、大きな進歩です。私は、まず第一に、地方自治法、条例を遵守する品性ある市議会をめざします。

たとえば、地方自治法で、議員個人の利害に関わる議案がでたら、議場を退席し、採決に加わることはできないとなっています。

これは議会運営上、最低のルールです。しかし数年前、委員長職の議員の調整区域の土地を、都市計画で開発した時、本人が利害関係者であるにもかかわらず、議場を退席せず採決に加わりました。

このような議会運営は、明らかにあやまりであり、議員が利害関係者である時は、議場から退場させ、採決に参加させるべきではありません。

私は、議員優遇の疑惑を招くこのような議会運営は行いません。議員や職員は、公務員としての倫理を守る必要があります。

1昨年の1月は、委員長職の議員が、女性に暴行を働いた容疑で逮捕され、職員が官製談合容疑で逮捕されるなどの事件が連続しておき、市民から、公務員倫理はどうなっているのかとの批判が起きました。

市民に疑惑を持たれるような行為は、慎まなければなりません。業者の中には、年間に5億件もの随意契約を受けている経営者もあり、こういう業者と個人的に飲食するような議員は、倫理を重んじる議会の議長にふさわしくありません。

私は、政治倫理条例、職員倫理条例を議会や職員と学ぶ機会をつくり、クリーンでさわやかな市議会をめざします。

合併直後、糸島市では、職員が議員の暴言に耐えられないとの言葉を残して自殺するという痛ましい事件がありました。

この職員の死は、公務災害に認定されています。

しかしその後も、数々の暴言が続き、昨年度の3月議会では、この議場の中でさえ、幹部職員を「お前ら!」と怒鳴りつけた議員がいました。

言論の府である市議会で、人権侵害もはなはだしい暴言は、絶対に許されず、職員が委縮し、怯えるような市役所であってはなりません。

職員を「お前ら!」と怒鳴りつけるような人は、議長にふさわしくありません。

私は、議会内における職員、同僚議員への暴言をなくし、対等、平等の明るい市議会をめざします。糸島市は、実質公債費比率が平成24年度で福岡県の一般市の中で最悪の借金財政となっています。

財政が破綻するようなことになったら、議会は一体何をしていたのかと責任を問われるでしょう。

私は、議会がきちんと議論をし、是々非々で判断できるよう民主的議会運営を心がけてまいります。(日本共産党は、やなぎ議員が当選して、2人になった。やなぎ議員と力を合わせ、がんばっていきたい。)



議会でもっとも権力のある地位は、議長です。

その議長を決める臨時議会が、2月17日10時から開かれます。

傍聴もできますし、インターネットでも中継されますので、ごらんください。

旧態依然とした市議会が、今度の選挙でメンバーが少し入れ替わって、少しは民主的になれるかどうか。

市民は期待しています。


思い出すのは、自分が初めて議員になった日のこと。胸をはずませて、議員全員協議会に出席したら、当時の議長に「貴様、黙れ!」と怒鳴られました。(怒鳴られたのは、議長が「今後、議会だよりに、議員の名前を書かないようにする」と言ったとき、私だけが「それはおかしい。市民に議員の発言内容を知らせるのは、当然ではないか」と反対意見を言ったから)


あとで、市民文教委員会室で委員長が、私に言いました。

「反対してもムダたい。ここは、声の大きいもんが勝つんじゃ」

あまりのショックに、声も出ませんでした。

それでは、議会と言うより、ヤクザの世界です。

実際、糸島市議会の暴力的体質はひどかった。

「議員の暴言に耐えられない」との言葉を残して職員が自殺するなど、他市では考えられないでしょう。

品性のある、公平、公正な議会運営。糸島市議会にいま、一番求められています。

どこかの自治体では、水面下で議長選挙に勝つための議員の奪い合いが行われているとか。

強いものに巻かれず、まかれた餌につられず、良心とおてんとうさまに恥じることない判断が、一人一人の議員に求められています。



2月2日の選挙で、5期目の当選を果たすことができた。

議会で、政治倫理や税金の無駄遣いを追及するたびに叩かれ続けてきたが、 市民のみなさんが、私を信じて力強いご支援をしてくださったのは、ほんとうにうれしい。

半年前には、3日間の出席停止の懲罰、辞職勧告、広報による誹謗中傷記事と続いた。


宣伝カーで回っていると、「応援しています。負けないでください」と、 目に涙をためて駆け寄ってくる人がたくさんいた。 品性のある議会に。

弱者の立場に立った市政を。 議員名義、有力者名義の土地の大開発は許さない。

当たり前のことを、ずっと言い続けて15年。


昨年10月、11月は、過労と心労で二か月もダウンしたが、おかげさまで元気になった。

「伊藤議員の復活を心より歓迎します」

ある保守系の方のメール。感謝します。

そして。応援してくださった、たくさんの市民のみなさん。

ありがとうございます。

これからも、よろしくお願いいたします。



数年前、左の肩を痛め、治るまで半年かかった。

去年、義母の看病しているときは出なかったが、今年の1月に亡くなってから、過労もあって徐々に悪化した。

7月から整形外科に通院して、少しずつ回復していたのに、9月、10月、過労が高じて、激痛に見舞われ、車の運転もパソコンも打てなくなった。

出歩くときは腕をつっているが、それでも辛い。

やむなく12月議会を考えて、養生する決意をした。

「頑張り過ぎよ。みんな、わかっとうけん、大丈夫よ。伊藤さんはゆっくりしとき」子どもの同級生のお母さんが、笑顔で言う。

「図書館の移転、僕も反対です。場所が悪すぎます・・・がんばってください」玄関先で、新聞屋さん。

市民のみなさんは、ほんとうにありがたい。

寝ていると、携帯が鳴った。

「伊藤先生、〇〇です。あのときは、お世話になりました」

2年前、水道料金を3万円滞納して、半年間も給水を止められていた土木作業員の人だ。

小雪の降る中、夜間の道路工事現場で働いて、明け方凍えて帰っても、「風呂にも入れないとです」と訴えた彼の顔を思い出す。

「まあ、久しぶりね。何か、相談事があるんでしょう?」

「おれは、だいじょうぶやけん。先生。議会でいじめられようとでしょう。友達がいうとりました。元気出してください。先生の声を聞きたか思うて電話したとです・・・」

うれしかった。

「ありがとう。いま、寝込んでいるけど、大丈夫よ。死ぬような病気じゃないから。 50肩に更年期障害。そんな年になったのよ・・・」

笑いながら答えた。

電話が切れる前、彼が言った。

「おれは、先生ば、信じとうけん」その言葉が胸に染みた。ありがたくて、涙がこぼれた。

励まし、助けられているのは、私の方だ。



自治体問題研究所が開く「自治体フォーラム」で、糸島市議会の実態を話します。

今年の6月議会で、「いじめじゃないの」とつぶやいただけで懲罰委員会にかけられ、3日間の出席停止なったこと、圧倒的多数の自民系議員が、すべての役職を独占し、「きさま」「おまえ」「共産党はつまみ出せ」「(職員へ)おまえら余計な答弁はすんな!」などのヤジが飛び交う市議会。市長と特定業者の癒着疑惑や、公共事業のムダ遣いを追及して、2年前も懲罰処分にあったこと、癒着・馴れ合いの利権構造が、暴力的議会体質の根底にあること、開発予定地に議員、特定業者の土地があり、議会と市が一体となって(車の両輪)、反市民的な開発事業を行う構図が、何十年も続いてきたこと、大声で怒鳴り散らし、「議会をなめとうとですか」(方言。なめているのか)などの質問を 平気でする自民系有力議員に何一つモノが言えない執行部、有力議員の暴言を 『見て見ぬふりの』その他大勢の議員

・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんなパワハラ議会で、15年間ずっと、おかしいことはおかしいと主張しては、怒鳴られ、全員協議会という密室の場で集中攻撃(つるしあげ)を受けてきたこと、請願を出しに行った市民や議会傍聴の市民が怒鳴られることもあったし、市職員も有力議員のパワハラに苦しんできたこと、そして

・・・悲劇は2010年の「合併後の6月議会中」におきた。

過重勤務と議員、上司のパワハラを苦に、中間管理職の職員が、土曜日の出勤前に自殺した。私は、遺族の公務災害申請に全面協力した。糸島市政をゆがめ、職員と市民の人権を踏みにじっている市議会のパワハラをなくしたかった。

そして今年の3月、ついに公務災害として認定を勝ち取ることができた。

しかし、今も市議会は変らず、パワハラ議員が重要役職を占め、ムダな開発事業は次から次。

その延長線上に、私への懲罰事件がある。

私はいま、開発地に自分名義の土地がある現職議員と、裁判でたたかっている。

「こんな議会が他にあるでしょうか?」



糸島市議会の重要役職は、すべて自民系議員で占められ、他党の議員がどんなに知識や経験を持っていても、それが生かせない状況です。

ひとりでいくつも委員長職を独占するのは、やりすぎです。他党派には門戸を開かない独占状態は、議会制民主主義上あまりにひどく、遅れた議会と言えるでしょう。※この程度の資料は、こちらをご覧のみなさんは「ご存知」でしょうけれど・・・・


議長 有田継雄 議員 副議長 吉村勝 議員

総務文教委員長 谷口一成 議員

市民福祉委員長 三嶋俊蔵 議員

建設産業委員長 浦伊三次 議員

議会運営委委員長 井上健作 議員

予算委員会委長 谷口一成 議員

決算委員会委員長 浦伊三次 議員

広報委員会委員長 田原耕一 議員

懲罰委員会委員長 谷口一成 議員

総合運動公園等調査特別委員会委員長 田原耕一 議員

庁舎のあり方等調査特別委員会委員長 谷口一成 議員

議会活動に関する調査特別委員委員長 井上健作 議員

議会運営委員会~井上健作、浦伊三次、谷口一成、三嶋俊蔵、寺崎強、波多江一正の各議員

今、決算委員会中です。浦議員が委員長職を務めています。

ごらんください。

自民系の市議会独裁体制が、今の松本市政の根幹を支えているのですから。



議会初日、〇〇委員長が、合併後の市長の業績をすばらしいと天まで持ち上げ、来期の出馬意向を尋ねました。

市長は、「次の選挙は出ない」と答弁。そこで、これまでの事業の継続をお願いしていました。

行政には、継続性が大事だと。中央ルートや前原東土地区画整理事業など、数々の開発行政を徹底的にすすめた松本市長。その継続を求めるこの議員も、前原東の開発地区のそばに住んでいます。

さらに今日この議員は、ある議員の質問が終わすとすぐに、びっくりするぐらいの大声で、〇〇部長に「あの答え方はなんな!…」と近づいて行きました。議場に残っていた人や傍聴席がみな、その声に振り返りました。

職員の答弁を、議員がいちいち「余計な答弁をすんな」とか「ちゃんと答えんな!」とか、圧力をかけるのは、パワーハラスメントです。職員が、与党議員に、特に役職議員に、言い返すところを見たことがありません。

何を言われても。糸島市の古くて封建的で異常なパワハラ議会。気に入らないものは、許さないという議会を、まともな議会に…と思い続けてきましたが。

与党議員が、こんなにも職員や野党議員を(ときには市民を)平気で怒鳴り、威張っている市役所が他にもあるでしょうか?すでにひとり、犠牲になっているのに。

取り返しのつかない悲劇があったのに・・・・



市議会は、私が「いじめじゃないの」とつぶやいたのを「議会の品性を汚した」と3日間の出席停止の懲罰にし、さらにブログの記事を理由に辞職勧告をおこないました。

それを8月1日付「広報いとしま」に載せ、弁明もさせず、一方的に非難しました。

(日本共産党は、古川議員、ひわだ議員その他7名で「税金を使った個人攻撃だ」と厳重抗議)

≪なぜ「いじめじゃないの?」とつぶやいたのか?≫

市議会には、暴言を吐く議員が複数いますが、議長はそれを一度も注意したことがありません。自民党議員の暴言は、おたがいに見て見ぬふり。

それを、他の党派の議員の方たちもみな、一度も注意したことがなく、結果的に議会のパワハラを許してきました。3月の予算委員会で、部長の答弁に腹を立てた建設産業委員長が大声で、「おまえら!余計なことは答弁すんな!」と怒鳴ったときも、「職員を怒鳴る品性のないヤジは、やめるべき」と、私が発言しましたが、誰も「議会の品性を汚す」と言って、この委員長を非難しませんでした。

強いものには何も言えない。学校でよくある陰湿ないじめの体質が、議会では長年続いてきたのです。6月議会で私が「いじめじゃないの?」とつぶやいたのも、請願の紹介議員に対して、失礼で侮辱的な質疑をおこなう自民系議員を注意するためでした。


(前の記事参照)≪なぜ「飲酒現場の写真を撮り、ブログに載せた」のか?≫

今回、私を懲罰に訴えた中心は、いままでヤジ、暴言を繰り返してきた浦伊三次議員、井上健作議員、三嶋俊蔵議員です。

しかも、懲罰の決定が議会で決定されていないのに、懲罰を提案した議員と懲罰委員長(谷口一成議員)が待ち合わせてともに飲酒したのは、馴れ合いそのもの。だからこの時の写真をブログに載せ、「こんな議会でいいのでしょうか?」と訴えました。

このとき私が帽子をかぶり、エプロンしていたのを「変装して写真を撮った」と非難しています。市議会は、昨年、女性に暴行し、ストーカーを行って逮捕された議員や、前原市の時、酒の匂いをぷんぷんさせ、議場に入っていた自民系議員(二人とも委員長)には、懲罰も辞職勧告もしませんでした。

仲間なら、犯罪や飲酒で議会を汚した議員でも許してかばうが、反対する者は、数の力で徹底的に叩きのめす。議会制民主主義や地方自治が、踏みにじられています。 


≪不正の追及を恐れて、議員の発言権を懲罰で奪う≫

今回の懲罰で私は一般質問ができず、発言権を奪われました。

私は、以前から「ため池の質問はするな」と、複数の議員から圧力を受けていました。

水害の危険性や地権者をごまかして市が進める「前原東土地区画整理事業」について質問させたくなかったのは、明らかです。

市民生活は日々、困窮を深めています。民主主義を破壊する馴れ合いに染まることなく、市民の立場で力を尽くすこと。異常な市議会を、まともな市議会へ変えていくこと。そのことが、いま、何より大切ではないでしょうか。



「市民が選挙で選んだ伊藤議員を、なんで勝手にやめさせるのよ!と、 怒って市役所に電話した」という方が、 うちにも激励の電話を下さった。市議会では、伊藤がどんなに悪い人間か、もっと市民に知らせようと、8月1日の広報に大きく、「伊藤議員に懲罰!」「伊藤議員に辞職勧告!」の記事を載せるそうです、と私が言うと、「あきれた。伊藤さんが、何をしたっていうのよ。 市の悪事をいっしょうけんめい、追及して、市民に知らせてくれている。 あなたがいなかったら、市民は何にも本当のことはわからない。 がんばって、やめないでね!」散歩をしていても、買い物をしていても、「大変ねえ。美容院でもお客同士で話してたのよ。市長も議会もでたらめだって。 体に気を付けて、これ以上、ヤセないようにね…」市民のみなさんは、本当に(!)ありがたい。 ・・・「偉そうに伊藤さんを辞めさせようとして、 あの女性に暴行とストーカーしたうちの校区の議員はどうなったの? 議員やめないで、続けるって新聞でみたけど、ぜんぜん広報に載らなかったよね」「辞めました。市に怒りの電話が殺到したんです。世論には勝てませんでした」と私が言うと、「当然よ」。 × × ×そうなのだ。今度、私を辞職勧告したオール与党の議員たち、このひとたちは、女性に暴行したあの議員を、みんなで守りかばった。だから、「広報いとしま」に全く載らなかった。人権を守るべき議会として、恥ずかしい事であり、市民のみなさまに謝罪します…とお詫びすべきだったのに。あの議員は、市長のいとこで、元副議長で、委員長で、15人ほどもいる自民系議員のまとめ役で、市役所、市議会で相当な力を持っていたから、だれも非難しなかった。いま、飲酒運転撲滅運動をしているが、旧前原市時代に、議会に酒の匂いぷんぷんで出席した委員長の議員も、私が「退席させるべき!」と求めても、みんなでかばった。何度も議長に抗議して、ようやく本人がカンネンして退席した。私を徹底的に攻撃する議員の方たちの、道徳観や倫理観。それは、一般社会の常識と相当、ズレている。



松本市長は、3年前の議会中に自殺した職員の遺族が、「過重勤務と職場でのいじめ」を訴え、当時の人事課長に調査するよう訴えたにもかかわらず、「公務災害ではない」と決めつけ、遺族の訴えを無視し、握りつぶした。

それだけではない。遺族が公務災害の申請をするのを、さまざまに妨害した。


卑劣というほかない。なぜ、こんなことをしたのか?簡単だ。市長自身が、暴言を吐く議員と同じく、直接の当事者だったからである。

市長は、「公務災害ではない」と言って、まるで職員に能力がないため、勝手に長時間残業をして、死んだかのように言っていた。

今回、「公務災害」に認定されて、市長は、「申し訳なかった。私の間違いだった」と遺族に頭をさげ、謝罪したのか?ノーだ。


「なぜ謝罪に行かないのか。市長は、職員を管理監督する最高責任者ではないか。市役所内に、暴言やパワハラがまかり通る責任を、どう考えているのか?」今度の一般質問で、そのことも聞くつもりだった・・・・

卑劣な市長と弱者の気持ちがわからないパワハラ議員。

この人たちが威張り散らしている市役所で、市民にやさしい政治ができるだろうか??

私は、市の言いなりの議員やマスコミに、どんなに叩かれてもかまわない。こんなに腐った市政でいいのでしょうかと、問い続ける。


幼い子たちがいるのに、貧しさゆえに水道を止められて1か月近くも生活せねばならなかった母親のつらさに比べれば、たいしたことではない。

だから、どんなに攻撃されても、訴え続ける。子どもたちに恥ずかしくない、公平でクリーンで、市民にあたたかい町をつくりましょうと。


※総務部長によるセクハラ被害の訴えも、市長は握りつぶしたが、その時も自分自身が当事者だった。

そのとき、いっしょのスナックで飲んでいたのである。

市長のいるところで、女性にわいせつ行為を働いたとなると、市の信頼を失墜させ、市長の監督責任まで問われる。

それが嫌だったから、隠ぺいしたのである。


※※住みよい糸島市、市制(姿勢)になるように・・・

みなさまにもご協力いただきたい。あなたにできることを、よろしくお願いします。

共産党市議団は負けません。


※※※昨日、市民の方がご夫婦で、我が家に手作りの梅ジャムと焼き肉のたれを届けてくださった。

「伊藤議員を励ましたくて」と。

家に日本共産党の参議院選挙のビラが入ったけど、糸島の風が入っていなかった。

具合が悪いのではと心配している人もいるらしい。

ご安心ください。来週からは配ります。

昨夜は、若い人たちの相談で夜11頃、帰宅した。

「やめないでくださいよ!僕ら、困るから」と明るい声で励まされた。

みなさん、ありがとう。



人を平気で侮辱し、怒鳴り散らすひと。

自分がパワハラだとまったく自覚のないひとは、始末におえない。

それが権力者だったら、実害さえあるということを、6月13日の一般質問で痛感した。

建設産業委員長のU議員は、A議長とともに、糸島市議会で圧倒的な力を持つ自民系議員の中心人物だ。

その彼が、「人権について」質問した。

自分は、「バカやないな、バカか!という言葉を使う。

これは人権侵害か」と聞いた。

人権福祉部長は、慎重に言葉を選びながら、こう答弁した。

「一番は、受けた方の気持ち。人権侵害にあたるかどうかは断定できないが、その恐れはある」と答えた。

すると「僕が誰かにバカかと言って、本人が何も感じなかった。それなのに、横にいるひとが『それは人権侵害だ』と言うのはおかしい。本人じゃないんだから。おかしいだろう?」と続けた。

部長は「正確には答えられないが、言われた人が言えないこともある。人権は、みんなで守らなければならないから、他人がそれはおかしいと言うことは、ありうると思う」と答えた。

つまり「本人が怒らないなら、いいではないか。周りの者がとやかく言うのは、おかしい」と言うU議員に

部長は「本人が言い返せない場合があるから、それは人権侵害だよ、やめなさいということはありうる」と答えたのだ。

それにカチンときたU議員は、3月議会で議員二人が女性部長に失礼なことを言って謝罪した件をもちだし「心と心が通じ、信頼関係があれば、人権侵害にはならない。あのとき、言われた女性はほんとに傷ついたのか?議員を人権侵害だと注意したのは、部長だろう。どうなのか聞きようと。おう!」とつめた。

まるでヤクザのようだ。

部長は「(二人の議員の発言が)人権侵害と断定はできないが、好ましくない表現だったと考える」と答えた。

するとU議員は「言われた本人が怒るならわかるが(あのとき言われた女性は黙っていた。だから)そうじゃなかった。おかしいとつくづく思った。なぜ、部長は議員に頭をさげさせたのか?議員が頭を下げるのは、末代まで残る」と非難した。

さらにU議員は「心と心が通じとかんと、至らんこと(よけいなこと)は言えない。何か言うと、すぐ人権侵害と言われる。黙っておこうと思うが、それでは世の中面白くない。部長はどう思うか?」 ・・・つづく・・・


※ 人権感覚の欠如した有力議員が、教育や人権について市を追及する。

それは、答弁する職員だけでなく、市民にとっても恐怖に値する。

「入学式の件」のように、この議員に追及されて、動く行政。

それが学校、市民に与える悪影響は計り知れない。

この人にとって、世の中はさぞ面白いものだろう。

「バカ」でも「おまえ」でも、「なめているのか」でも、市役所のなかで注意するのは、日本共産党の議員以外、いないのだから。



私への辞職勧告決議を可決した19日の本会議。

その前後のこの人たちの主張を聞いていると、だれのために議員になったのかと思う。市長や自分の人権を守るのには、何日も議会を使って、これほどまでに熱心な人たちが、市民の特に貧困世帯の人権には、ほとんど関心がない。

私が、赤ちゃんや高齢者、病人がいるのに水道を止めるのは人権にかかわる。

給水停止のとき、家庭の状況を把握しているのか?とか、半年も水道を止められた土木作業員のかたが、助けてほしいと市長に2回も電話をしたが、つないでくれなかった。市長の権限で救うことができるのに、なぜ助けようとしないのか?とか、お父さんが脳卒中などで倒れて入院し、税金を滞納した世帯に、支払い猶予の制度があるのを知らせているのか?とか、税金の収納率アップを優先して、差し押さえが増えているのではないか?とか、こういう質問をしていると、いつも大声でヤジを飛ばし、市長を守る人たちがいる。

こいうヤジは、日本共産党や私に向けられたものというより、市民の切実な願いや要望への攻撃だ。

この不景気と政治の無策で、若い人はまともな仕事がなく、病気をしても病院代がないという人。

生活相談をしていると、胸が苦しくなる実態がある。

多くの市民は、生活に毎日苦労しているのに、議会ではほとんど発言せず、飲み会では大騒ぎをする。

議員の視察も修学旅行のようなにぎわいと楽しさだ。

私は、圧倒的な自民系議員が議会の役職を独占し、オール与党で、松本市長を追及する議員のいない癒着馴れ合いの議会が、市民の、とくに貧困世帯の人権を踏みにじる役割を果たしていると痛感している。


※私が建設産業委員会の視察に行かなかった理由のひとつは、 上記の通りである。



きょう、糸島市議会で、わたくし伊藤千代子に対する辞職勧告決議が可決した。

自民系、公明、民主、社民のオール与党で。

副議長の吉村勝議員が「ルールを無視し、市議会の品位を汚し、議会運営に大きな支障をきたし…」と私を非難するおなじみの文書を読み上げたが、簡単に言えば、インターネットのブログに載せた飲食の写真が、許せないのである。


近所の人やサークルの友達に「今度は議員をやめろと『決議』されました」というと、 「伊藤さんがよほど怖いのね。 議会でいちばん発言している議員をやめさせるなんて、市民が怒るわよ」

「政治腐敗や癒着・馴れ合いを正そうとする議員は、邪魔なのよ」

「そうそう。何でもハイハイいう議員ばかりだと、市は楽だろうね」

「負けないでよ」

……そういえば、思い出した。

10年くらい前までは、

「前原の風はウソ・でたらめ」「書き直せ」と、どれだけ議会で攻撃されたことか。

もちろん、そのときも日本共産党議員団は、不当な圧力に屈したことはなかった。

今回も、負けませんよ。


もちろん、辞職などしませんから。



きのう18日のこと。

私を懲罰に訴えた浦議員らと、その審査をしていた懲罰委員会委員長の谷口議員らが、 14日、いっしょに待ち合わせて飲んでいた写真をこのブログにアップした。

それを見た議員たちは、かんかんに怒って「伊藤は俺らの後をつけてきて、勝手に写真を撮った。女のストーカーだ」 「市長とH建設の社長も、飲食店までつけられたことがある」 「これでは安心して酒も飲めない」 「糸島の恥だ」 「市長や議員の人権はどうなるのか?」 「人権侵害で、告訴しよう。法に罰してもらおう」 「百条委員会にかけたらどうか…」

そこで、18日、夕がた4時から議員全員協議会を開き、話し合うことになった、という。

それを聞いて申し訳ないが笑ってしまった。

この人たちは、一般市民や女性、職員の人権侵害には実に冷淡!だが、 自分や権力者の保身には実に熱心だということが、よくわかる。

前原市のとき、松本市長と一緒にスナックに飲みに行った総務部長が、顔見知りの女性のおなかを触るなどのわいせつ行為をしたとき、女性側が被害を訴えたにもかかわらず、市長は「何もなかった」と女性の話を一度も聴かず、調査もせず、隠ぺいした。

それを私が議会で取り上げて「人権侵害ではないか」と指摘しても、だれひとり「女性の訴えを無視するとはなにごとか!」と怒らなかった。

オール与党の議会が味方だから、市長は「怖いものなし」である。

それどころか「こんな問題を取り上げたら、職員が飲みに行かなくなり、地場産業がすたれる」などと、U議員は私を非難した。


また、3年前に「上司のいじめ、議員の暴言に耐えられない」と自ら命を絶った担当課長の遺族が「亡くなる前の晩も、つらい目にあって帰ってきた。調査してほしい」と訴えたが「公務災害ではない」と言って、遺族の話をまったく聞かず、調査もせず、これも隠ぺいした。(今年の3月に公務災害に認定される)


糸島市は、都合の悪いことは、被害者が訴えてきても取り上げない。

恐るべき市役所だ。こんな非人道的なことが平気で出来るのは、市長に何でも賛成の圧倒的多数の無所属議員(自民系)が、すべての役職、議長、副議長、委員長職を独占しているからである。

それに「寄らば大樹の陰」で、日本共産党以外が、松本市長のオール与党になっているからだ。

守るべきは、市民の人権であって、権力者の人権ではない。

市長や議員は、公務員倫理を守る責任があり、市民に見られて困るようなことは、 自粛して当然なのである。

浦議員と谷口議員が懲罰の審査中にいっしょに飲んだということは、私への3日間の出席停止の処分が、公平な審査のもとに行われたとは、到底思えない。

これが癒着・馴れ合いでなくて、なんであろう。




昨日の懲罰議会の様子を、市役所やネットで傍聴した市民から次々声が寄せられたので、紹介します

「ネットで傍聴しました。 たった一言つぶやいただけで、伊藤さんを出席停止にするなんて。 いったい、議会は何をやってるの?
 私たちが、市県民税や国保税、固定資産税と税金の支払いにこんなに苦しんでいるのに。
 
利権と自分たちのことしか考えない議員ばかりで、本当にがっかり。 
チヨコさんたち日本共産党の議員がいなかったら、市に物言わぬ議員ばかり。 
市の本当の姿は、わからない。 
中央ルートのような「無駄遣い」を追及する議員がいなくなったら、困る。
 
でも、あんな人たちをおおぜい相手にしていたら身が持たないから、 無理はしないでください。…」

「議場で、伊藤さんが退場させられるとき、涙が出ました。 
かわいそうで。 市民のためにがんばっているのに追い出すなんて。 
家に帰って夫に話しました。 ひどい議会とふたりで怒っています。」

「ブログの写真をみて、すべてが馴れ合い議員たちの『やらせ』と思いました。 
見え見えです。 この品性のない議会。子どもになんていえばいいのでしょう。 
よほど伊藤議員に質問させたくなかったのですよ。都合が悪いから…」

「伊藤さんは、一点のくもりなし。 詭弁を弄する議員たちに、『市民はちゃんと見ているぞ』って示しました。
 自信を持って、歯を食いしばって、がんばってください。 
たくさんの市民が後ろについています。」

「自民系と共産党のたたかいと言うより、 古い利権集団と良識ある議員とのたたかいです。
 わたしたち、市民ができることを考えます。…」
         
× × × ×

私が落ち込んでいるのではないかと、家にお弁当を届けてくれた方もいた。
みなさん、自分のことのように受け止めて、励ましてくださる。
ほんとうにありがとうございます。   
   

今日の議会で、懲罰特別委員会委員長の谷口議員が、私への懲罰結果を報告し、私は、出席停止3日間の処分を受けた。数の多数による「合法的な言論封殺」だ。

ひわだ議員が、「三嶋議員に馬鹿にされるような質疑をされ、苦痛だった。

『いじめやないの』と言った伊藤議員の気落ちがよくわかる。懲罰には反対」 古川議員が、「伊藤議員のひとことのつぶやきに、なぜ3日間も出席停止にするのか?

市民は、納得しないだろう。 これこそ議会で積極的に発言している伊藤議員に対するいじめだ」と反対討論をし、懲罰自体がおかしいことを主張してくれた。

反対~古川、ひわだ(日本共産党)江頭(社民) 徳安(民主) 吉丸、三嶋(栄) の6人賛成~自民系議員13人 公明2人の15人以下はわたしの弁明文。


弁明文 

6月3日の本会議で、請願の紹介をしていたひわだ議員に対し、三嶋俊蔵議員の質疑がはじまったとき、私が「いじめやないの」とつぶやいたのには、理由があります。 

三嶋議員は去年の6月議会でも、自分が事前に調べていたことをこと細かに聞き、ひわだ議員がそれにこたえられないと、そんなことも知らないのかとか、勉強が足りないとか、私の話を聞いているのかとか、実に人を侮辱するような言い方をし、長々自分の意見を言って、住民の請願が間違っている、必要ないかのような意見を述べたてました。 私はこれを聞いて、ほんとにひどいと思いました。

ひわだ議員も、「私を馬鹿にして、夜も眠れなかった。これは質疑を利用したいじめだ。これでは請願の紹介議員になりたくない」と言いました。 

紹介議員がいなかったら住民は請願が出せなくなります。 

だから、今回も三嶋議員が同じような質疑を始めたので、「いじめじゃないの」とつぶやいたのです。 

紹介議員の名誉を傷つけ、いじめるような質疑はさせられないし、国民の請願権を奪うような横暴は許すわけにはいかないからです。 

この報告は、「いじめやないの」の一言で三嶋議員が「発言権を奪われた」かのように私を非難しています。 

私は、15年間、「共産党は出ていけ!つまみ出せ!お前は黙っとれ!」などの怒鳴り声、大勢の不規則発言を浴びながら、「静かにしてください」と何度も注意しながら、議会活動を行ってきました。 

数の多数で怒鳴り散らす人たちの横暴に疲労困憊し、精神が消耗し、心療内科に通ったこともあります。 人を平気で怒鳴る人たちが私を懲罰動議にかけ、3日間も出席停止の罰を下す。これは、あまりに不当です。 

波多江駅南のバリアフリー化や原発の再稼働問題も、ぜひ今日の一般質問で取り上げてほしいと市民の方たちから言われていたのに、それができなくなります。 そして「上司のいじめ、議員の暴言に耐えられない」と言って自殺した職員を、だれが追い詰めたのか、その質問もできなくなります。 

公職選挙法、政治倫理条例に違反した議員の問題も取り上げられません。 私を3日間の出席停止にし、一般質問をさせないのは、多くの市民の願いを議会で取り上げる機会をつぶし、クリーンな市政を願う市民の期待を裏切ることになります。 よって、わたくしはこの懲罰は全く不当であると申し上げて、弁明といたします。


※ 自民系の議長は、「過去のことは関係ない」と言って、私の弁明を途中で打ち切りました。他の議員が私を非難するときは、関係ない事でも「いくらでも」しゃべらせるのに、私が弁明する時は、都合の悪いことはやめさせようとするのが露骨でした。 (議長は、これまで与党議員からさまざまな暴言があっても、注意したことはない)



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